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日経ニュース拾い読み

朝夕、日経を拾い読み、週末は「今週の株式総括」で市場をふり返り、次週の予測を展開する

今週の株式総括1120

2009-11-21 08:19:22 | 今週の株式総括
今週の株式総括1120

7-9月のGDPが年率4.8%と連続2四半期の高い伸びを示した。

エコカーやエコポイントが成長率を押し上げた。成長持続のために今年度限りの政策だったが延長する方向だ。NY株が先週に続いて、今週も寄りから堅調に始まり高値を更新した。米の低金利はまだ続くと市場に資金流入が続いている。

三菱UFJの1兆円の資本増強で他社もいずれ・・・と、銀行株の下落が続き、郵船、日立など大型公募増資の発表が市場に重くのしかかり東京市場全体も伸び悩む

GDP年率4.8%の伸びと言えども、円高で景気先行き不透明と政府はデフレ宣言をした。「一時補正のカット2.9兆円を経済対策に」といえど、経済の回復は期待できず、2番底を伺う動きがある。戦略相は認識すれど、具体策はなにも出ず、司令塔が誰なのか分からないような政権の現実で、ムダを洗い出す事業仕分けで「埋蔵金」探しをやっているだけ。天下りや独立法人や公益法人の補助金など自民と官僚のなれ合いを、白日の下にさらされるだけでは、国民の怒りは治まらない。

事業仕分けで答弁する官僚の顔や態度には、「これをダメというなら、もう仕事も出来ないやってやらない」と投げやりの態度が・・・。大臣を使って今度は抗議をするなど、閣僚が丸め込まれている省もある。

国会質問に自転車で転んで負傷の総裁のかわりか、小泉進次郎氏が登場した。28歳の新人議員を使うほどもう人材不足の感が・・・・。

証券会社のそのものの売り物がわんさ、商売が儲からない。勿論もうからないものをなにも買う必要がない、買えば損の上塗りになる。買う人がいないのだから売れるわけがない。廃業も出来ずズルズルと・・・・。

株価は毎日じりじり下がる。真綿で首を絞めるがごとく、最後まで頑張っていた人も、投げ場を失った人も辛抱堪らず最期に投げる。エィオオット波動で最終第3波の下げだ。企業業績が良かろう悪かろう、価格が高かろう安過ぎよう、もう関係ない、当たり構わずぶん投げる、そんな時がもうそこまで近づいている・・・。

エィオット波動は下げも第3波動で完成する。そんな銘柄は、いずこに?最大の投資効果の高い株がそこにある。

「最大益ボード指数」をみると、NY(1月18日)は「売りシグナル」が点灯した。

丁度NY株価は、下げ幅の半値戻し、「半値戻しは全値戻しに通ず」というが、「戻って一息でやれやれの水準」で、当然一押しあっていいところ、米国株の動向一つで大きく左右されていた日本株だけに、NYが新値を更新しても、東京市場は値下がりで逆反応、「最大益ボード」でNYが「売りシグナル点灯」で、逆反応なら、いよいよ値上がりとも期待できるが、相場は簡単ではない。下がるときだけは順反応・・・・、米国株の動向次第では、なお日本株が下ブレの加速の懸念が増すことになるかも。

デフレの国には資金は集まらない。アイスランド、スロバキア、モロッコ、カタール、ナイジェリア、クエート、アフリカ・・・などデフレ諸国、お世辞にも経済国とは言えない国ばかり。それに日本が入るのです。もう経済大国などとは決して言えない。やはり外人の目線から、日本は投資対象国からはずれているのかも。

「銀行の中間決算は、純利益19%増、不良債権処理も峠を越えた」と言うが、UFJなど大量公募増資で資金を調達したが、いずれ近いうちにこれも使い果たす。まだリストラなど経営計画が甘いと見る海外投資家は多い。国内投資家もまだ日本株は戻ると期待している投資家が5割はいる。戻りを「売りたい人」が大半で、「買いたい人」は殆どいない。もっと悲観人気が先行して売りが進まないと大底とはいえない。ほんとの底はまだまだ先、年末か、それとも来年に入ってからなのか・・・。
景気を良くならないと、万事がうまくいかない。「補正のカット分で経済対策を」なんてケチなことを言わないで、ここは、「10兆円でも」と、1人気勢を上げる亀井金融相に、かなわぬ期待何てことも・・・。
 

11/17 am9:36配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第90弾
海運業績を左右するBALTIC指数が上昇している。4月の戻り高値4300ポイントぬけの3段上げに突入寸前だ。最高値が昨年5月11793、まだ戻り4割にも満たないが、戻り波動だ。バルチック指数は、海運株の動きに先行する指数だ。URL末尾にチャート掲載
chart

だが現実の海運株は、年初来安値を更新中だ。
新興国や東南アジア諸国の経済回復は顕著、欧州諸国の経済回復の兆しも見られ、その経済の動きが一番に現れるのが、BALTIC指数なのだ。
海運銘柄は、「最大益ボード」では、まだ「買いシグナル」とはならないが、「9101郵船」「9104商船三井」「9107川崎汽船」、まずはこの安値更新中に打診買い。ボードでまだ「売りシグナル」だが転換は近い。悪材料の中に一縷の光、投げ急ぐ向きに買い向かう「逆張り投資」に妙味。
最近の新聞記事3件あり、悪材料出尽くし経営資源効率化で成長へかじ取りが伺える。

日本郵船は1500億円公募増資、40年ぶりに成長事業へ資金
日本郵船、陸上貨物統合し郵船航空サービスに集約、経営資源を効率化する
日本郵船、今期最終赤字270億円で下方修正、商船三井・川崎汽船も


今週の株式総括1113

2009-11-14 15:54:30 | 今週の株式総括
今週の株式総括1113

NKとNYが絶対株価が逆転した。その差が開いて閉じるまでの日にちは、過去1年間を見ると半月から1ヵ月以内には達成されている。今回は10月末日に交錯した。なれば11月末までには逆転する。NYが下がって、日本が接近するか、NYが上がりすぎで日本株が正常で、その景気実勢を表しているのか。

東京市場の出遅れが言われてはいるが、日経ダウに採用銘柄のPERは33倍台、かたやNYは15倍台、PERだけでは株価は言い表せないが、決算や計算の仕方が違うとはいえあまりにも格差が開きすぎている。逆転どころかこのままでは差が開く一方となるのか。

外人は成長性のない国の株式には見向きもしない。中国のナスダック市場は始まったばかりだが、過熱気味といわれながら今週も急騰した。成長性のある市場でないと、資金は流れない。この現実ははっきりとそれを証明する。

 いま政治は、事業仕分けの真っ最中、3兆円のムダを洗いだそうとやっている。経済、景気に全く頭が回らない。先に進むためにはまづこれをやらずして、次は行えない。野党自民党は官僚管理詐欺容疑で追求されているがごとく完全無力化、自民党の出来ることと言えば、「恵まれた家庭に育ったものだから・・・」と、資産管理の弁明をする首相を責めるくらいがせいぜい。

 兜町からは嘆き節が聞こえてくる。稼ぐ歩合外務員でも売買手数料月50万円せいぜい、4割が手取りで諸経費を払うと手取りは5万円、それでもいいほうで、むしろ持ち出しになる人が殆どとは・・・。290円の弁当は飛ぶように売れ、500円弁当は売れない。兜町で唯一繁盛する店は立ち飲み屋だけ、家にも帰りたくても帰れないで愚痴を言う、そんな証券マンがあふれている。

企業はリストラや固定費削減でようやく収益を回復、しかし円高は依然として続き、頼みの輸出はさっぱり、先行き不安がいっぱい。

米主要企業500社の7-9月純益は10月始めより10ポイント改善した。米主要小売り売上高は2.1%増で安売り店がけん引、輸出促進や住宅減税、失業保険の給付の拡充などFRBは政府と足並みをそろえ、ゼロ金利継続し、雇用増のため追加経済対策を検討、下支え策は手厚い。週中にはNY株は年初来高値を更新した。

欧州の銀行は、投資銀行部門が堅調で景気回復が鮮明、ユーロ圏の来年成長を0.7%とし上方修正をした。
世銀は中国の成長率を8.4%に上方修正、中国版ナスダックは過熱気味に上昇し、インド、インドネシアなど新興国へのファンドや企業の進出でにぎわう。

企業はリストラや固定費削減でようやく収益を回復、しかし円高は依然として続き、頼みの輸出はさっぱり、先行き不安で・・・。

かたや日本の9月の機械受注3.8%増で倒産件数も11.7%減となった。わるくない!企業業績も底入れ鮮明で、9月動向指数は基調判断を上方修正となり、車・電機16社はコスト減で6000億円の利益を上積みする。

だが現実の実体を示す日米の株価は、冒頭に述べたごとく大きく明暗が分かれた。

 政府の経済に対する認識の度合いが、政権交代で生じてしまった。でも天下りや官僚政治など、自民50年の政治のあか、800兆円を超える国の借金を残した最大の原因である。

「官僚と政治の腐れ縁」を、ここで断ち切らなければ、日本の再生はあり得ない。多少の株価の出遅れも、ここはじっと我慢して、つぎの飛躍に備える時なのかもしれない。民主政権の公約実現後の明るい社会を望んで、国民は政権交代に託したことを忘れてはならない。

でも、「恵まれた家庭に育ったものだから・・・」と言っている人をみると、それも心細い限りだが・・・。

 それでも「最大益ボード指数」は、絶好の形で「買い転換」となった。NYも買い転換となって久しく、むしろ過熱気味の状態を示すだけに、いよいよNKの出番になったかもしれない。

ふくろう通信 会員向け分析情報 にはこう書いた
「ふくろう情報」
10/30 am8:27配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第88弾
一番心配していた7-9月米国GDPが3.5%成長、5四半期ぶり上昇となった。NYダウ平均は、基準線まで下落で直近2度まで下落があったが、その後急激に持ち直している。29日NY市場もその動きの再現である。雲の上限が上昇基調で下値を押し上げる構え。先行き不安を持ちながらも、着実に景気回復を確認しながらの上昇基調は変わらず。

第87,86、85弾の速報銘柄は、絶好の買い場を提供してくれている。
「速報銘柄の押し目買い方針に撤せよ」
NY市場急騰の翌日の東京市場の「寄り付きの買い」は、極力避けてください。その日の高値つかみになるケースが多い。
「4063信越化学」4-9月純利益65%減で悪材料出尽くし、太陽電池向けシリコン豪で生産能力倍増で160億円投資など景気回復に向け体制、N字下げ価格滞留期間の一番の5000円近辺は底に近い。
景気回復は、「5411JFEHD」は鉄鋼で、銀行に「8308りそな」も、反騰の兆しが見えた。



今週の株式総括1106

2009-11-06 19:17:03 | 今週の株式総括
今週の株式総括1106

 11月は2日が最初の営業日で「2日新甫は荒れる」のジンクスがある。証券界に長く言い伝えられてきた伝承言葉である。
NY株週末の急落で、東京市場も寄り付きから大幅安、11月早々と市場は、その兆しが現れた。
アノーマリー効果の統計を見ると12月が一番儲かり、11月から12月の投資効果は1年を通じて非常に高い。
http://members3.jcom.home.ne.jp/seifujii/sbox/anoma.htm/
米国の9月個人消費指数5ヵ月ぶりに減と、米CITが破産法申請で再び金融危機がせまると、市場は悲観人気一色で始まった。「急騰した日は静かに売り、暴落した日に静かに買う」これが投資の基本で一番に効果が高い。

わかっていてもそれが出来ない。儲ける人はそれが実行出来る「度胸と才能」を備えているから・・・。
上がった下がったで、ただ方向に引っ張られて動く人は、目先で儲けても収益は少なく、大儲けは出来ない。

 株式に妙味がないと、金や石油など商品に資金が向く。市場には話題がなく、34の悪女とか35の女にも話題がいく。71歳の女が41歳の男を結婚詐欺したという。どうやって騙されるんだろう。世の中不思議なことばかり。

NYにNK平均は絶対値で追い抜かれた。金融不安の発祥地に日本の株式市場は追い抜かれてしまった。いまとんでもない錯覚が市場を覆いつつある。市場にあきらめや絶望感が漂う。

 しかし相場は、そんな絶望のどん底から何度も再生したことを株式市場の歴史は物語る。

活力と気力再生の勢いを得んがため、「佐藤勝彦の世界展」を、是非ご覧になることを!!
彼の画才は既に各方面から注目され、インターネットの世界でも紹介されている。彼の名前を入れれば、検索サイトで数多の業績を知ることが出来る。その全容を公開する「佐藤勝彦の世界展」が、西武渋谷美術画廊で11月10日から15日まで開催される。

 彼の豪放大胆に力強く、多彩で優雅な中にも純朴な温かさをそなえた画風に、活力をいただくために、是非画廊に足を運ぶことをお薦めする。彼の作品には、そんな不思議な魔力があふれている!!

10/30 am8:27配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第88弾
一番心配していた7-9月米国GDPが3.5%成長、5四半期ぶり上昇となった。NYダウ平均は、基準線まで下落で直近2度まで下落があったが、その後急激に持ち直している。29日NY市場もその動きの再現である。雲の上限が上昇基調で下値を押し上げる構え。先行き不安を持ちながらも、着実に景気回復を確認しながらの上昇基調は変わらず。

第87,86、85弾の速報銘柄は、絶好の買い場を提供してくれている。

「速報銘柄の押し目買い方針に撤せよ」
NY市場急騰の翌日の東京市場の「寄り付きの買い」は、極力避けてください。その日の高値つかみになるケースが多い。

「4063信越化学」4-9月純利益65%減で悪材料出尽くし、太陽電池向けシリコン豪で生産能力倍増で160億円投資など景気回復に向け体制、N字下げ価格滞留期間の一番の5000円近辺は底に近い。

景気回復は、「5411JFEHD」は鉄鋼で、銀行に「8308りそな」も、反騰の兆しが見えた。


今週の株式総括1030

2009-10-31 12:34:27 | 今週の株式総括
今週の株式総括1030
国会論戦が始まった。
与党の民主党は、質問者なく、ただ答弁に拍手のみ、選挙に大勝したゆとりで鷹揚、質問する野党自民党は、やった自分の不始末にドロの上塗り、追求するにも迫力は全くない。逆に与党にエールを送ることにも・・・・。
兜町界隈は、「何かいい情報は?」と聞けば、34歳の悪女が話題とは・・・、「出版・テレビ」も、ただいま不況の真っ直中で、「もし芸能薬物汚染がなければ、なにがニュースに」と、法子さまさま。

いつも思うことだが、4半期決算となって、「この前決算やったと思ったらまた決算か」と、落ち着いて投資なんて出来ない。なんとかならないもんですかね
企業は、決算関係の経費が倍になる、長期的な政策や企業のビジョンに従った政策をとりにくい。経営者としては早期に成果を問われる。目先に走り腰の据わった政策がやりにくい。株価を意識する余り、インサイダーなど不正を助長する機会を余計提供するようなもの。

先週末からダラダラと下げていた株価も木曜日、米GDP3.5%成長でNY株式が急騰、つれて日本株も週末上昇する。しかし週末金曜日のNY株式は、前日の上昇幅を超えた利益確定の大幅下落となった。先の安値を下回った下げのシグナルの典型的N字型の下げで先安を示唆する。下値の抵抗ラインは一目均衡表の雲の上限を試すことになる。
米GDP3.5%成長、5四半期ぶり上昇、米住宅価格4ヵ月上昇となったが、先行き景気の不透明感の方が株価の足を押さえた。
9月失業率5.3%と0.2ポイント改善し、有効求人倍率は2年4ヵ月ぶり上昇した。鉱工業生産は7-9月7.2%上昇、政策効果で押し上げ回復基調は続く。企業の設備投資に下げ止まりの兆し、資本材出荷指数7-9月は上昇した。発表される日本の指標も比較的好調で有ったが、やはり先行き不透明感が相場のアタマを押さえているようだ。
 市場にヘッジファンドの横暴が目立つ。ある株を大量に空売りする代わりに別の株を買い付けする。ある日突然に空売り株を買い戻し、買い付けしていた株を売却する。組み合わせの決まりはない。好材料のでた好業績株を買い付けして、業績不安や先行き見通しの悪い株を売る。
市場参加者も納得してその動きに同調して行動する。証券界では「提灯を付ける」という。大量の資金を持つヘッジファンドがまず先鞭を付けて、提灯が点いて思惑通りに株価が動いたとき、今度は理屈もなしに一斉に反対売買に奔るのである。
買った株は高値、売った株は安値になる。提灯を付けているのは個人投資家が中心で、高値安値時は、大量売買のチャンス。一斉にヘッジファンドは反対売買する。ババをつかむのは、誰か!!
こんな横暴の市場取り締まる法はなにもない。やりたい放題の東京市場、当分黙って見過ごすしか手がないのか。
あまりにも市場参加者が少ない。資金が東京市場から離れていってしまったからだ。税制や市場環境など証券市場も霞ヶ関改革と同じく待ったなしの時となっているのだが、誰も動かない、動けない、どうにもならない。

10/30 am8:27配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第88弾
一番心配していた7-9月米国GDPが3.5%成長、5四半期ぶり上昇となった。NYダウ平均は、基準線まで下落で直近2度まで下落があったが、その後急激に持ち直している。29日NY市場もその動きの再現である。雲の上限が上昇基調で下値を押し上げる構え。先行き不安を持ちながらも、着実に景気回復を確認しながらの上昇基調は変わらず。
第87,86、85弾の速報銘柄は、絶好の買い場を提供してくれている。
「速報銘柄の押し目買い方針に撤せよ」
NY市場急騰の翌日の東京市場の「寄り付きの買い」は、極力避けてください。その日の高値つかみになるケースが多い。
「4063信越化学」4-9月純利益65%減で悪材料出尽くし、太陽電池向けシリコン豪で生産能力倍増で160億円投資など景気回復に向け体制、N字下げ価格滞留期間の一番の5000円近辺は底に近い。
景気回復は、「5411JFEHD」は鉄鋼で、銀行に「8308りそな」も、反騰の兆しが見えた。

10/20 am10:46配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第87弾
NYは年初来高値更新、東京市場は少々戻ったとはいえ、まだ一目均衡表の雲の中。東京市場は円高で、エコノミストや市場関係者一様に先行き景気回復に疑問を持つ。しかしインド79.6%、ブラジル76.3%を先頭に株価は年初来高値更新、世界の株式時価総額3月安値から、1.5倍となって着実に回復、金融危機以前の水準に戻った。日本は15.6%と出遅れ鮮明。
WTI,CRB指数など戻り高値に躍り出た。先行き景気回復を期待する値上がりだ。景気先導役は中国、インド、ブラジルなど新興国、米経済依存体質からの脱却相場が始まる。その上昇先導株は商社が一番!!!
戻り新値に躍り出た「8058三菱商事」、出遅れの「8001伊藤忠」、低位ならば、「2768双日」が面白い。


今週の株式総括1023

2009-10-24 10:57:52 | 今週の株式総括
今週の株式総括0123

 市場から‘ぼやき‘ばかり聞こえてくる。

どうやっても儲からない。何かいいものはないか。手垢の付いたものでいいものはないか。ならばと新しい銘柄をと、売買の少ないジャスダックやマザースに向かう。トコトン売られただけに、売買高は少ない。ちょっとの買いで大幅高! みんなそんな銘柄ばかりを狙うから、乱高下が激しい株価は一方的に動く。経済・景気・業績などもう関係ない。上がるから買う、買うから上がる。

しかし、上がっているときはいいが、一旦騰がりが鈍くなると、今度は真空地帯を下げに拍車がかかる。我先にと売る、早い者勝ちの急落相場へ。

寝た子を起こすというか、今まで深く眠っていた株まで、市場に引っ張り出し出来高が急増して、下落に拍車をかける。スタート時点よりもなお値下がりするなど・・・。結局は最後に高値をつかんだ人が投げて相場が終わることになる。

今の株式市場には、株価の成長だとか、資本調達だとか市場の育成など、本来の投資目的など、そんな理念はなんにもない。ただサヤ稼ぎだけの市場で、終わった市場は、焼け野原の戦場と化し、勝利者はなく無惨なけが人だけが最後に残る。

今の証券会社の体質自体、むかしの証券会社と何ら変わらない。売買の増加だけを促し、売買手数料収益を稼ぐだけの業務から何ら脱していない。目先の手数料がなければやっていけない体質にしたのも自身の責任だが、何年経ってもこの枠から抜けきらない。競馬や競艇、宝くじなど胴元は必ず儲かるものだが、証券会社は官製の市場に縛られて繰られる操り人形となりきってしまった・・・・。

一方では、コンピュータを利用して瞬間売買で巨額の利益を狙うシステムが登場した。サヤ稼ぎ専門の機械だ。そんな売買が市場を横行するのだから、一般個人がそんな世界で勝てるわけがない。

今株が上がらないのは、「政治のセイ」だともいう。経済に無頓着な政治で、株が上がるわけない。外人投資家は、政治で投資先を選定する。今まで自民政治で溜まり溜まってた悪弊を、いま民主は、大変革に取り組んでいる。エコノミストは経済に弱い政治家ばかりだからダメという。でもいまやらずして、ほんとの改革など出来ない。まだその一歩を踏み出しているところ。そのさきに財政再建が成り、構造改革が進み、経済に景気にと明るい兆しが見えてくる。今一番の辛抱のしどころなのかもしれない。

 プチ新興国に投資が先行している。企業は成長市場を探す。

経済力ではBRICsに及ばないが、多くの若年人口と豊富な資源を抱えている。将来性のある消費市場として企業は低価格品の投入。BRICs近辺のMINTプラスB、(メキシコ、インドネシア、ナイジェリア、トルコ)とバルカン諸国の需要拡大を見込む。

ナイジェリアはサハラ砂漠以南で、国民の平均年齢わずか18.5歳(GDP1654億ドル、人口1億5187万人)、日本44.4歳(GDP5兆486億ドル、1億2758万人)、米国の36.5歳(GDP14兆2662億ドル、人口3億718万に)を大幅に下回る。このMINTプラスBの平均年齢は、人口と豊富な資源で、GDP上昇の可能性を秘めている。

新興国に売り上げの高い企業を「最大益ボード」で、分析した。

http://members3.jcom.home.ne.jp/seifujii/saiko/asia.htm

10/20 am10:46配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第87弾
NYは年初来高値更新、東京市場は少々戻ったとはいえ、まだ一目均衡表の雲の中。東京市場は円高で、エコノミストや市場関係者一様に先行き景気回復に疑問を持つ。しかしインド79.6%、ブラジル76.3%を先頭に株価は年初来高値更新、世界の株式時価総額3月安値から、1.5倍となって着実に回復、金融危機以前の水準に戻った。日本は15.6%と出遅れ鮮明。

WTI,CRB指数など戻り高値に躍り出た。先行き景気回復を期待する値上がりだ。景気先導役は中国、インド、ブラジルなど新興国、米経済依存体質からの脱却相場が始まる。その上昇先導株は商社が一番!!!

戻り新値に躍り出た「8058三菱商事」、出遅れの「8001伊藤忠」、低位ならば、「2768双日」が面白い。



10/16 pm13:18配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第86弾

NYは年初来高値更新というのに、日航問題で揺れる銀行株は安い。エリオット波動で、下げ5波動を形成している過程だが、みんなが投げているところが買い場になる。ここからは買い下がり「火中の栗を拾う」とはこんなとき。

三菱UFJは、米国の金融不安の真っ盛りに、モルガンに9000億円の出資をした。そのモルガン株いまは3割以上の値上がり、評価益は如何ばかりか!国際会計審は、持ち合い株配当、純利益にすると日本の要望に配慮。

返済猶予制度では、貸し倒れや焦げ付きには信用保証協会を活用し、政府保証する。

こんな材料など、みんな忘れて売り急ぎに買い向かう。それが出来る人こそ、今がチャンスです。

8306三菱UFJ、8411みずほ


今週の株式総括1016

2009-10-17 11:38:51 | 今週の株式総括
今週の株式総括0116

 日銀が景気判断を上方修正、街角景気も2ヵ月ぶりに改善した。ヘッジファンドの資産が4ヵ月ぶりに9兆円増加し、投信市場も復調の兆しで運用成績が改善し個人資金が回帰を始める。マンション市況は、9月の販売戸数が25ヵ月ぶりに増加に転じた。機械受注は8月前月比0.5%増、工作機械は9月前年比61,9%減だが金額は今年最高を記録した。倒産件数も上半期1.4%マイナスと4年ぶりに減った。

米主要小売り1年2ヵ月ぶり0.1%増加に転じた。米航空業界も乗客復調の兆し、JPモルガンは7-9月3.2倍の純利益3200億円、インテルは7-9月8%減益だが、売り上げ改善でIT景気に回復が期待される。

中国は新車販売台数が乗用車83%増で101万台となり、景況感も2期連続改善、インドも新車販売が大幅に増加している。ベトナムには住宅市場の成長性を見込んで企業が続々参入している。

 エコノミストは、短期経済成長は政権交代で47%が鈍化すると、予測している。はたしてそうだろうか。

実体の経済を見れば、あまりにも今までの経済が悪かっただけに、悲観人気にとらわれすぎているのではなかろうか。経済の回復は、小さな出来事が倍数的に重なって、相乗的に回復につながることを忘れている。いま経済回復の足音が各所に始まっている。これからそれをしっかりと見届けていかなければならない。

 為替は、円高の局面を脱したか?

藤井財務相の「為替の動きを静かに見守る」の発言を受けて、投機筋の「ドル売り円買い」を誘ったが、87円を下に切ることはなかった。先の政権のように余り口出しをしないのが返って良かったのか、自然に反転したことは意義がある。WTI、金など商品が一斉に上昇に転じた。経済回復の足音が近づいていることが分かる。

だが東京市場の株価はどうだ。NYダウに日経平均は、単位こそ違え絶対値で、いよいよ追い抜かれる可能性がでてきた。まだ経済手腕はなんら発揮していない鳩山政権の経済に無頓着を評価したのだろうか。

株価は、政権発足後下落して低迷したまま、今はマニフェストの実現に奔走しているところ。天下りや無駄を省いてこそ、本当の未来が開ける。そのまだスタートは切ったばかり、これから経済回復への取り組みが具体化して、その効果・実績を評価する段階へと変わっていく。

政権が変わってすぐに経済まで期待するのは酷、少しは辛抱しなければならない。今までの自民政権では、なしえなかったことを今どんどんやっている。政治ががらりと変わった。霞ヶ関が変わり始めた。必ず先には新しい展開が開ける。その評価はそれからだ。

 「最大益ボード指数」で、NKもNYに続いて買いシグナルが、点灯した。NYには、大分遅れてのシグナル転換となったが、9月17日に10443円で「売りシグナル」になって以来、営業日17日ぶりで、しっかり日柄整理が出来、IDXの水準も、先の7月の安値水準と、ほぼ同じくらいまで下げての出直りだけに、「買いシグナル」の点灯の信頼性は高い。何時も言うことだが個別銘柄の投資は、両シグナルが、「買い」に転換してからが、本格投資に適した環境となることを忘れずに。

10/16 pm13:18配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第86弾

NYは年初来高値更新というのに、日航問題で揺れる銀行株は安い。エリオット波動で、下げ5波動を形成している過程だが、みんなが投げているところが買い場になる。ここからは買い下がり「火中の栗を拾う」とはこんなとき。

三菱UFJは、米国の金融不安の真っ盛りに、モルガンに9000億円の出資をした。そのモルガン株いまは3割以上の値上がり、評価益は如何ばかりか!国際会計審は、持ち合い株配当、純利益にすると日本の要望に配慮。

返済猶予制度では、貸し倒れや焦げ付きには信用保証協会を活用し、政府保証する。

こんな材料など、みんな忘れて売り急ぎに買い向かう。それが出来る人こそ、今がチャンスです。

8306三菱UFJ、8411みずほ


今週の株式総括1009

2009-10-11 08:53:47 | 今週の株式総括
今週の株式総括0109

アメリカのヘッジファンドが短期売買でコンピュータを縦横無尽に使って、儲けている。証券のトレーダーは、いいところを全部かすめ取られて嘆き節ばかり。何分の何秒の世界の売買に市場を引っかき回されている。

こんな世界に足を突っ込んでは儲かるものではない。早稲田を卒業したグループが、株価操作をやって捕まったり、インサイダーまがいの事件は、ごめんを被りたいもの。

 野村證券が5000億円の公募増資を発表して、大量の売りを浴びストップ安となり、すかさずヘッジファンドは、銀行株を代わりに売りたたいた。それに便乗した投資家も多かったよう。そこが安値となって相場は一気に大幅反騰。ヘッジファンドはうまく抜けたかもしれないが、公募も買えない数多の投資家など買い戻しもままならない中に、急反騰、あっという間に損が膨らむ・・・聞くも涙の物語・・・。「目先で大きく儲けたい。そんなスケベ根性が大きなケガのもと」

「最大益ボード指数」でNYが「買い転換」となった。下には厚い雲の支えがあり、年初来の戻り高値の更新とな利。NKは、まだ「売りシグナル」だが、売られすぎ水準で、近く「買い転換」してもおかしくない。NKはリーマンショックからー18%、NYはー13.7%、あれだけ悪いと言われた米国の経済と比較して何で日本株がこうなのか何としても納得できない。

新政権に取って代わって、道路やダム建設を中止して公共投資を大幅削減、当然すぐに景気回復を望むのはむり、ならば外国人投資家は、そんな国には投資を避ける。自ずと資金は新興国株や金などの商品に向く。上海プラス40%、インド18.8%、香港11%、NY金価格は15.1%上昇とプラスマイナス逆転現象がはっきりと物語る。 

リーマンショックからの株価を見ても、東京市場の出遅れは歴然、円高は、今まで割安だった円を買う。今円高と騒ぐのは、ドル安が加速している結果だ。米の金融緩和は長期化すると、資源国や新興国にマネーの移動が円高に結びついている。

http://members3.jcom.home.ne.jp/seifujii/spb/sisuu_rank.htm


経営者130社アンケートで円高減益3割強で殆どが為替予約している。騒がれるほど円高は今の主要企業に取って収益の足を引っ張るものとは考えられない。主要企業の売り上げ、輸出額を見ると今まで米国依存であったものが、中国や東南アジア、資源国へと5割を遙かに超えてきている。鳩山政権が東アジア共同体を打ち出した。流れは米国一辺倒から静かに脱却していることを認識していかなければならない。

8月景気一致指数も生産が回復して5ヵ月連続上昇している。半導体各社の受注回復、電子部品の受注も回復傾向、次世代エコカー開発加速などなど景気回復の兆しは、各方面に認識できるようになってきた。


10/8 am10:53配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第85弾

円高が止まらない。いつものことだが輸出関連の電機・車は売られるの通例の相場。ところがどっこい「7203トヨタ」380万台を米でリコールとか、騒がれても下がらなくなってきた。もう既に7月の安値水準まで下げているのです。豪が世界に先駆けて金利の引き上げを発表した。いずれ近い中に資源国、新興国は金融引き締めに舵を切る。

低金利でじゃぶじゃぶの金融を米国も引き締めることになるのです。その兆しはまだ見られないが、出口政策模索とか、景気回復の指標が少しでも出てくれば、流れは一気にドル高円安に向かう。割安の円を投機資金を狙って買っている。為替も株も日ばかり商い中心のトレーダーが多いからそんな投資家の動きにまどわされてはならない。

「6752パナソニック]もねらい目。


10/7 am11:08配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第84弾

「5805昭和電線HD」第81弾のフォロー

9/16、温暖化削減25%の材料で、同社の技術に着目、目先筋が飛びつくもその後、買い攻勢続かず下げ先行も82円を底に反発機運、あの材料はそのまま以前となにも変わらず。


目先筋のふるい落としが終わり下値確認できたいま、ここからじっくり買い増しは、低位株の投資効率は特に高い。

同社株の「最大益ボード」は、きょう「買い」に転換する。シグナルに忠実に従うならば、シグナルが点灯して1-3日までが絶好の投資になるとシュミュレーションは、証明しているが・・・・。


今週の株式総括1002

2009-10-04 07:05:13 | 今週の株式総括
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今週の株式総括0102

朝青龍が優勝した。場所前の総見の後で、審議会の西館女史曰く「2人そろってモンゴルに帰って欲しい、朝青龍は、今場所限りでしょう、このままでは相撲も自民党と同じように衰退する」と、沢村理事(元歌舞伎役者)は、「白鳳は肌につやがない。相撲にだんだん興味が湧かなくなってきた」と酷評した。

皮肉にも、こういわれた2人が千秋楽を飾った。この2人がいなかったら、一体どうなっていたことやら・・・・。優勝決定戦を制した朝青龍がガッツポーズを、西館氏「絶対に許せない」と、沢村氏は「相撲は神事、簡単にスポーツと考えて欲しくない」だと・・・。

この‘ピンぼけ’を期待して、マスコミもマイクを向けるのだから始末が悪い。この審議会のメンバーこそ、スポーツも知らないし、予想や論評は出来ない、頭は堅くて古い。自民党は敗因を追求して出直すが、当の本人はなんにも分かってないから、なお恐ろしい。天下りの悪弊が存分に詰め込まれたお粗末審議会のこれが真実なのだ。

 千秋楽に、鳩山夫妻、貴賓席は使わず一般桟敷席で見学する謙虚さぶり、相撲協会も改革と何かを強く感じたのかもしれない。

世界に先駆け、「温暖化ガス削減25%」をうちだし、天下り全面禁止、前原国交相は、日航再建、ダム開発中止、JR西に「背信行為で言語道断」と改善命令、若さと行動力は、あの自民と大違い、やはり政権交代を選択した国民は正しかった。

新たに決まった自民党の上層部を見て、もう当分自民政権は、あり得ないと確信する。民主党の進む道には、自民が残した政治のウミが数多、改革すべき仕事は山積み。鳩山政権の腕試しには、もってこいの仕事ばかり、日本の前途には明かりが見える・・・・。


ちょっと気がかりなのは経済に鈍なのか、財務相の、為替に口だしはいただけない。中小企業支援での返済猶予のやり過ぎ、でも近く何かやるそんな気配が・・・。


 米国景気は先行き不安で、まだ金融緩和は続く、ドル安・円高を仕掛ける。しかしそうだろうか?一方では金融緩和出口戦略を模索がちらつく。米国の5割以上の経営者は増収を予測し、前回が34%からの改善、景気見通し指数は、前期18.5から44.9に大幅改善している。米の09年度実質成長率は、6月調査でマイナス2.1%がマイナス0.9%予測と、減少幅も縮小している。


トヨタは380万台リコールといえど、プリウス好調で国内で期間従業員を、当初計画の倍の1600人採用する。鉄鋼各社は、需要回復を受け一時帰休を取りやめの動き。


 インフルエンザの猛威で海外旅行のキャンセルが多かったと言うが、シルバーウィークの人出は、予想をはるか上回る好調だった。100年に一度の経済危機と言われる年だったから、株式売買の4年ぶり低水準は、仕方のないところ。今株価は、ようやく「陰の極」を脱して、一息ついているところといえる。


上昇転換を示す200日移動平均線は、8月始めを底に着実に上昇している、当時「かい離が」大きかったが、だんだんと縮小して、「一目均衡表の雲の下限」は、いままで買い遅れれた人への最期のチャンスを与えているのかも。


8月から9月までの2ヵ月あまりのボックス相場を「下抜け」、支える下の雲を下抜けた、「最大益ボード指数」は、NK,NYともにIDX水準は買い方にとっては、絶好の位置で申し分なし。反発するにはきっかけが欲しい。

でも、「最大益ボード指数」は、」NK、NYともに「売りシグナル」、まだまだ整理基調は変わる気配無し。



10/2 am10:27配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第83弾

諸株軟調の大幅安の折、値下がり幅少ないか、少しでも上昇している銘柄は注目すべき、きっかけさえ有れば一番に出直る銘柄だ。

第82弾の銘柄もそろそろ仕込み場、ただし「最大益ボード」で「買いシグナル」に転換したのは、「8411みずほフィナンシャル」だけ、だがいずれの銘柄のIDXも、売られすぎを示し、「買い転換」は、近い。

8604野村、8411みずほ、8306三菱UFJ

銀行株の値下がりは、中小企業支援で銀行の不良債権増大を嫌ったものだが、いよいよ政府保証を付ける話となりそう。そうなれば銀行は痛まないし貸し渋りは解消する。自ずと売られた分の回復は早い。

9/29 am9:17配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第82弾

「8604野村]

資本増強5000億円を嫌って大幅に売り込まれる。大幅に窓あけして下落もきょうの動き次第では上に窓あけして、「明けの明星」と言われる最高の底値形成の型となる。「最大益ボード」では、まだ陽転しないが、IDXは、最高170日間の買い場を示す水準になっている。いずれ近いうちに転機となる。「8411みずほ」,「8306三菱UFJ」も同じく本日株価の推移と終わり値に注目したい。


今週の株式総括0925

2009-09-26 23:25:32 | 今週の株式総括
今週の株式総括0925

週末、株価は大幅に下げた。野村の5000億円の資本増強を嫌って、証券・金融株が大きく売られた。とはいえ、NK平均は、8月始めから9月にかけてボックス圏の揉み合いで、ボックスを下離れする心配はまだない。先行き下には一目均衡表の厚い雲が株価を支える。

為替は週末NY市場で再び90円割れした。週明け日本市場の動きと、東京市場で輸出関連株がどんな反応を示すか。価格面では自動車・電機など戻り高値から円高を悪材として多分に調整をしていたことと、ユーロドル、新興国通貨に対して円高が少なかった分、最近の輸出先の転換で、輸出企業の業績の足をそれほど引っ張ることとはなるまい。むしろ悪材出尽くしとなる可能性が高いとみる。


鳩山首相の外遊デビューは、上々の滑り出しと見えるが、国内景気に対する政策がまだはっきりと見えてこない。自ずと経済政策は大きく期待できず、景気回復は大きく期待できない。
世界の株価と比較して東京市場の株価は、政治と経済の二つの不安が重なって、蚊帳の外になっている最大の原因だろう。このボックス相場が2ヵ月も続いていることこそそれを物語る。


米国は、先行き「経済活動は上向き」景気回復を宣言したが、CRB、石油価格が持ち合いを離れて下落方向となったのが先行きに不透明感を抱かせる。本格回復には、生産に必要な原料や資源の需要が起こり価格が上昇をするのが通例だからである。
中国や東南アジアなど新興国の景気が、金融危機を脱出に貢献している間に、米国の景気回復の兆しが少しは見えだしたことには、注目しなければならない。

 政治・経済に不透明感が漂うときは、株価も方向感を失って、株価も投機筋や目先投資家の投げ売りで大幅下げを誘う。大型連休明けの上下動は、まさにそれそのもののよう。
みんなが売っているところを逆張りで買うのは、度胸がいる。みんなが売りにまわるとき、「ひとり買い向かう」には、確たる裏付け有ればこそ出来ること。

 その簡単な一つの方法として、企業の収益の変化率に注目した。過去の経験だが、赤字会社が来期大幅黒字を達成する。業績の変化幅は、大きければ大きいほど株価の上昇を加速する。

先行き見通しが不透明なときは、経済動向に逆行する銘柄が買われる原理となる。輸出がダメなら内需株、国内がダメなら海外で・・・・。

下の表は、8月から9月まで上方修正をした会社の営業益が大きい会社をピックアップしたもの「最大益ボード」で分析した。

http://members3.jcom.home.ne.jp/seifujii/saiko/gyousekisyusei.htm

この銘柄の中から自分の買いたい銘柄を、注文する前に必ず「銘柄診断」して、おもむろに次の行動をおこす。

どうせ「ふくろうの銘柄診断」って、今は‘ただ’なのだから・・・。
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「今週のふくろう通信」は、先週配信したものを再掲した。
株が大きな上昇変化を遂げるのは、「利益の変化が大きいとき」であり、「赤字が黒字に転化する」ときが、一番大きい。赤字転落で株価が一番安くなっているからだ。

9/17 am9:08配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第81弾

「5805昭和電線HD]

民主党が打ち出した温暖化ガス25%削減の期待の大きい技術として、熱を電気に変える「熱電変換素子」と「超伝導技術」の2大材料に注目。

「熱電変換素子」は、工場、発電所、ごみ焼却などで使われていない廃熱は、全排出量の7割、原油換算6億キロリットル、我が国原油消費量の倍以上の規模で、廃熱利用は省エネ革命に直結する。

「超伝導」は、送電コストをゼロにするもので画期的な省エネにつながる。

10年3月連結営業損益23億円黒字(前期は25億5600万円赤字)見通し。

7月2日139円から調整中、昨日動意付く、「最大益ボード」も買いシグナル点灯、一目均衡表雲の下限に到達、くもぬけから本格上昇で買い出動だが、取りあえず7月の高値抜け目標に静かに仕込み開始。低位株でお薦め、大化けが期待が出来そう。


今週の株式総括0918

2009-09-19 20:24:12 | 今週の株式総括
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今週の株式総括0918
いよいよ鳩山政権が船出した。要所に専門的な知識や技量の大臣が配置され重厚鳩山政権が見える。選挙当選回数で順送りに大臣を入れ替えしていた自民党政権より、大きく期待もてそうだ。内閣支持率75%、小泉内閣発足時80%に次ぐ歴代2位という高い数字がこれを示す。

官僚の書いた施政方針を読みトチって始めからつまづいた麻生さんと違って、原稿無しの鳩山新総理の施政方針の方が遙かに政治が変わる期待が持てる。

麻生元総理を最後に送り出す官邸で、お見送りで涙を流す人もいた。たいへんな騒ぎで何でこんなに人気があったのかと・・・TV見てた妻が言う。何てことを!!みんな霞ヶ関の官僚・・、彼らの身には、これから当然の厳しい改革の嵐がふきあれる。それを思えばの涙なのだよ・・・。

政権交代のどさくさに紛れて、天下りする数多の「ずるい官僚」、100数十人とか、こんなやりたい放題は今後決して許さない。役人に無駄飯を食わすカネはない、天下り断絶すべく目を光らせて監視していかなければならない。仙石・長妻大臣には声援を!!!

 「働く側からの出身の大臣」は、今までに与党内閣でなかった。

霞ヶ関は戦々恐々、企業は、民主党と接触に躊躇する。当然、株式市場も、新政権誕生までは、疑心暗鬼だったが、期待が大きかっただけに、国民の目はなおさら厳しい。改革が軌道に乗れば、それこそ明るい未来が目の前に広がる。外国マネーが一番嫌っていた政治の不安定がなくなる。政治安定こそ「外人投資の復活」となる。

マニフェストを期待され誕生した政権、その政策の実行こそ待たれる。

首相は、未執行補正予算を洗い直し、無駄を排除して財源7兆円を確保し、予算再編成は年内にと宣言、最年長だが藤井財務相は、景気次第で追加策を実施すると、政治主導の景気回復も動き出した。総務相は2重行政を排除して国の出先機関を原則廃止する。文科相は高校を来春から無償化すると、国交大臣はダム建設中止を宣言、政治は大きく動き始めたことを肌身に感じる。

 円高と米国の経済指標の悪化ばかり気にするあまり、東京市場の株の出遅れが大きく目立ってきた。

米鉱工業生産は8月は自動車関連の生産が好調で0.8%上昇、米小売り売上高は2.7%増と06年1月以来のプラス幅、8月米住宅着工は1.5%前月比プラス2ヵ月連続増となった。FRB議長は米景気は後退期も収束したと宣言した。
 

新興国の株は上昇している。上海は売買代金では1.4倍で東証と逆転傾向が定着した。

新興国株は金融危機以前(2008/9/12)の水準以上に回復した。危機前と比較して中国は突出して47%高で、インド19%高、韓国14%高、逆に、米国が14%安、日本は15%安。米国は年初来高値と順調に回復しているが、日本はそれよりも安い。先進国で日本より下はイタリア19.5%安だけ。この不幸な現象の中にマザースが4.6%上昇していることは、大幅に叩かれた反動と、機関投資家や海外投資家が殆ど参戦していない「個人だけの相場」だからといえる。円高は企業収益に海外マネーは厳しい評価を与えているということか。

http://members3.jcom.home.ne.jp/seifujii/spb/sisuu_rank.htm

企業の主力商品の売上高の比重が、米国より中国に逆転した企業が多くある。自ずと収益は、中国や新興国の動きが、企業収益に与える影響が大きくなったと言うことなのです。

米国で儲からなければ、中国、インド、インドネシアで儲ける。そんな仕組みが出来てきていることを、察知していかなければならない。

「最大益ボード指数」では、NK,NYともに、売り買いシグナルのジグザグ状態となっている。NYは新高値で「買いシグナル」、NKは、「売りシグナル」で、IDXは大方横ばい多少弱い方向だが、動き次第ではすぐ「買い転換」にもなる。

大型連休に入るが、日本市場は、主力株が動かない原因にもなる。自ずと新興株市場の銘柄や、個別銘柄を物色する動きが顕著になる。しかし上がっても上昇が続かない。我先にと利食いを急ぐ。自ずと利食いチャンスは限られ売り急ぐと損切りばかり。地に着いた投資家が少なく目先売買のトレーダーばかり、ひとり相撲で損の上塗りをする。 商いの弾んだ銘柄の傾向を見ると、一気に気配で株価を上げて、その後はズルズルと値下がりし、一定の価格(損切りライン)を割ると値下がりが加速する。

NYの今後の動きによっては、東京市場は、中国、新興国株価と比較して一層の遅れを被る可能性があり得る。

「今週のふくろう通信」は、この銘柄を配信した。

株が大きな上昇変化を遂げるのは、「利益の変化が大きいとき」であり、「赤字が黒字に転化する」ときが、一番大きい。赤字転落で株価が一番安くなっているからだ。

9/17 am9:08配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第81弾

「5805昭和電線HD]

民主党が打ち出した温暖化ガス25%削減の期待の大きい技術として、熱を電気に変える「熱電変換素子」と「超伝導技術」の2大材料に注目。

「熱電変換素子」は、工場、発電所、ごみ焼却などで使われていない廃熱は、全排出量の7割、原油換算6億キロリットル、我が国原油消費量の倍以上の規模で、廃熱利用は省エネ革命に直結する。

「超伝導」は、送電コストをゼロにするもので画期的な省エネにつながる。

10年3月連結営業損益23億円黒字(前期は25億5600万円赤字)見通し。

7月2日139円から調整中、昨日動意付く、「最大益ボード」も買いシグナル点灯、一目均衡表雲の下限に到達、くもぬけから本格上昇で買い出動だが、取りあえず7月の高値抜け目標に静かに仕込み開始。低位株でお薦め、大化けが期待が出来そう。