キャロに起こされ、今朝も５時起きで朝風呂に入った私です。４時ごろからキャロは起こそうとしてましたが・・・４時じゃ何ぼ何でも早すぎます。(ー_ー)!!
ふと思い出したのですが、中学生の時の冬休みにでた宿題が、確か国語も算数も英語も問題集を一冊ずつ渡されて、それが宿題だった。
国語と算数は解答集も渡されてましたけど、英語は教科担任の方針で「解答を見て書いたら何も成らないから・・・」と解答集は渡されなかったんだよね。
解答集見ながら答えを書き写すんじゃ勉強に成らないって事は私も解る。
国語も算数も、考えたり調べたりすれば答えに近づく事が出来るし、良く考えた上で答えを合わせて、当たれば良し。
外れた時はどこの考え方が間違っていたのか気付く事が出来て、それでこそ勉強するって事だと思うのだ。
初めて見るミシンの故障の症状も、色々考えて原因を探る事によって直し方が解って来る・・・ま、ミシンはこの際置いといて・・・
英語は私は大の苦手だった。
問題集だけ渡されても、答えはもちろん解らないし、答えを導き出す考え方すらも解らない。
解答集が有れば、問題から答えにつながる過程と言うか、考え方を考察することが出来る。
問題集に書き込むだけが宿題なら、英語に関しては適当に、いい加減な言葉をただ書き連ねるだけで、白紙で宿題を提出するのと変わらない事に成ってしまう。
考え方、答えを見つける筋道・・・
「その筋道を見つけることが勉強だ。」と、私は考えて、教科担任に交渉して、すでに休みに入っていたけど、解答集を貰いに学校に行ったっけ。
担任も、私の意見を聞き入れ、「そういう考えなら・・・」と解答集を渡してくれたっけ。
その後、ちゃんと考えて答え合わせをしたか、解答集見てただ書き写したかは？記憶が定かで無いですが・・・（笑）
何でそんな話を思い出したかと言うと、この度の原発事故の事を考えてて、ふとそのことを思い出したんだよね。
先日の報道番組で福島市内の保育所が、職員と保護者と独自の判断で校庭とか外の子供らの遊び場所の土の入れ替えをやって、大幅に放射線量が低く成ったってのやってたんだよね。
原発から漏れた放射能って、答えの解らない問題集みたいな物じゃないですか？
「大丈夫だ。大丈夫だ。」って言うだけでなく、具体的な数値とか、きちんと示してどう対処すれば良いのか？って解答集も出して貰わないと、どう考えてどう行動すれば良いのか？解らないままじゃないですか・・・
政府と東電だけで、すべてを何とか・・・出来ないでしょ？
自分と家族の健康と命を守る為に出来る事なら、その為の費用は誰が持つ？とか言わずに私ら作業しますよ。
土の入れ替え作業が有るなら、スコップ背負ってボランティアに行きます。
本当の事言われても、国民はパニック起こしたり暴動に走ったりしませんよ。
国民が政府を信用しないからって、政府が国民を信用しないでどうするの？
どれだけ政府に裏切られても、国民は誇り持って生きてますよ。
だから、とにかく今は、政治家の皆さんには、答えと道を示して欲しいと思うのだ。
原発事故の責任が誰に有るか？その後の対応の何が誰が悪かったか？何て、今はどうでも良い事でしょ？
大事なのはこれからどうすれば、一日も早く放射能汚染が終息し、みんなが元の生活に戻れるか？でしょ？
菅総理を辞めさせたら、放射能が消えて無くなって元の生活に戻れる訳じゃないでしょ？
今はとにかく、政治家の先生方、あらさがしや責任追及なんかどうでも良いから、道を示して欲しい。
この難問の解答集を示して、それを私たちがどう考えれば良いのか？示して欲しいと、切に思います。
