久しぶりに預かり修理は楽しかった\(^o^)/
2月にお客様から引き取ったジャノメのロックミシンです。
モータのカーボンブラシキャップが割れていたので、キャップの交換と、ついでですのでカーボンブラシも新しいものに交換しておきました。
整備はほぼ終わっていたのですが、底板の劣化が気になっておりました。
縫うには困りませんが劣化したプラスチックがポロポロと崩れてテーブルに粉が散らかってしまいます。
本社に部品を注文したのですが、台湾工場からの取り寄せになるとΣ(・ω・ノ)ノ!
それがやっと届きましたので交換して再整備いたしました。
布切りメスも研いでありますので切れ味も良いですし、当たり前ですが目飛びもしません。
付属品もほぼそろっています。
経年劣化はありますが、良品の中古ミシンとして在庫にしておきます。
昨日は暖かだったのに、今日は曇りで肌寒い日曜日です。
これから町内会の総会ですので今日はちょっと早めの更新です。
先日お預かりして修理したジャノメのスーパーセシオPC9600です。
電源を入れたときに異音がして動きません。
手元ランプも一瞬点くのですがすぐに消えてしまいます。
異音がするのは電源を入れたときにリセットされるはずのステッピングモーターの一つが動いていないからですな。
これは自動糸通し器のモーターだろうと予想が出来ました。
何回か電源の入り切りを繰り返していたら正常に動くようになりました。
洗浄して注油してこれで当分は大丈夫でしょう。
手元ランプが消えるのはなんでじゃ???
一瞬点くから球切れではない・・・
考えているうちに思い出しました。
手元ランプは設定で消すことが出来ます。
設定画面を開いてONにしたら正常に点くようになりました。
下糸巻きが出来ない不具合も有りました。
糸巻のゴム輪が切れているのか?と思いましたが確認すると切れていません。
軸が固着しているわけでもない・・・
なぜ回らない?
バラしてみました。
一応ゴム輪を変えてみようか?と思いましたが手持ちのは径が少し小さいやつでした。
大きめのも仕入れておかなくては・・・
で、結局回らなかった原因は、矢印の糸巻シャヘイ板とフォトインタラプタってセンサー?が干渉していた所為だったようです。
組み立て直して正常に動くようになりました。
お客様がおっしゃるには「20年前に買ったときから調子が悪かった!」と、いやその時に言ってもらわないと(;^_^A
その時の営業マンが強引でロックミシンも押し付けられそうで怖かったと、前に使っていたミシンを直してもらいたかったのに「直らないから買え!」と言われたそうで、ジャノメに良い印象を持っていなかったそうです。
今回も「直らないから買え!」って言われるかも?と思っておられたそうですが、直って本当に良かったと喜んでいただけました。
20年前、その時私は一応責任者でした.。
ご迷惑と不快な思いをさせて大変申し訳ありませんでした。
今日の仕事は持ち込みでの修理依頼。
ジャノメのコンパクトミシン Jem N-105です。
私は取り扱ったことが無いので25〜30年くらい前のミシンだと思います。
検索してみましたら当時のカタログのメーカー希望小売価格は52000円Σ(・ω・ノ)ノ!
え?そんなに高かったのこれ?ボッタくりじゃね?(笑)
実売価格が35000円位かな?
動作確認をしようかと思ったら、お客様は電源コードを持ってきておられませんでした。(;^_^A
店に無いかな?と探しましたが見つけられず、コードを取りに戻られました。
読書しながら待っていましたが、「だからこっちから行きます。」って言ったのに~
待っているってのも大変なんですよ!(;^_^A
気がせって読書に集中できないので、もう一回コードは無いか?と探したら有りました(;^_^A
有ったのでお客様が戻ってくる前に修理を終わらせちゃいましょう!
で、動かしてみますと・・・
え?何ともない?(;^_^A
糸もボビンケースも外して来られていましたので、店のを使って試し縫いしましたが、何ともないです。
お客様の糸掛けとか操作ミスだったのでは?
見たついでですので、釜とかチャチャっと注油しておきました。
んでまぁ、待たされた手間賃はいただきましたけどね・・・
お昼はマックスバリューの弁当を買いに行ったのですが寒いし、なんか温かいものが食べたいと思ってこれを買ってきました。
トップバリュのベストプライスの冷凍きつねうどん。
500Wのレンジで5分30秒ですが、母のと二人分なので鍋で煮ました。
でっかいお揚げとネギも入ってて1食148円。
5食入りの冷凍うどんを買って具を準備した方が安上がりかも?ですが、手間を考えたらこっちの方が良いですな。
出汁の色は薄いけど塩分はそれなりに有るかな?
でも、中々美味しいうどんでした。
冷凍庫に少しストックしておいても良いかもな~
ちょっと前に下取りしたミシンです。
どこかが固着してがっちりと固まって全く動かなくなっていました。
直らなければ廃棄ですが、見た目が新しいし、ちょっともったいないと思ってバラして見ました。
修理することを想定していないのか?なかなか分解が面倒なミシンです。
コンピューターミシンで自動糸切もついていますので・・・
これが自動糸切の為のステッピングモーターで・・・
こっちが布送りので、もう一つ、上の方に針を左右に動かすためのモーターが付いています。
これがメインのモーターで、上軸と下軸を同時に動かしています。
見た目はフルサイズのミシンですがモーターが小さくてパワーもあまりないのが使われていますな。
ガッチリと固着していたのは針棒のようでした。
針棒のほかにも上軸も少し硬くなっていました。
潤滑油が浸透して手で軽く回せるようになったので組み立て直しますが、電源のコードリールと本体を繋ぐコネクタのコードが短くて、差し込むのに難儀しました。(;^_^A
あと1センチ長ければ楽にさせるのに・・・
組み立て直して縫えるようになりましたので、中古ミシンの在庫に取って置きますが・・・
ん~~~、
見た目はフルサイズミシンなのに、これは中身がコンパクトミシンです。
モーターは小さいし非力だし、針棒も直径が5ミリ位の細いのが使われています。
フルサイズのミシンなら6ミリとか、もっと太い針棒が使われます。
細いと過負荷が掛かった時に曲がる事も有るし、熱膨張とか油切れで焼き付きやすくなるとも
言えますな。
家電量販店とかで売られている価格の安いミシンはフルサイズに見えても中身はコンパクトミシンってのが多いかも?
先日家電店で見てきたジャノメのもやっぱり針棒は細いのが使われていましたから、耐久性はそれなりでしょうな。
ミシンはやっぱりちゃんとした美心屋で買ってください└|∵|┐♪└|∵|┘♪┌|∵|┘