松岡圭祐の小説を読むようになったのは10年ぐらい前でしたかな?
書店で見掛けた『千里眼 背徳のシンデレラ』の上巻の戦闘服姿の釈由美子がかっこよくて。
これは千里眼シリーズの12作目だったのですが、知らなかったらこれから読んだと思いますけどシリーズ物だと知っちゃったので・・・
知っちゃうと私は1から読まないと気がすみません(笑)
なのでこれを読むためにシリーズ1から読み始め、途中では他の本も読みたいですから、これを読むまでは買ってから1年半ぐらい掛かったのでした(笑)
松岡圭祐の作品は色々と時事ネタを絡めつつ、ペンは早いのに色々と勉強している作家さんの様で「へぇ~!」と驚くことが色々と出てきますので、何を読んでも引き込まれてしまいます。
千里眼シリーズの後は私は『万能鑑定Qシリーズ』も『特等添乗員αシリーズ』も面白く読ませていただきました。
読んでないけど『水鏡推理シリーズ』とか『ハワイの探偵シリーズ』とかもきっと面白いのでしょう。
本当にペンの早い作家さんですからそのうち読もうと思っているとシリーズ10巻目とか成っちゃって今から手を出すことを躊躇います(笑)
高校事変シリーズは幸いなことに(笑)1は今年5月発行でⅡは7月発行でした。
出るたびに読んで行けば置いてけぼりに成りません。
1で登場する総理大臣は名前こそ違いますが、子供がいなくてリオオリンピックにマリオの格好で登場した。とか、そのまま現職総理がモデルじゃないか!
時事ネタが上手く絡んでいるのは松岡圭祐らしくて面白いです。
小説の中身は・・・
まぁ、これでもか!ってくらい人が死にます・・・
ちょっと引くくらい死にます。
殺すのが暗い過去を持つ女子高生の優莉結衣 。
優莉結衣の設定もあの事件の家族がモデルか?と思ってしまいます。
優莉結衣の殺しのテクニックはランボーか?コマンドーか?って感じですが、殺す相手は悪いやつらですので、ちょっと必殺仕事人の様な感じもしますな。
9月にはⅢが出るそうです。
やっぱりペンが早い作家さんです。