「３」不足

３．１９
３．２９
３．３９

車の窓から外に目をやると、縦に数字がならんでいる。小数点第２位の次に９／１０という分数がついているが。

これ、なんの数字かわかりますか？

なんと、先日見たガソリンの値段なのです。数字の前に「＄」をつけて下さい。
３段階に値段が設定されています。一番上がレギュラーガソリンの値段。
こちらは、リッター売りではなく、ガロン売り。１ガロン＝３．７８５リットル。

毎日、お店の人がひとつひとつの数字をつけかえます。長い棒の先にプラスティックの数字のカードをつけて。

こんな数字が並んでいるのも見かけた。

３．２８
　　３８
３．４８

「なんじゃーこれ？」　

それで、こんなのも。

３．２５　
３．３５
　　４５

「なんかへん。。。」

「なんできちんと値段を表示しないんだ？」とずーっと思っていた。今まできちんと数字が並んでいるのしか見ていなかったので。

それで、ふと思いついた。
もしかしたら「３」の数字カードが不足しているのではないか、と。

過去を遡ること約６年前。
ガソリンの値段は、１ガロン＝＄１．１９だった。（レギュラー）
それが、今は１ガロン＝＄３．２８！！（同）。
なんと倍以上の値段だ。
年を追うごとにじりじりと上がり続けてきたとはいえ…。
（わが家のミニバンのガソリン代（満タン）で比較すると、なんと約２０ドルも値上がりしている）

もちろん日によって変動があるが、とにかく１ガロン３ドル代だ。

厳しい。厳しすぎる。
毎日車に乗らなければどこにも行けない庶民にとっては。
そして、店側も予測していなかったのではないか。
こんなに「３」の数字が必要になるなんて。

ガソリン代を稼ぐために、「献血」に勤しむ人がいるという。２回献血をすると、１回分のガソリン代になるとか。

（しかし、貧血症の私にはムリな相談だな。。。）

ガソリン代を浮かせるために、「車を改造」してしまった人がいるという。モービル車の燃料を「ガソリン」ではなくて、「マクドナルドのフレンチフライの廃油」にしたとか。

（画期的！とは思うが、どのくらいにおうのだろうか。想像しただけで胸やけしそう。。。）

いつまで続く。ガソリンの高騰。。。
そのかげで、儲けている人がいるというのがなんとも悔しいゾ！