本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

里帰り後の分析

2006年05月06日 | 日々のこと
夫のマダムキラーぶりはつとに有名である。
別に氷川きよしにもヨン様にもジャニーズ系にも似ていない、
ごくごく普通の、真面目な男なのであるが。
やたらとおばさまがたに好かれるのである。

大学の時は、校内の喫茶店のおばちゃんに
ひとりだけ特に記憶されていた、とか。
社会人になってからは、クリーニング屋のおばちゃんに、
行く度に話しかけられていた、とか。
逸話には事欠かないおひとなのである。

分析しますと、

一、礼儀正しい。
二、世間話ができる。
三、その気になれば聞き上手。
四、若いのに落ち着いている。
五、だが母性本能をくすぐる。

という点が気に入られるのだと思います。
若い娘さん向きでないところが安心なのです。

今回の里帰りでは、わたしの父や母のとりとめもない話を、
夫がうなずきながら延々聞いていたので、
「うちは論理がなくて、感覚的に喋る人間ばかりだから、
話を聞くのも大変でしょう?」と尋ねたら、
そんなことないよと言いながら、
でも主語がないよね…、と呟きました。

そうなのよ。何が言いたいのか、分からなくなるでしょう!
自分の都合で話しているから、
話題が不意に別の所に飛んだりするんです。

実の娘も息子も、聞き流すのが日常なんだけど。
夫は一生懸命、聞いていました。
妻のルーツを見た、と思っているのでしょう。
おかげで母には気に入られていたけれど。
無理しなくていいのになー。
わたしですら意味不明な時があるのに。
きっとそういう無意識な気遣い体質が、
おばさまたちに好まれるのでしょうね。
傍で見ていて、ちょっと可哀想だったけど、
面白くもありました。
(でも親の前で模範的な夫にならなくてもいいのよう)

  

地元が舞台の映画、『フラガール』。
里帰りしたら、宣伝ののぼりが沢山あって、びっくりです。
常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)、
子供の頃はよく行きました。
以前TVでも取り上げられたオープン秘話ですが。
(『運命のダダダダーン』だったと思うけど?)
映画になったんですねぇ。すごい。
にわか郷土愛に目覚めてしまいます。
公開されたらぜひ、観に行きたいです!