日本屈指のシンガー山下達郎さん。
ヒットチャートを賑わすようなアーティストではないですが、
その圧倒的な歌声に魅力された人は多い。
僕は熱心に聴いてたわけではないですが、
シュガーベイブや初期のライブ盤は好きで聴いてました。
達郎さんと言えば1人多重コーラスや伸びやかなハイトーンが特徴ですが、
僕の耳には結構ロックでワイルドボイスに聞こえるんだな。
少し歪んだ声で、例えは極端ですが、
リトル・リチャードやジェームス・ブラウンに近い声に聴こえます。
シュガーベイブ時代のライブ音源を、
彼の番組で流してるのを聴いた事があるのですが、
そのシャウトを聴いた時は驚いた。。。
本人はけして歌わないとは思いますが、
ツェッペリン辺り歌うと凄いと思う(笑)
でも聴いてみたいね、達郎さんの歌うコテコテのハードロック。
AC⚡︎DCとかさ、タイトルは昭和チックに「山下達郎ハードロックを歌う!」
はどうだろう?
さてそんな達郎さんの発言が以前物議を醸し出してましたね。
それが「ライブ中に歌う客は迷惑事件」です。
何でもステージ中、アーティストに合わせて大声で歌うお客さんに対し、
達郎さん曰く「誰もあなたの歌を聞きに来てるわけではない」と。
山下達郎ここにあり!という対応というか、とてもらしいお話。
そのアーティストとして毅然とした態度は素晴らしいと思うが、
しかし、これを自分に置き換えるとかなり難しいわけで。
なんたって、かのサム・クックのハーレムスクエアで目覚めて
本格的に歌い出した僕にとって、
「踊ろよBaby!もっと大きな声で!」で始まってしまったわけで(^^;;
いやいや、その達郎さんもこのハーレムスクエアのライブ盤を、
自身のラジオ番組でフルで流したほどですから、
そういう気分はきっと僕と一緒だと思う。
きっとそのダメ出しされた客は、バラードかなんか静かな曲を、
入り込み過ぎて廻りの迷惑をかえりみずに歌ったんだろね。
またこういう場合土地柄の影響もあるでしょうね。
他府県の事は詳しくは知りませんが、ここ沖縄も結構キツイですよ!
もう盛り上がっちゃうとカチャーシー始まっちゃいますからね♪
誤解を承知で言っちゃうと、
カチャーシー踊らない人の方が悪者にされちゃうぐらい(笑)
それぐらい一体感好きというか、模合体質ですからね(^^;;
でも、そういう問題は、
もしかしたらアーティストの力量かもしれないですね。
バラードでも聴衆を黙らす説得力が必要かもしれませんし、
臨機応変ってな言葉もありますが、それは場数だったり、
ある意味の技術が必要になってきます。
以前よくステージが一緒だった憂歌団なんかホント凄かった。
客は平気で「酒ばっか飲むな!」とか「のんびり休むな!」なんて、
もうチャチャ入れのオンパレードというか、
ライヴ進行上の儀式にさえ思えるほどでした。
そんな時もボーカルの木村さんは「ええやんけボケっ!感じるやんか!」
と余裕の対応ですから。
これなんか達郎さんとは違うけど、同じ音楽愛を感じたりしたものです。
アーティストもお客さんも様々、やはりそこにも良いユーモアがないと、
ライブが良くも悪くもなっちゃうわけですね♪
最近はまた、
世にも恐ろしいスマホっていう超強力なアイテムが味方ですから、
写真動画は当たり前、
中にはライブ中電話が鳴ったり、会話してる人も見掛けますが、
これなんか山下さんに見つかるとドヤされるどころじゃないだろね♪
今後もそういうのに対処しないといけなくなっちゃいますが、
演者と聴衆のマナー問題もひとつの課題ですな。
誰とは言いませんが、ベロベロに酔っぱらって演奏が出来ず、
制御不能になったトランペット兼キーボーディストがいましたね。
もちろん客からの苦情は僕が一手に引き受けました♪
そう、そこのチミだよ!🥚
こういう演者側のマナー問題もあるとです。
まぁ、高田渡さんのように、
ステージで寝るのを有り難がるファンもいるわけで、
これは特殊なケースですから真似ないようにね(^ ^)
いつ頃からか、「空気を読む」という言葉が使われるようになりましたが、
そういう事なのかもしれませんね。
では今日はこんな曲を。
こういう事でしょうか?(^ ^)
俺の話を聞け!