金曜日(2月1日)のニューヨーク・ダウの終値は14,009.79ポイント。2007年10月9日につけた最高値14,164.53ポイントにあと150ポイントというところまで漕ぎつけた。
金曜日に発表された雇用統計では、非農業部門雇用者増は市場予想を若干下回る157千人だったが、12月の雇用増が41千人情報修正され196千人になったことが好感されたようだ。
これで2012年の一ヶ月あたりの新規雇用増は181千人となり2011年の175千人を上回り労働市場の改善トレンドが確認された、と市場関係者は判断した。また時間給がインフレ率1.7%を上回り2.1%上昇したことも、好感された。
今週も上昇が期待される日本株市場。ダウが最高値をつけた頃の日経平均は1万6千5百円を超えていた。専門的な判断ではないが、世界的な株高ムードの中で1.5万円位まで上昇する可能性はある、と感じている。
ところでもう少し長期的にみると過去9年間のTOPIXの配当込みの年間収益率の単純平均は2.73%。また我々の年金資金を運用するGPIFの過去9年間の名目運用利回りは2.42%だ。
株価の大幅上昇の後には急降下が待っている。特に日本株は振幅が激しい(下振れの印象ばかりだが)。その内稼ぐときには思い切って稼ぎたいという欲と天井が近いという警戒心の綱引きが始まるだろう。
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