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北陸新幹線、敦賀へ延長で福井県は外国人観光客を取り込めるか?

2024年03月20日 | まち歩き
 今月16日に金沢・敦賀間で開業した北陸新幹線。首都圏と新たにつながった福井県は外国人観光客を呼び込めるだろうか?とふと思った。政府観光局の統計を見ると観光目的で来日した外国人観光客訪問率(2019年度これ以降データなし)を見ると福井県は47都道府県中高知県の次に低い。北陸3県では石川県18位、富山県22位と北陸新幹線が伸びている県は相対的に外国人訪問客が多いが、福井県は取り残されていた。
 私が外国人観光客が観光地を盛り上げると改めて感じたのは、先日志賀高原にスキーに行った帰りに地獄谷温泉野猿公苑に立ち寄ったとき、訪問客の8割は外国人だったことだ。
 日本では最近猿による農作物被害が増えているように、猿は珍しい動物ではない。しかしヨーロッパや北米には野生の猿はいないので彼らには野生の猿は大変珍しいようだ。
 どうして野猿公苑の猿が外国人観光客の間でこれほど有名になったのかはしらないが、おそらくインスタグラムのようなSNSで取り上げられてわれもわれもと猿を見に行くようになったのではないだろうか?
 実際猿のお陰かどうかは知らないが長野県の外国人観光客の訪問率は16位である。
 さて福井県の観光資源については最近CNBCにJapan launches bullet train service to a region that 'guidebooks rarely mention'という記事がでていた。
「ガイドブックにほとんど出ていない地域へ新幹線運行開始」ということだ。
 日本語のガイドブックはそこそこあるだろうから、英語など外国語のガイドブックがほとんどないということだろう。
記事が福井県の観光で勧めているのは、福井県が恐竜王国ということだ。
日本のディノサウルスの化石の8割近くは福井県で発見されている。
私はいったことがないが、記事はかつやまディノパークを日本のジュラシックパークだと持ち上げていた。
 福井県の観光資源は恐竜だけはない。記事は永平寺、芦原温泉、気比の松原、「人道の港敦賀ムゼウム」などを紹介していた。
 CNBCの記事だけで多くの外国人観光客が動くとは思わないが、福井県の恐竜がインスタグラムを賑わすようになると外国人観光客が増えそうだ。
 そうなるまえに一度行ってみたいと思っている。
 
 
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