取引のある三井住友銀行(あるいは三井住友VISAカード)のメールの奨めVISAのデビットカードを作ってみた。入会金などはかからないから、話のネタ程度に作ってみたということである。
私にとってデビットカードを作るメリットはほとんどない。日常の買い物や公共料金の支払いはほとんどクレジットカードか電子マネーで行っていて、デビットカードが入り込む余地はない。日常の買い物では、買い物先のクレジットカードや電子マネーを使うのが、ポイント還元の点で一番有利である。
私の場合、金額面で使用度が高いのは、JR東日本のView SuicaとヨドバシカメラのGold pointカードである。これは帰省や山登りを含めて旅行する機会が多いこととボランティア活動を含めてプリンターのインクなど文具関係の消耗品が多いことによる。これらの買い物がデビットカード化することはないだろう。
デビットカードを使うと利用金額の0.25%がキャッシュバックされるというが、クレジットカードのポイント付与の方が大きいので、使うメリットは感じない。
まあ、話のネタに作ってみたということで実際に使うことは少ないと思う。
一つの使い方として海外旅行時に現地ATMで現地通貨を引き出すという使い方があるが、クレジットカードのキャッシングとどちらが有利かはもう少し研究する必要がある。
それにしても変な時代になったものだ。三井住友銀行などに1年間定期預金をしても金利は0.01%しかつかない。つまり10万円預金しても1年間の金利は10円だ。ところが10万円をデビットカードで使うと250円のキャッシュバックがあるという。
1年後の値段も変わらないと思われる商品を買うのであれば、1年待つよりも今買った方が得ということになる。
デフレ脱却のため、金融機関も一肌脱ごうということだろうか?
クレジットカードに較べてデビットカードのメリットはないと述べたが、現在の預金残高を超えて無駄遣いをする傾向にある人にはデビットカードの方が無駄遣いを抑制する効果があるので、メリットがあるかもしれない。
私も若い時はボーナスなど将来の収入を見込んで、クレジット払いを先行させ後々苦労した経験があるが、将来の臨時収入を見込むことができない現在ではそんな野放図な使い方もしなくなった。
ということで余り利用機会があるとは考え難いデビットカードなのだが、とりあえず作って引き出しの中に入れている。カードを減らしてシンプルな生き方をしようと考え、人様にはそのような提言もしているのだが、本人は真逆のことをしていると苦笑を禁じざるを得ない出来事だった。
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