昨日(2016年3月26日土曜日)丹沢山塊東端の大山(標高1,248m)の北尾根を山の会のメンバーと歩いた。天候は小雪→曇→晴である。
午前7時30分新宿から小田急ロマンスカーに乗って、相模原駅へ。相模原駅で乗り換えのため下車すると数名の「撮り鉄」さんがロマンスカーの写真を撮っている。何事か?と思って聞いてい見ると、今日から一部のロマンスカーが相模原駅に停車することになり、私が乗ってきた列車は2番目の記念すべき列車だ、ということだった。そんなことはツユ知らず、ゆっくり新聞を読むために多少贅沢をしてロマンスカーに乗っただけなのだが、予定外の貴重な体験をして次第。
さて相模原駅から急行に乗り換えて秦野駅へ。8時32分に到着。ここから4人で北尾根登り口の地獄谷橋までタクシーを飛ばす。大山は雪雲に覆われ、みぞれのような雪が降ってくるので、4人の口は次第に重くなっていった・・・・。
約40分6千円弱で地獄谷橋到着。
登山口にはミツマタの花が沢山咲いていた。9時30分登山開始。うっすらと雪が積もった急登を1時間ほど登ると高圧線の鉄塔に出た。目指す大山は雪雲の中に見え隠れする。
北尾根ルートは地形図には出ていないが、踏み跡は明確だ。大山頂上手前で鹿の防護ネットを設置されている脚立で乗り越えて頂上に到着した。12時7分である。
山頂の木々にはうっすらと雪が積もっていた。昼食を撮って12時半頃下社に向けて下山開始。上部は雪と氷で少々滑り易いところがあった。
13時30分下社到着。
天気はすっかり良くなり、江の島や三浦半島までみえた。ここはもう半下界である。ロープウエイ乗り場に近い茶店のオバサンが「次のロープウエイまで時間があるから休んでいけば」と観光客に声をかけている。我々は歩いて下山。
大山寺に近づくと読経の声が響いてきた。
「ノーマクサーマンダー・・・」と不動明王真言が高らかに唱えられている。
弘法大師が爪で刻んだと言われる爪切り地蔵が祀られていた。
14時10分登山口到着。
名物の大山豆腐の湯豆腐でビールとお酒を頂く。山登りはこのひと時がたまらない!
店のおばさんが葉唐辛子のみそ和えをサービスで出してくれた。これでまた酒が進み、もう一杯となった。15時30分のバスで相模原駅に向かい解散となった。
今年初めての山登りとなった大山北尾根歩き。楽しい一日だった。
当時、町田に住まっていましたがいつもベランダから大山、丹沢を見ていました。
1973年の出来事でした。
お目汚しとなり失礼。