金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

タイヤは売れても車は売れず

2008年10月04日 | うんちく・小ネタ

先週アメリカの新車販売台数が月間百万台を切ったというニュースが出ていた。15年振りの落ち込みということだ。車が売れないのは米国だけでない。日本でも中国でも車は売れていない。

半月程前愛車X-trailを6ヶ月点検に出したところ、日産から「タイヤのわき腹にひびが入っていますね。換えた方がイイですよ」とアドヴァイスがあった。この車6年半になるので、来年3月にはまた車検が回ってくる。「タイヤと車検代合わせて20万円か・・・買い替えも視野にいれるか?」と思い、車の査定をお願いしたところ90万円の値段がついた。走行距離は4.5万キロ弱で状態が良いせいかかなりの値段だ。新車に乗り換えたくなる値段である。

それからしばらくタイヤを換えるか車を換えるかあれこれ考えていた。車を換えるならフォルクスワーゲンが新しく発売するティグアンというSUVも高いが検討対象だと考えたりした。ところが先々週頃からまたまたアメリカ発の金融不安で株式市場は大暴落。景気の悪化がいよいよ鮮明になってきた。株価の回復は2年以上はかかるだろう。

これを見て私は車の買い替えを先延ばしすることにする。そして今日オートバックスに新しいタイヤを買いに行った。日産のディーラーもタイヤの見積もりを付けてくれていたが、今日購入したトーヨータイヤのトランパスMP4 215/65 R16 98Hについて言うと、日産の見積もりが94,546円でオートバックスでの購入値段が86,600円だった(双方工賃・税込み)。

オートバックスの方が8千年程安かったが、総てのタイヤがディーラーより安いかというと必ずしもそうではないようだ。ただこのタイヤのようにオートバックスが推奨する銘柄については、かなり安い。大量仕入れで仕入れをコストを下げているのだろうか?

これは私の小さな体験に過ぎないが、世界中には私のような人が沢山いて、安い部品を調達して今乗っている車を大事に使おうとしている。このようにして自動車メーカーやディーラーは苦戦するのだ・・・・と実感した次第である。

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