学名は:Tiarella polyphylla
Tiarella:ズダヤクシュ属。
※ラテン語のtiara(王冠の一種)又はturban(ターバン)の縮小形に由来します。
雌しべの形から来た名でもあります。
polyphylla:< polyphyllus=多葉の
漢字で書くと:喘息薬種
信州・木曾、飛騨地方の方言で、喘息のことをズダと云ったことに由来し、
この草を咳止めに用いたことから。今でもエキスを用いた薬が販売されています。
日本産物志(1872)に、
「山民の方言に、喘息をズダと称す、此草喘息を治するに偉効あるを以って、
ズダ薬種の名ありと云」という記述があるそうです。
上高地で咲く時期:5月下旬~7月上旬
5月下旬になると、針葉樹の林床の遊歩道脇に蕾をつけ始め、咲き出します。
実になり種をつける株の横で、新たに咲き始める株もあったりして、全体的に
花期は長い気がします。
(トップの写真の撮影日:2007.6.1)
蕾(撮影日:2007.5.30)
花(撮影日:2007.6.1)
※小さな花をたくさんつけて、遊歩道の脇にびっしり咲いていても、足を止めて
この花を愛でる観光客は皆無と云っていいほどです。それほど地味な花ですが、
よくよく見ると、花びらがピンと外側に跳ねて可愛いんです。
実(撮影日:2006.06.23)
※花が咲き終わり実になりつつあります。
もう少し時間が経つと、草全体が茶色になって、種を付けます。
Tiarella:ズダヤクシュ属。
※ラテン語のtiara(王冠の一種)又はturban(ターバン)の縮小形に由来します。
雌しべの形から来た名でもあります。
polyphylla:< polyphyllus=多葉の
漢字で書くと:喘息薬種
信州・木曾、飛騨地方の方言で、喘息のことをズダと云ったことに由来し、
この草を咳止めに用いたことから。今でもエキスを用いた薬が販売されています。
日本産物志(1872)に、
「山民の方言に、喘息をズダと称す、此草喘息を治するに偉効あるを以って、
ズダ薬種の名ありと云」という記述があるそうです。
上高地で咲く時期:5月下旬~7月上旬
5月下旬になると、針葉樹の林床の遊歩道脇に蕾をつけ始め、咲き出します。
実になり種をつける株の横で、新たに咲き始める株もあったりして、全体的に
花期は長い気がします。
(トップの写真の撮影日:2007.6.1)
蕾(撮影日:2007.5.30)
花(撮影日:2007.6.1)
※小さな花をたくさんつけて、遊歩道の脇にびっしり咲いていても、足を止めて
この花を愛でる観光客は皆無と云っていいほどです。それほど地味な花ですが、
よくよく見ると、花びらがピンと外側に跳ねて可愛いんです。
実(撮影日:2006.06.23)
※花が咲き終わり実になりつつあります。
もう少し時間が経つと、草全体が茶色になって、種を付けます。