遅くなってしまいました
26日、今年最後の仕事が終わってから、総支配人と社長と3人、上高地に行って来ました
たくさん写真を撮って来ましたので、いつもながらの写真中心で紹介しますね。
まずはトップの常念岳の写真。
冬期事務所のある渚から、上高地に向かっているところです。 常念山頂に雲はあるものの、晴れています。
上高地は晴れているかなぁ…。
そして、雪道用の車に乗り換えるために、
総支配人と『旧新島々駅舎』前で待ち合わせ。 とっても綺麗な青空でした。
『新島々駅』です。 乗り換えて、13:25出発
『大白川』付近です。 ヘアピンカーブのところ、入山トンネルの手前です。
ここは、沢渡大橋手前の崩落場所です。
きっとこの写真では分からないと思うけれど、崩落している斜面の途中に作業を続ける人が何人もいました。
以前はバスが通っていたこの地点に崩落が起きてから、もう何年が経つでしょう。
2005年の新釜トンネルが開通した前日だったから、もう4年半も格闘しているんだなぁ…。
沢渡の第二駐車場のあるところ。
橋の向こう側の足湯も閑散としていて、上高地行きのバス乗り場には、除雪車が2台止まっていました。
沢渡を過ぎると、少しだけ雪が多くなったような気がしながら、
釜トンネル入口です。 13:57到着。 後部座席に座ったために、ちゃんと写真が撮れなくて残念…
ゲートの前には、今釜トンネルを出て来たと思われる登山者が5、6人後続の仲間を待っておられました。
ゲートは閉まっていましたが、ゲート番の方も中の湯の売店の方もいらっしゃって、鍵は開いていました。
去年から、冬に上高地に入る一般客を規制するためもあって、トンネル内の電気は切られています。
部分的に点いている箇所もあるのですが、ほとんど真っ暗なので、ヘッドランプ等は必携です
また、私たちのようなホテル関係者や工事車両が時々通りますので、トンネル内の道の真ん中を
(油断して)歩くのは避けて下さいね
お願いします。
約1kmの釜トンネルを抜けて、出口です。 雪は思ったより多くありません。
途中のカーブです。
同じく、途中のカーブです。
そして、太兵衛平のカーブ。 シーズン中はここにバス停があります。
『フジアザミ』も今は雪の中ですね。
『大正池』に到着しました。 14:03。 取水口の下辺りまで、氷っていました。
同じく『大正池』です。 この時点では穂高には深い雲が垂れ込めていました。 残念…。
大正池ホテルの前まで来ると登山者の方が3人、大きなザックを背負い、スノーシューで歩かれていました。
私たちの車が通るために、急いでホテル側に避けて下さいました。 ごめんなさい
お気をつけて
大正池横には、新しい遊歩道が。 今年の夏の終わり頃から工事が始まり、下山の頃に終わりました。
古い遊歩道は全て外されていて、すっきりしました。
新しい遊歩道には手すりがついているので、雪が積っても、安心して通れますね。
春になって雪が氷ってしまっても、転げ落ちる心配はなくなりました
ホッ
雪の林です。
凸凹の雪道を走る車の中で撮っているので、ピンとが合っている写真が少ない中での1枚です
雪道はこんな感じです。 大正池ホテル手前辺りからは、地面が見えることはありませんでした。
帝国ホテル横の道を、通過中。
途中の池(?)です。
よく来られている方は、「ははぁ~ん、あそこね!」って分かって下さると思いますが…。
ここからすぐのところに、大曲りに出る近道があるのですが、ここも除雪されていましたョ。
『田代橋』のたもとまで来ました。
下山近くに撮った写真にも写っていましたが、雪ポールもちゃんと立っています。
『田代橋』を通過中
ようやく、久し振りにホテルに到着しました。
車を降りて、総支配人が入口のシャッターを開けている間に、振り返ると、
『六百山』から『霞沢岳』にかけての稜線が、綺麗に晴れ上がって姿を見せてくれました。
あー、もうこれだけで充分
大好きな雪に輝く『霞沢岳』。 もう見惚れちゃう
そうこうしている内にシャッターが開き、この日上高地に来た用事を済ませなくっちゃ
そう、遊びに来たわけではありません…
忘れ物を取りに来たのです
電気が切ってあるので、真ぁーーっ暗な館内に懐中電灯を持って入り、事務所の中へ…。 怖っ
私の忘れ物は『ペーパーカッター』。 何枚かまとめて紙をガチャンコと切るあれです。
それさえ取って戻れば、私は自由の身なので、
ホテルを出て、前の土手に向かいます。 雪のために傾斜は緩やかになっています。
自分の体重を鑑みると、ちょっとつぼ足では不安だったのですが、
雪の中を往復して来たのですが、こんな感じで、何とか大丈夫でした。
土手の道です。 スノーシューの跡がたくさんついていました。
このままウェストン碑の辺りまで散歩したかったのですが、振り返って見ると、社長がホテルから
出て来ていたので、諦めました…
もう帰らなきゃ…。
名残りを惜しんで、
晴れ上がり始めた『穂高』
『ゴリラ岩』
大好きな『六百山』
そして、我等が『三本槍』
最後の最後に、もう一度、穂高の山々を見上げると、
『前穂』がちょこっと頭を出してくれました。 あ゛~、もうちょっといたいなぁ…
「いいよ、いても。」と云う総支配人の声を温かく受け流し、有難く一緒に連れて帰ってもらいました。
滞在時間、25分…
田代池にも河童橋にも行けなかったけど、また来よーっと
『山の神様』の前を通過。 登山者の方の安全をお守り下さい
『西穂登山口』もこの通り、深い雪の中。
でも踏み跡がついていたので、西穂に行かれた方がこの何日かの間にいらっしゃったのでしょう。
私たちが着いた時にも、登山者の方が2人、西穂・焼岳方面に向かって歩いておられました。
車のタイヤがバックする時に少しの間空回りしたのですが、立ち止まって見守って下さいました。
もし、このブログを見て下さることがあったら、お礼申し上げます。 ご心配をおかけしました…
『田代橋』からもう一度、穂高を眺めます。 頭を出して下界を見渡しているのは、前穂だけでした。
来た道を戻ります。
『霞池』です。 この池に名前があることを、今年の秋になって初めて知りました。
オグオグが教えてくれたのですが、名前を知ると愛着って湧くものですね…。
『大正池ホテル』まで戻って来ました。
この後釜トンネルまでの道の途中で、年末年始の営業のために入山して来られた大正池ホテルの方の
車と行き違いました。 車に乗ったままでしたが、窓を開けてお話をし「良いお年を。」と別れました。
昨日の28日から来年の1月4日まで営業されるんだったかな…。
年末年始の上高地の天気は、残念ながら結構荒れる予報になっています。
直前まで様子を見て、晴れるなら、泊まりに行こうかな…。
大正池取水口付近です。 踏み跡がしっかり残っていました。 いい写真が撮れたかな
そして、今年最後の『大正池と穂高連峰』です。 やっぱり見えたのは前穂だけでした。 また来ます
『焼岳』です。
来た時は雲に覆われていてはっきりと見えなかったのですが、帰りに姿を見せてくれました。
『旧釜トンネル』です。 雪の中に埋もれるように同化していました。 愛すべき『釜トン』です。
そして、14:55。 釜トンネル出口を出て、振り返ってパチリ
総支配人とは新島々で別れ、社長に事務所まで送って頂き、
に乗って帰りました。
いつもの入船橋から、夕暮れの常念岳です。 上空はすっきり晴れ上がっていました。
さっきまであの山々の向こうにいたんだなぁ、って思いながら見上げていました。
やっぱり上高地はとっても素敵
だぁい好き
そして、松本はいい街です。
更新が遅くなってしまって、楽しみにして下さっていた方々がいらっしゃいましたら、申し訳ありません
今回は社用でしたので、乏しい内容だったかもしれませんが、また行きたいと思っていますので、
ご容赦下さいませませ…
さ、これで心置きなく、友人との忘年会に行って来れます。