里紀 in Crossing Field City!

~遠く、北アルプスとお城の街を離れて~

上高地に来ています。

2014年05月10日 22時21分26秒 | 松本での生活の中で
やっぱり上高地はいいわぁ。
穂高の懐に抱かれて、今夜は熟睡出来そう!

今夜の写真は、夕方5時半頃の穂高。 幸せ!!
明日は、朝6時頃からしっかり散歩しようと思っています。

ただ残念だったのは、ミネザクラがまだ蕾だったこと、ニリンソウもちらほら咲きだったこと。
来週なら良かったのかもしれないけど、晴天に恵まれて、大満足!
今年は『晴れ女』になれるのかも。^^;

今日は、上高地で初めて勤務したN山荘さんに泊まっています。

夕食はこんな感じで、部屋食にして頂きました。
8年前まで働いていましたが、その頃使っていた食器もまだ現役で、懐かしさでいっぱい。
中央にある『岩魚の塩焼き』の右にちょこんと付け合わされているのは、梅の甘漬け。
これは自家製かなぁ。 と云うのは、私が勤めていた頃は、梅の生る季節には梅を取って来て、厨房が梅工場になるくらい、延々と作業に没頭したことをまだ覚えています。
赤しそを揉んで赤くした梅もありましたが、私は青梅漬けが大好きでした。

やっぱり上高地はいいなぁ。

4月27日の上高地、明神往復。

2014年05月09日 22時57分33秒 | 松本での生活の中で
開山祭の最後を飾る獅子舞が行われているお囃子を聞きながら、私は右岸を明神に向けて歩きだしました。
トップの写真は、白樺荘さんの前から見上げた穂高。
ちょっと雲行きが怪しい雰囲気になっていましたが、何とか日射しがあったので、まぁいいかぁと云う感じで出発!


ここは岳沢湿原の木道。 雪は全くありませんでした。


『オオカメノキ』の冬芽。 人呼んで、『バンザイの木』!
ディズニーの美女と野獣の、燭台にされた執事にも見えませんか。^^;


岳沢の伏流水。 綺麗…。


フデリンドウの芽吹き。


遊歩道のすぐ脇には、まだ大量の雪が残っていました。

これは『ユキザサ』の芽吹き。


明神池間近のところで、『アオジ』がいました。 特徴のある声で鳴いてくれました。


『ミネザクラ』は、まだこれくらいの芽吹き。 2週間後には咲き出しているかな。


『ウリハダカエデ』の芽吹き。 堅い冬芽を破って、銀色に輝く新芽が出て来ます。

『エゾヤナギ』の開花。 猿が大好き。金色の猿が出没するかも…!


嘉門次小屋で岩魚をと思って来ましたが、いっぱいの人で断念。 残念。(´`:)


明神橋。 去年の閉山式の日、塗り替えて下さっていましたが、綺麗になっていました!


明神館までの遊歩道沿いは、『ニリンソウ』が蕾をたくさんつけていました。

『ヤマエンゴサク』も咲き始めていました。

明神館でおでんを食べて、左岸を帰ります。 いつもの道です。

ここは、明神館を振り返れるくらいのところにある、ニリンソウのミニ群生地。
まだたっぷりの雪に覆われていました。


梓川にタッチ出来るところですが、中瀬にある『エゾヤナギ』の樹皮剥がされています。
猿に因るものですが、ひどい場合は、剥がされた上は枯れてしまいます…。


ここは例年雪の壁が残るところ。 もっとすごい壁の時もあったので、これくらいは普通。


もうかなり小梨平に近づいているところですが、これは結構すごい雪の壁! 
でも手前まではそんなに残っていなかったんですけど…。


河童橋まで戻って来ました。 いつも思うんだけど、夕方に見る焼岳は大きく見えます。


もう開山祭の名残はなくなっていました。 ちょっと寂しいね。 紅白のテープくらいは残しておいてほしい気もします。


河童橋と穂高。 すっかり曇り空。 肌寒い感じ。

BTを突っ切って、

帝国ホテルへ!

ケーキセットを特製プリンで頼みたかったんですが、売り切れってことで、ケーキの盛り合わせ(今年から出来たのだとか…)を贅沢にも注文。
やっぱりショートケーキは絶品でした!


マントルピースはとっても素敵。 灯りも落ち着きます。


夕方、天気が回復した穂高を眺めながら、バスに乗って沢渡に向かって帰りました。


さあ、2週間ぶりの上高地はどれくらい変わっているでしょうか。
また、更新しますね。 よければ、お楽しみに。






2週間、経ってしまいましたが…。

2014年05月09日 22時37分08秒 | 松本での生活の中で
2週間前の4月27日、上高地の開山祭に出かけて来たことは、前々回に更新しました。
すぐにでも続きを書くつもりでしたが、やっとちょっとだけ、書くことにします。
だって、明日からまた上高地へ行くつもりだからです。
お蔵入りになっちゃいますからね…。^^;

で、今日のトップの写真は、開山祭当日の9時半頃の焼岳です。
5か月振りの再会!
水面に逆さ焼岳が、歓迎してくれています!


そして、穂高。 
9時頃だったので、まだ水面は鏡状態。 昼を過ぎると風が出て、ちゃんと映りません。
息がしにくいくらいの小さな虫がいっぱい飛んでいて、息を止めてパチリ。
しっかり写っていました。


まだ、この頃は遊歩道に雪が残っていましたが、もう明日にはすっかりなくなっているでしょうね。
何日か前に、林間コースがオープンしたということが書かれていましたし…。


林の中を抜けて、田代湿原までもう少しのところ。 ここからの穂高、結構好きです。


田代湿原に到着。 ちょっと右肩下がりの写真になっています。 ごめんなさい。

これもそう。 池が思ったより大きくて、逆さ穂高も綺麗に映っていました。
もう少しすると、池に菅の草が生えて、上手く撮れなくなります。 こんなにすっきり撮れるのは、今だけ!


田代池にも、ご挨拶。 マガモが出迎えてくれました。
でも、芽吹きはまだまだ。 でもでもでも、冬の木々の雰囲気でもないですよね。
そんな空気感が、たまりません。 だから早春は特別!

田代池と田代湿原に別れを告げて、河童橋に向かいます。
本当はもう少しゆっくり歩きたいんだけど、この日は開山祭がありましたからね。
焦りながら歩いています…。^^;


林間コースとの分岐。 右にはいけませんが。 ん?
立ち入り禁止のプレートも、何だか新しいね!


木道の上には雪は全くありませんでしたが、横に除雪してありました。
財団の方々が、せっせとされたのかもしれませんね。


梓川コースを歩いたら、いつもこの河原に出ます。 観光客の方は1組だけ。
邪魔しないように、そーーっと歩いて、端から端へ。

河原からの焼岳。 上高地にいた頃、嫌なことがあるとここへ来ていました。
もちろん、川霧の時もですけど…。


芽吹き。 これはニッコウキスゲかな。


林間コースのもう一つの分岐。 たくさん雪が残っていました。


田代橋に到着。 ここからの穂高、好きです。 以前の定点地でした。
ここから毎日穂高を眺めていたことを、懐かしく思い出します。

今回は右岸ではなく、左岸を歩きました。

中の瀬園地から見る穂高。 ここも葉っぱが出ていないこの頃だけ、ここから穂高が見えます。


大曲り。 ゴリラ岩が霞んで見えます。 「何? 来たの?」って云われているみたい。
ちょっと冷たいね…。


大曲りから見る穂高。 青空がとっても綺麗でした。


林の中に広がる小さなニリンソウの群生地で見つけた、蕾。
春の日差しを受けて、あちこちに蕾が見られました。

BTまでもうすぐのところに来た時に、特徴ある鳴き声が聞こえました。

カラマツの木の上に止まって鳴いていたのは、見間違うことがない『カケス』!
綺麗な羽、大きな体、独特の声。 高い木の上でチョコチョコと枝を移るのを追いかけていると、

いきなり、目の前に下りて来たのでビックリ。 ピントが合わず、焦りながらパチパチ。
下手な鉄砲も何とか、って云いますけど、ピントの合っているのが1枚ありました!


BT近くからの穂高。

何とか、開山祭に間に合いました。^^;
たくさんの人波に負けず、いっぱい写真を撮ったことは、前々回の通り。

上高地の空気はとっても透き通っていて、何だか生き返るみたい。
開山祭の後、明神まで歩いて来ました。 その時の様子は、次で。


八十八夜を過ぎて、立夏が過ぎて…。

2014年05月06日 23時09分56秒 | 松本での生活の中で
GWが終わりました…。^^;

私の場合は、2日間だけの休みでしたが、どこにも行かずに部屋でゆっくり過ごしました。
そして、何だか気持ちもちょっとだけ穏やかになっています。

ま、仕事の忙しいのは相変わらずですけど、ね。^^;



ところで、先月の中頃に7年くらい使ったパソコンXPとおさらば(と云っても使っていますが…)し、
新しいパソコン8マンを購入しました。
忙しさにかまけて、セッティングもせずにそのままにしていたのですが、ようやくここに来て使えるようにしたというわけです。
新しいパソコンで、初めて書くブログとなっています。


松本平では、かなり前に散ったソメイヨシノですが、私の勤務先のある東山の中腹では、枝垂桜が満開になっています。
松本城の西側にある枝垂桜を、今年はあまり愛でることがなかったので、その分を今、堪能しています!


それから今日、この夏に行なわれる『平成中村座』の一般販売が開始されました。
私の勤める旅館では、そのチケットのプランを例年作っているので、今朝は5名の精鋭部隊で買いに行きました。しっかり並んで、いい席をGETして来ました。
今年の演目は『三人吉三』。 
並んでいる間に、私自身もやっぱり見たくなり、最終日のチケットの整理券番号を待つ間に、自分用の整理券も取り、買ってしまいました…。会社にはナイショですけどね。
歌舞伎はとっても好きです。
特に、去年亡くなられた勘三郎さんが大好きで、あの方の歌舞伎に対する真摯な姿が本当に好きでした。
それはきっとみんな同じ気持ちだと思いますけど、歌舞伎は古いものではなくて、その時代の最高のエンターテイメントだったということを今の時代の人間に知らしめてくれた、素敵な役者さんでした。
そしてその最高のエンターテイメントは今の時代でも十分最高だと私に気づかせてくれた役者さんでした…!

勘三郎さんの演技はもう実際に見ることは出来ませんけど、やっぱり『三人吉三』は見たいなぁ、って。
7月22日の夜、絶対に休みを取ろうと心に決めたのでした!!



開山祭の日の上高地の様子お知らせします、って云いながら、更新が出来ていませんが、
次に上高地に行く前までには、更新しますので、良ければ、時々のぞいてみて下さいね! ^^;