里紀 in Crossing Field City!

~遠く、北アルプスとお城の街を離れて~

新年あけましておめでとうございます!

2008年01月01日 12時34分56秒 | オフシーズン2007-08

今年はこんな感じで年賀状を作りました。
住所を知らなくて出せなかった方々、現物を見て下さっている方々、
いずれに致しましても、今年もどうぞ宜しくお願いします!

左の山は、双耳峰で有名な北アルプスの『鹿島槍ヶ岳2889m』です。
去年の9月に登りました。登山口から1100mも稜線まで直登するのですが、
そのきつさに何度も何度も立ち止まってしまい、自分で設定したコースタイムも
オーバーする始末で、予定していた山荘に辿り着くか心配しましたが、
無事到着することが出来、山荘では気を許せる新しい山友達も出来て、
最高の山行になりました!
また山頂に向かった翌日は、寒冷前線が日本列島の上空で発達していて、
強風にあおられて、絶壁の稜線では、足元が竦むほど怖い思いをしました。
「山岳保険に入って、役立つ時が来てしまったかなぁ」と思いながら歩く始末でした。
思い出に残る山になりました。

右の山は、国内第5位の高峰『槍ヶ岳3180m』です。
9月1日の『播隆祭』に合わせて登りました。
高所恐怖症の私は、山頂に立つことは最初から諦めていたので、実際に登ったのは
槍ヶ岳山荘のある3080mまででした…!
次回登るまでには、降りる時に鉄梯子に恐怖感なく1歩が踏み出せるようになっていたい
と思っています。
とは云え、山荘の横で咲いていた『トウヤクリンドウ』に会うことも出来て、
とてもうれしい山行になりました。

そんなこんなの新年です。
TVを見ていると、早速、槍ヶ岳で遭難のニュースが流れました。
安否が気遣われます。
元旦に今年の初登頂を!と願うのは、日本人登山者の悪い習慣ではないでしょうか?
悪い天候が続くと予め分かっているのに、無謀としか云い様がないと思います。
雪崩が自分達だけは避けてくれると思ってしまうことが無謀です。
いろいろな人に心配を、救助に向かう人に2次遭難の危険を懸けてしまいます。
自重する勇気が、登る勇気以上に必要だったのではないでしょうか。
とても残念なニュースです。
それでも、無事に助け出されることを心から祈っています。

そんなえらそうなことを云う私は、大晦日の寒い日に出歩いたこともあってか、
2年越しに風邪を引いてしまったようです。
熱があり咳が出て、散々ですが、いつものように食欲はありますので、大丈夫です。
外を見ていると、大阪の空からも今にも雪が落ちて来そうです。
今日はゆっくり駅伝でも見ながら過ごし、明日の計画でも立てようと思っています。

今年もどうぞ宜しくお願いします。
皆様のご健康とご多幸を、心より祈念申し上げます。