里紀 in Crossing Field City!

~遠く、北アルプスとお城の街を離れて~

通い慣れた道

2008年03月29日 23時54分10秒 | オフシーズン2007-08

11月末から4ヶ月、この道を通って今冬の会社に通いました。
淀屋橋と云う駅を降りて、会社まで約10分。 毎日歩くには適度の距離です。
写真は、その通勤途中のある会社の樟並木なのですが、付近には樟が10本程あります。

その樟が、写真が小さいのですが見えるでしょうか…。
春を迎えて3月の初め位から、常緑樹ですが葉の入れ替わりが始まりました。
樹の下には、少し黄色くなったような緑の葉がたくさん落ちています。
右の会社の方だと思いますが、何度掃いてもあとからあとからどんどん落ちて来るのです。
お疲れ様だなぁといつも思っていました。

それでここに来て、新芽が花のように華やかに目立ち始めましたので、撮って来ました。

都会で感じる春です。

この道を通るのも、31日の勤務の日を残すだけになりました。
4月になったら1週間は部屋の片付けに追われることになりますが、松本に行く直前に
もう1件単発の仕事をして小銭を稼ぎ、13日の朝、京都深草から高速バスに乗る予定です。

いつも初めに絵文字を入れているのですが、
今回はビルの間の泣き笑い&怒りと云うことで表現してみました。
今回4ヶ月一緒に働いて来た同僚も、このブログを見て下さっていると思いますが、
本当にお世話になりました!
至らぬところも笑顔でカバーしてもらったり、襲ってくる疲労も励ましあったり…。
お蔭で楽しく過ごすことが出来ました。 ありがとうございました!

それから。
今日からコメントをつけて頂く時に、一旦保留させて頂いて内容に即したコメントのみを
公開することに致しました。
コメント頂けるととっても嬉しいのですが、最近全く関係ない内容のコメントが増えて
来てしまったものですから、格好をつけるようで恥ずかしいのですが…。

これからも宜しくお願いします。

咲き始めました!

2008年03月25日 23時02分52秒 | オフシーズン2007-08

暖かい毎日が続いています。
日なたの木の蕾は膨らみ、今日の午後にはようやく咲き始めました。
春ですね…。

いつも乗る駅のホームすぐ横に、大きな桜の木があるのですが、
今朝の状態はこんなでした。

この時期も好きなんです。 もうすぐ咲く!って云う時です。

でも帰る時には、
近くの公園の木々はもう我慢が出来なかった蕾達がほころび始めていました。

もう夕方なので少し薄暗くなり画面は暗いのですが、きちんと写ってくれました。

明日からもまだまだ暖かい日が続くようですので、月末には満開近くになるでしょうか。
春ですねぇ。

タガソデソウ(ナデシコ科)

2008年03月24日 23時56分59秒 | 上高地の花々-た
学名は:Cerastium pauciflorum var. amurense
Cerastium:ミミナグサ属。
※ギリシャ語のcerastes(角状の)が語源です。
細長くしばしば曲がった果(裂果の一種)の形から名付けられたようです。
pauciflorum:<pauciflorus=少数花の
amurense:<amurensis=アムール地方(東部シベリア)の

漢字で書くと:誰袖草
古今集「色よりも香こそあわれとおもほゆれ 誰袖ふれし宿の梅ぞも」に因るものではないかと
『牧野新日本植物図鑑』に記載され、姿よりも香りが素晴らしいと匂いを誉めた歌のようですが、
上高地では本当に遊歩道脇で簡単に見られる花です。
ですから、長野県と山梨県でのみ見られて、絶滅危惧II類に指定までされているなんて
信じられないくらいです。

上高地で咲く時期:5月下旬~6月下旬(年によってかなり違います)
(トップの写真の撮影日:2006.6.19)


蕾(撮影日:2007.5.31)

※毎年咲き出すとうれしくなり、花は何度も何度も写真に撮ってしまうのですが、
蕾を撮り忘れていたので、2007年に待ち構えて写したものです。
それなのに、この花ははかなげで細いのでいつもわずかな風にも吹かれてしまい、
ピントがなかなか合いません。 (云い訳ですが…)
あと、この写真ではわかりにくいですが、細い茎は粘膜のようになっているのか、
いつも枯葉の砕けたのや虫が付いていたりします。

花(撮影日:2007.5.30)

※開きかけです。 もう少しでレースのような透明感のある美しい花を咲かせます。

花(撮影日:2007.5.30)

※もっとはっきり写っていればわかって頂けるかもしれないのですが、花びらには
透明に見える窪みがあります。
扁平な花びらでなくこの窪みが可愛らしさを際立たせていると思います。
この愛らしい姿よりも匂いがいいと歌われたこの花の匂いを、知らなかったのは迂闊でした。

クロクモソウ(ユキノシタ科)

2008年03月18日 23時59分21秒 | 上高地の花々-か
学名は:Saxifraga fusca var. kikubuki
Saxifraga:ユキノシタ属。
※ラテン語のsaxum(石)+frangere(砕く)を語源にしています。
尿の結石を溶かす作用があると思われたことに因り、名付けられたようです。
fusca:<fuscus=暗い、黒みを帯びた

漢字で書くと:黒雲草(別名:イワブキ、キクブキ)
※花弁が黒みがかった褐色であることから、これを黒雲に見立てて名前が付けられました。

上高地で咲く時期:7月下旬~8月中旬
(トップの写真の撮影日:2006.8.4)


芽吹き(撮影日:2007.6.27)

※もう少し早い時期で2枚くらいの開き方の時は、まるでワニが口を開けたような感じで
ユニークなのですが、これくらい開いてしまうと可愛らしさは消えてしまって、
何か獲物を獲る仕掛けのように見えますね。
でも、葉脈は『クロクモソウ』独特で、見間違えることはありません。
写真を撮った場所の標高が高いため、芽吹きは約1ヶ月程遅いです。

蕾(撮影日:2006.7.19)

※モクモクと雲が湧き上がるように、蕾の固まりが首をもたげて来ます。
『クロクモソウ』の名前は、花弁の色に由来すると先に書きましたが、
この時期の蕾の感じが『雲』のように見えたのではないかなぁと思ったりします。

蕾(撮影日:2007.7.20)

※首をもたげる前に、もう開花が進んでいるせっかちな株です。
蕾もたくさんついているので、きっと華やかに美しく咲くことでしょう。

花(撮影日:2006.8.4)

※乗鞍のバスターミナルから少し離れたところに咲いています。
『クロクモソウ』は、上高地では少し日陰の山沿いで咲く感じなのですが、ここでは
陽をさんさんと浴びて咲いています。 褐色の花びらも光り輝いています。
かなりかたまって咲いているので、とてもシックだけど華やかに感じます。

花(撮影日:2006.8.4)

※上の写真をトリミングさせてみました。
目立たない花です。 上高地でもひっそりと咲いています。
でも私同様に、この花が大好きな方は多いのではないでしょうか。
見るたびに好きになっていく、そんな花です。

いつものジグソーパズル③

2008年03月17日 23時46分37秒 | 大好きなジグソー

いつものジグソーパズルに『ミスミソウ』が採用されています!
良ければ、チャレンジしてみて下さい。

先日、京都の植物園に行った時に可愛く咲いていたので、撮って来たものです。
かなりアップにして投稿したのですが、春の陽射しを浴びて光り輝いているようでした。

今日は松本に山野に自生している『セツブンソウ』を見て来ました。
詳しくは、明日ご紹介する予定で、目下原稿推敲中です!
今夜はジグソーで愉しんで下さい。★★★なのでピース数は270個。 ちょっと難しいです。

直接パズル画面に入る時は、↓クリックして下さい。
http://www.jigsaw.x0.com/jigsaw.cgi?id=1205342741859

他のパズルも見てみたい方は、↓こちらをクリックしてみて下さい。
http://www.jigsaw.x0.com/

※作業画面の左上の『MENU』をクリックすると、作業状態の保存も出来ますし、
ヒントとして完成画面をサムネイル表示出来ます。
また、私はいつも作業中のバックの色を黒にしています。
作業がしやすくなる気がするのですが。 良ければお試し下さい。

松本の空の下

2008年03月16日 23時59分09秒 | オフシーズン2007-08


今日大阪で仕事を終えてから、新幹線と中央西線を乗り継いで、22時前に松本に着きました。
夜だったので、大好きな常念の美しい姿は明日の朝までお預けです。

でも、久し振りの松本駅に降り立つと、「帰って来たなぁ~」と懐かしさでいっぱいになりました。
何も変わらないかなと思いながらいつも泊まるホテルに向かうと、「あれっ!」
いつも朝食を食べる馴染みの『ドトール』の店が改装中?なのか、なくなっています…。
「明日の朝食はどうしようかな?」そんなことを思いながら、ホテルにチェックイン!

いつも泊まるホテルは、駅からちょっと歩くのですが、パルコの近くにあるRホテルです。
駅近のSホテルやTホテルも以前は使っていたのですが、このRホテルに泊まり始めると
他には泊まりたくなくなります。
掃除も行き届いているし、フロントのスタッフはもちろん掃除される方も感じが良く、
去年はほとんどこのホテルを利用して(10回前後)1度も嫌な思いをしたことがなく、
それがこの大きな信頼の理由かもしれません。
こうしてパソコンを借りれますしね。 これも私にはポイント高いです。

明日はいつもお声をかけて頂いているやまたみガイドのTさんと『セツブンソウ』を見に
行って来ます。 今回はそれが目的で来たのですョ。
以前から京都の府立植物園に見に行って、その可憐な花を愉しんでいましたが、
明日は初めて自生しているのを見ることが出来るのですから。 うれしいです!楽しみです!

でもこの冬、いつものことながら会社の行き帰りわずかに歩く位で、運動をサボっていたので
悲しい位に太ってしまいました。(学習能力がないと云うか…、毎年なんです…、情けない…。)
上高地に戻ってからのリハビリには時間がかかるかもしれません…。
ふぅ、6月の終わりまでに山を歩ける体に戻らなきゃ!

とか何とか云いながら、明日の『セツブンソウ』は、あさってくらいに紹介出来るでしょうか?
他の花にも出会えるかもしれませんし、もし良ければ、楽しみにしていて下さい。

クサボタン(キンポウゲ科)

2008年03月15日 23時58分57秒 | 上高地の花々-か
学名は:Clematis stans
Clematis:センニンソウ属。
※ギリシャ語が語源です。 1世紀のギリシャの自然科学者Dioscoridesが付けた、
長い柔らかい枝を持ったよじ登り植物の名前で、clema(若枝)の縮小形です。
stans:直立した

漢字で書くと:草牡丹
※一見すると草に見える植物で、葉がボタンに似ているので名付けられました。
可愛らしい花なのに、全草有毒なので、注意が必要です。

上高地で咲く時期:7月中旬~8月下旬(花期は長いです。)
(トップの写真の撮影日:2006.7.19)


芽吹き(撮影日:2007.6.4)

※落葉半低木です。 葉がもっと茂って来ると草のように見えるのですが、この時期に見ると、
やはり半低木の芽吹きですよね。

蕾(撮影日:2006.7.19)

※淡紫色で花弁に見えるのは萼です。ベルベットのようなしっとりした感触です。
雌雄異株で雄株は雌株より花も株も大きいようです。

花(撮影日:2005.9.2)

※花弁のような萼が基部まで裂けて、雄しべが目立っています。
ただ、可愛いからと花や茎を傷つけたりすると、しっぺ返しを食うので要注意です!
有毒の黄色い乳液が出て、赤くなって腫れあがり水疱が出来るらしいです。

実(撮影日:2007.8.24)

※花が終わると、最初は立っているのですが、徐々に基部の種が膨らむにつれて
写真のように広がって、長くふさふさの綿毛を伸ばし、飛ぶ準備に入ります。

トモエソウ(オトギリソウ科)

2008年03月14日 23時59分37秒 | 上高地の花々-た
学名は:Hypericum ascyron
Hypericum:オトギリソウ属。
※古代ギリシャ名のhypericon『hyper(上)+eikon(像)』に因む名前で、
魔よけの像の上にこの花が奉げられていたことによるらしいですが、ギリシャ語の
hypo(下に)+erice(草むら)が語源とも云われています。
ascyron:Ascyronギリシャ名と云われるだけで、詳細はわかりません。ごめんなさい。

漢字で書くと:巴草
卍のような形をしたうずまき模様に花が似ていることから、名付けらています。
ねじれの向きは個体により左右どちらもあるそうです。
また葉が1段おきにほぼ90度向きが違っているのは、オトギリソウ科の特徴だそうです。

上高地で咲く時期:7月下旬~8月中旬
(トップの写真の撮影日:2006.7.25)


蕾(撮影日:2007.7.19)

※たくさんの蕾がついています。この写真では見にくいのですが、この蕾が面白いです。
先が真っ直ぐ上を向いているのではなく、少しねじれて斜め上を向いています。
もう少しわかりやすいアップの写真を撮って、載せたいと思います。

蕾(撮影日:2007.8.1)

※開花直前です。 巴状に開いていくのがよくわかりますよね。 濃い黄色です。

花(撮影日:2005.8.16)

※夏の暑い陽射しを浴びて、涼やかに咲いています。 大きな黄色い花びらが大らかです。
そしてこの花の特徴でもある花びらの折れが、犬の耳のようで、愛らしいですね。

実(撮影日:2006.9.2)

※意外と大きい実です。 中に種がいっぱい詰まっているそうです。
本当は開けて見てみたいのですが…。

コナシ(バラ科)

2008年03月13日 23時51分26秒 | 上高地の花々-か
学名は:Malus sieboldii
Malus:リンゴ属。
※ギリシャ語のmalon(リンゴ)から出た名。
sieboldii:<Sieboldianus=日本植物の研究者シーボルトの

漢字で書くと:小梨(別名:酢実)
※酸味のある実と云う意味から『ズミ』、樹皮を黄色の染料に使用したことから、
『染み(しみ)』が転化してついたと云われています。
なので本当は『ズミ』として表記した方がいいのかもしれませんが、上高地で咲く花を
紹介していることもあり、『コナシ』の名前を優先したいと思いました。
また名前の由来として、赤い実(黄色く熟す実もあります)が生ることから『コリンゴ』や
『コナシ』とついたとも云われています。
小梨平に現在『コナシ』はほとんどありませんが、明治時代に上高地でリンゴを栽培しようと
した時期があり、接木する台木として植えられたことから『小梨平』と名付けられたようです。
樹皮は煮出して、名前の由来となった黄色の染料となり、ミョウバンなどを加えると
黄色の絵具を作ることも出来るそうです。

上高地で咲く時期:6月上旬~中旬(年によってかなり変わります)
(トップの写真の撮影日:2007.6.11)


蕾(撮影日:2007.5.31)

※このくらいの蕾では、まだなかなか咲きません。 この場所は河童橋からも近く
いつも咲き具合を見ている枝です。

蕾(撮影日:2007.6.4)

※これはバスターミナルからすぐ梓川に出たところにある木の蕾です。
ここは日あたりが良くて、いつも早く咲き始めます。 朝、陽射しを浴びてしばらくすると
たくさんの蕾が一斉に咲き出す瞬間は、とても素敵な時間です。
私はその時が何より大好きで、そのために毎日猿蟹合戦のカニのように、まだかまだかと
見に行くようになります。 このくらいの膨らみでもまだ咲かないのです…。

蕾(撮影日:2007.6.6)

※この枝も、前の写真と同じ場所です。 つまり2日後の膨らみ具合と云うわけですが、
この状態で、もうすぐなんです。 この蕾はこれから2日くらいで、開花しました。

蕾(撮影日:2007.6.9)

※上高地で咲くコナシの蕾は、前の2枚の写真のように薄いピンク色のものが多いのですが、
温泉ホテルの売店前のコナシは、蕾が真っ赤です。 これは開花直前になっているので、
少し薄くなっているのですが、固い頃は真紅に近い赤です。
最初は同じコナシとは思えませんでした。
でも、開いていくに従って薄くなり、咲いてしまうと他の花と同じ白い花なのです。
「あれ? 確か赤い蕾してたよね?」って大阪人的なツッコミを花にしてしまう私です。

花(撮影日:2007.6.11)

※河童橋から右岸を下流に歩いて行くと、右側にウェストン園地に続く木道があります。
そこを右に行かないで、左に行くとプレハブの建物があるのですが、そこから梓川の河原に
出られるところがあります。 その河原にかなり大きなコナシの木があります。
たくさんの蕾をつけて重そうに咲くのですが、低いところにも枝があるので、満開に咲いた
花を間近で見ることが出来ます。 甘い匂いに幸せぇ~な気持ちになります。

実(撮影日:2006.9.25)

※一番最初に紹介した蕾の写真の枝です。 もう少し赤くなる頃には、猿たちが先を争って
食べに来ます。 五千尺ホテル前の木に赤い実がたくさん生った時、猿が5~6匹
鈴なりのようになって、夢中で食べているのを見たことがあります。
下で人間がカメラを向けても気にすることなく無我夢中の猿を見て、これから冬に向けて、
栄養を蓄えておかなければいけない野生の厳しさだなぁと妙に感動しました。
下手をすると生死に関わってくるのですから、必死ですよね。

実(撮影日:2007.9.20)

※明神館の前には2本のコナシの木があります。 とても大きく老齢の樹ですので、
毎年は咲きません。 とてもうまい具合に交互にどちらかの木が花をつけます。
2007年は明神館に向かって左の木に花が咲き実が生ったので、2008年は
右の木の番です。
誰に云われたわけではないのに、花を咲かせるのは2年に1回と決めているなんて
驚きですよね。 そのうち3年に1回しか咲かなくなる時が来るのでしょうか…。
いつかそういう年に出会うなら、それも愛しい驚きとして捉えたいと思います。

ナンバンハコベ(ナデシコ科)

2008年03月12日 02時16分20秒 | 上高地の花々-な
学名は:Cucubalus baccifer var. japonicus
Cucubalus:ナンバンハコベ属。
※ラテン語の cocobolus(cakos悪+bolos投)に由来します。
baccifer:<bacciferum=液果(えきか=中果皮(ちゅうかひ)、内果皮(ないかひ)が
水分の多い肉質でやわらかく、熱してもさけない)を持った
japonicus:日本の

漢字で書くと:南蛮繁縷
※花の形が珍しいので、異国風と云う意味で『南蛮』と付けられたようですが、
外来種ではありません。

上高地で咲く時期:8月中旬
(トップの写真の撮影日:2007.8.10)


蕾(撮影日:2007.8.10)

※ぷっくらと膨らんだ蕾です。 長さは約2cm位です。 葉の感じは、大きな『ハコベ』
そのものですね。 近くには小さな小さな『ミヤマハコベ』が、たくさん咲いています。

花(撮影日:2006.8.16)

※この花を見たのは、この2006年が初めてでした。 プラプラと散歩していると、
もう花の終わりに近づいたような、この花が目に入りました。
近くで実になりかけている花もあったし、花びらがまばらで半分は散ってしまったと
思ったのです。 しょうがないので「また来年、もう少し早く見に来よう」と思い、
念のために写真を撮っておくことにしました。場所を忘れないためです。

花(撮影日:2007.8.10)

※そして翌2007年、前年より約1週間早く見に行き、この状態でちゃんと咲いている花
だったことを知りました。 花びらがクキッと90度折れているようなのですが、
蕾からどんな状態で開花するのかなぁと、今年の出会いが楽しみで仕方ありません。

実(撮影日:2006.8.16)

※実の出来始めです。 これからこの実は黒く熟します。
まだ見たことはないのですが、大きな萼の中にコロッと残っている様子は、何とも
可愛らしいような気がします。
いつもの場所で、ほとんど目立たない状態で咲いているので、探すのが大変です。
黒い実だと目立つような気もするのですが…。
探すのは大変ですが、それだけに再会した時の感激は倍増します。 楽しさの1つです。