里紀 in Crossing Field City!

~遠く、北アルプスとお城の街を離れて~

あ~、美味しかった!?(5)

2009年10月31日 21時51分06秒 | あ~、美味しかった!
    
昨日の休みに、明神まで歩いて来ました。
この時期にはもう葉も落ちているので、楽しみは、冬芽と葉痕なのですが、たくさん撮って来ましたので、
またいつものカテゴリーで紹介の予定です…。 良ければ、お楽しみに!

で、一部の方にはかなり好評を得ているこの『あ~、美味しかった!』シリーズなのですが、
今日(10/30)も、明神の嘉門次小屋での食事です。
今年は名物『岩魚の塩焼き』を始めとして、『ざるそば』、『きのこそば』と紹介して来ましたが、
今日は、嘉門次小屋の冠メニューの『嘉門次そば』(1500円)に挑戦して来たので、ご紹介します

この日は歩き始めた時点から、「嘉門次そばを食べよう!」と決めていました
だから13番のテーブルに座って注文する時も、迷うことなく「嘉門次そば!」と伝えたのでした…。

待っている間に、手持ち無沙汰だったので、

看板を撮ってみました。 いつもの看板ばかりじゃ、面白くないしね…。

で、ジャンジャジャーーン

光り輝く器に入って、『嘉門次そば』が運ばれて来ました…
    
正直な感想…。 「しまったぁ…。
もう一度メニュー表を見て、「・・・(絶句)。」
お蕎麦の上に『ドテッ』と乗っているのは、紛れもない甘露煮の岩魚でした…
私は何がダメって、魚の甘露煮が苦手なのです…。

(囲炉裏で焼きの担当をしていた和尚に、絶句を悟られないように聞いてみました…)
「甘露煮も小屋の手作りなの…?」 (いやぁ、冠メニューだもの、当然でしょ…

かなり動揺している自分に(目が点)になってしまいました…。
今になって残すわけにもいかず、まず蕎麦を食べ始めました…。
甘露煮の味がお汁にしっかりついていて、大好きな方にはたまらない味なのでしょうけれど、
私は「・・・(絶句)」のまま…。
なかなか魚に箸が行きません…。 意を決して、頭と尾っぽを残しましたが、食べました…。

岩魚の頭が汁の中に浮かんでいます…。 お汁も残してしまいました…。
せっかく作ってもらったのに、ここまで食べるのが精一杯でした…。 ごめんなさい。

口の中に甘露煮の味が残ってしまって、でも消すことが出来ませんでした…。
しょうがないので、

『塩焼き』を頼んで、

完食して来ました
いつも通りの美味しさで、少しは気を取り直しましたが、満足気分で帰ることが出来ませんでした。
残念でした…。
甘露煮の苦手な方は『嘉門次そば』ではなく、『きのこそば』と『岩魚の塩焼き』にしましょうね


明神館に寄って、いつもの『ぶどう酒』を注文すると、

武蔵ちゃんが、表面張力ギリギリまで注いでくれました。
お蔭で、敗戦投手のような気分だったのが、9回に味方がホームランを打ってくれて、
敗戦投手を免れた気分まで持ち直しました…。
いつもの通り、千鳥足で左岸を歩いて帰りました…。


それから。
文中の感想は、あくまでも私個人の好き嫌いの問題による感想です。
『嘉門次蕎麦』は長く愛されている小屋の看板メニューであることに変わりありません。 念のため…。

あ~、美味しかった!(4)

2009年10月30日 01時41分20秒 | あ~、美味しかった!
    
↑この絵文字は、実はおうどんなんです…
でも、このシリーズ4回目は、帝国ホテルの『あずさ庵』で食べたお蕎麦です。
トップの写真は、お品書き。 こんな感じのメニューがテーブルの真ん中に置いてありました。

最初は『あずさ庵 特選ざる蕎麦』(1575円)で充分だと思っていたのですが、
きっとこの『あずさ庵』で食べるのは最後になると思ったので、帝国ホテルの和食レストランが出す
天ぷらはどんなものだろうと興味が湧き上がり、高いのは承知(2625円 もする…)で
『天ざる蕎麦膳』を注文することにしました…
ジャンジャ、ジャーーン!

『天ざる蕎麦膳』です
右上の小鉢は(大好きな)胡麻豆腐 これはちょっと嬉しかった…
小芋の煮付けみたいなのが出たら、泣くに泣けんかったけど。
肝心の天ぷらは、左から舞茸、かぼちゃ、ししとう、海老、茄子でした…。
香の物は左から昆布、赤かぶと野沢菜のお漬物、わさび。 右下はねぎ。

『特選ざる蕎麦』との1050円の差は、天ぷらと香の物なんだけど、どっちかと云うと、
『特選ざる蕎麦』で充分だったかなぁと思う結果になりました…。
当初、蕎麦を食べたくて行ったわけだから、天ぷらはどっちでも良かったこともあって、
無茶苦茶美味しいと感動するほどではありませんでした。 サクサク感は良かったのですが…。

新蕎麦かなと思いましたが、そうではありませんでした。
(ま、違いが分かるほどの蕎麦通ではないので、深く追及はしませんが、期待はしていました。)
でも、手打ち感があり、とっても美味しかったです
食べ手の頃合いを見計らって、蕎麦湯も持って来てもらえて、タイミングはばっちりでした。
やっぱり、『特選ざる蕎麦』だけにしとくべきでしたね。


でもこの通り、完食です。 蕎麦湯も全部飲み干しちゃいました。
美味しかったぁ~~~

ただ、
洋食の『アルペンローゼ』は表側に面しているので、窓が小さくてもしょうがないなぁと思えるのですが、
和食のこの『あずさ庵』は裏側(穂高側とも云えます!)に面しているので、窓が小さいのは
ちょっともったいないなぁと思いました。
でも小さい窓から見える冬枯れに近い林の景色も、結構いいものでしたョ。(独りだと寂しいけど。)


おまけ。
お蕎麦だけでとっとと帰るはずがないのが、私なのです…。

今日は『洋梨のタルト』を食べて来ました。
洋梨のコンポートは味が濃くて、洋梨の爽やかさがあまり感じられないのですが、
まあまあ美味しかったかな。
暖炉に火がついていて、暖かで、本を読みながらゆっくり過ごせたので、満足な時間でした。

帝国ホテルの営業は、8日の宿泊まで。 喫茶や売店は、翌日9日の11時までです。
あと10日になりましたね。


あ~、美味しかった!(3)

2009年10月29日 13時00分02秒 | あ~、美味しかった!
    
26日の休み、松本に下りた時に、同僚たちとアイスクリームのお店に行って来ました。
『Ciao(チャオ)』です。

トップの写真は、たくさんの種類の並んだアイスクリームケースです。
それぞれに楽しい名前がついていて、例えばレモンのシャーベットには『パワーアップレモン』など…。

選ぶのにかなり悩みましたが、

『ほろにがコーヒー』と洋梨のコンポートが入った『洋梨のベルエレーヌ』です。


同僚たちと『乾杯!』
右下は私のカップ。
左のコーンに入ったのはNoriちゃんの選んだくるみとキャラメルの『ハワード』と
さつま芋の『ポテトのほほえみ』。
右上はRuiちゃんの『昼下がりの紅茶』と『寒がりのティラミス』。
左上はReiちゃんので、リンゴの黒糖煮の『ポムドミヤビ』とかぼちゃの『ジャック』でした!

甘ったるくなくて、アッと云う間にとっても美味しく戴きました。

ゆっくり食べていたら、融けちゃいますからね…
で、みんなも完食!

のはずだけど、誰やぁ、まだ食べてへんのわぁ~
ま、食べちゃったら何もなくなっちゃうので、許してあげるよ、Noriちゃん


雨の中、最後にお店の看板を撮っておこうと思ったのですが、
ライトが肝心の名前に当たっていなくて…
これじゃぁ、分かりませんよね。 松本では結構有名なお店です
この後、4人で『ラーラ松本』に行ったのでした。

あ~、美味しかった!(2)

2009年10月22日 02時46分20秒 | あ~、美味しかった!

続いて、第2回目は、帝国ホテルでのケーキセット。(10/20)
トップの写真は、帝国ホテルの暖炉です。 着いたのは15時でしたが、寒いので火が入っていました。


やっぱり『モンブラン』。 去年の美味しさには敵わないものの、それでも美味しいのです…。
Reiちゃんが頼んだのは、『ホワイトチョコとカシスのケーキ』(だったかなぁ…)
2人とも大満足で平らげて、完食写真を撮り忘れてしまいました…
しばらくして気がついて、もうお皿を取り返すのは不可能…。 ま、いいっか。


おまけ。

蛍光灯にはない、暖かい灯り。
暖炉の火とともに、セピア色の館内にも癒されました…。

帝国ホテルの営業は、来月8日の宿泊まで。
9日の喫茶やレストランの営業はどうなのかなぁ。

あ~、美味しかった!(1)

2009年10月22日 02時16分03秒 | あ~、美味しかった!
タイトルに絵文字が入らないので、『里紀のペロリ 平らげちゃった』は、急遽、
『あ~、美味しかった』シリーズに変更します…。

記念すべき第1回目は、トップの写真にある通り、嘉門次小屋でのお昼ご飯。(10/20)

入口の看板です。

11時過ぎに行くと、外のテーブル席は満席でした。

それで、暖かい囲炉裏に入って食べることに…。 Sさんが今日は焼きを担当。
和尚(もちろん、愛称です…)は今日はお休みとのこと。


名物の『岩魚の塩焼き』と、寒いので『ざるそば』を諦めて、『きのこそば』を注文しました。
塩焼きは囲炉裏で最後の燻り中…。
一緒に散歩に行ったReiちゃんは向かい側に座って、山菜そばを注文。
缶ビールで乾杯した後、きのこがたっぷり入ったお蕎麦を、

はい! 美味しく戴きました。



そばを食べ終わった頃、絶妙のタイミングで『岩魚の塩焼き』が来ました。
塩加減といい、身の柔らかさといい、超、美味しい!


当然、はい、この通り、完食です 
Reiちゃんは、頭としっぽを残して、最後に両方を食べての完食。 私は頭からカプっと…。
どのように食べても、嘉門次の塩焼きは美味しいのです 「お代わり(したいなぁ…)」


囲炉裏に並べられた塩焼きの岩魚の列 串の間隔、傾斜角度が美の世界です。
火の傍って、本当に暖かですね。 燻される匂い、爆ぜる音にホッとします。

嘉門次小屋さんの営業は、来月15日の閉山祭まで。(宿泊はもう少し早く終わる予定かな)


おまけ。

生簀の中で次の順番を待つ岩魚たち。 かたまって泳いでいます。
網で掬(すく)われるのを掻い潜って、春から生き残っている岩魚もいたりするのかな…
生簀の外の宮川では、いつもより多めの岩魚(ブラウントラウトなどとの交配が進んでいます)たちが
縄張争いをしていました。

どっちの方が幸せなんかなぁ。


そして、もう一つおまけ。

小屋の番犬『コロ』。 毛布に包まってお昼寝中でした。