昨日の休みに、明神まで歩いて来ました。
この時期にはもう葉も落ちているので、楽しみは、冬芽と葉痕なのですが、たくさん撮って来ましたので、
またいつものカテゴリーで紹介の予定です…。 良ければ、お楽しみに!
で、一部の方にはかなり好評を得ているこの『あ~、美味しかった!』シリーズなのですが、
今日(10/30)も、明神の嘉門次小屋での食事です。
今年は名物『岩魚の塩焼き』を始めとして、『ざるそば』、『きのこそば』と紹介して来ましたが、
今日は、嘉門次小屋の冠メニューの『嘉門次そば』(1500円)に挑戦して来たので、ご紹介します
この日は歩き始めた時点から、「嘉門次そばを食べよう!」と決めていました
だから13番のテーブルに座って注文する時も、迷うことなく「嘉門次そば!」と伝えたのでした…。
待っている間に、手持ち無沙汰だったので、
看板を撮ってみました。 いつもの看板ばかりじゃ、面白くないしね…。
で、ジャンジャジャーーン
光り輝く器に入って、『嘉門次そば』が運ばれて来ました…
正直な感想…。 「しまったぁ…。」
もう一度メニュー表を見て、「・・・(絶句)。」
お蕎麦の上に『ドテッ』と乗っているのは、紛れもない甘露煮の岩魚でした…
私は何がダメって、魚の甘露煮が苦手なのです…。
(囲炉裏で焼きの担当をしていた和尚に、絶句を悟られないように聞いてみました…)
「甘露煮も小屋の手作りなの…?」 (いやぁ、冠メニューだもの、当然でしょ…)
かなり動揺している自分に(目が点)になってしまいました…。
今になって残すわけにもいかず、まず蕎麦を食べ始めました…。
甘露煮の味がお汁にしっかりついていて、大好きな方にはたまらない味なのでしょうけれど、
私は「・・・(絶句)」のまま…。
なかなか魚に箸が行きません…。 意を決して、頭と尾っぽを残しましたが、食べました…。
岩魚の頭が汁の中に浮かんでいます…。 お汁も残してしまいました…。
せっかく作ってもらったのに、ここまで食べるのが精一杯でした…。 ごめんなさい。
口の中に甘露煮の味が残ってしまって、でも消すことが出来ませんでした…。
しょうがないので、
『塩焼き』を頼んで、
完食して来ました
いつも通りの美味しさで、少しは気を取り直しましたが、満足気分で帰ることが出来ませんでした。
残念でした…。
甘露煮の苦手な方は『嘉門次そば』ではなく、『きのこそば』と『岩魚の塩焼き』にしましょうね
明神館に寄って、いつもの『ぶどう酒』を注文すると、
武蔵ちゃんが、表面張力ギリギリまで注いでくれました。
お蔭で、敗戦投手のような気分だったのが、9回に味方がホームランを打ってくれて、
敗戦投手を免れた気分まで持ち直しました…。
いつもの通り、千鳥足で左岸を歩いて帰りました…。
それから。
文中の感想は、あくまでも私個人の好き嫌いの問題による感想です。
『嘉門次蕎麦』は長く愛されている小屋の看板メニューであることに変わりありません。 念のため…。