毎年1月2日は、TVで『箱根駅伝(往路)』を見ています。
もう何十年も前から、私の家では正月は駅伝なのでした。
父が好きだったからと云うこともありますが、
5区の箱根越えは何度見てもわくわくしてしまいます。
今年の箱根もドラマでしたね。
何年ぶりの早稲田復活だったんでしょう?
今の監督の渡辺さんがランナーだった時は、優勝したんだったかなぁ。
瀬古さんが『W』をつけて走っていたことも結構覚えています。
あと、去年まで5区を走っていた順天堂の今井君(解説していましたね)。
ヤマアラシみたいなふさふさの髪の毛で走っていたのは駒沢の村上くんだったかな。
機関車みたいにガンガン走って、前の走者に追いつき追い越すのは駅伝やマラソンの
醍醐味だけど、駅伝には襷があって、それを次の走者に繋ぐことが一番大事。
だから毎年ドラマが起きるんですよね。
去年の山梨学院のモグスくんの失速や、何年か前にも確か法政の選手も脱水症状で
走れなくなってストップがかかった時があったけど、意識が朦朧としているのに、
リタイヤを嫌がって、止めようとする監督から逃げてみたり…。大泣きしたり…。
今年の順天堂の小野君も朦朧状態になって、両足が痙攣しているのに、
それでも走ろうとする姿に、純粋に感動してしまうのだと思います。
私も見ながら、「もういいって、いいって!」ってTV画面に向かって叫んでました。
この日のために1年間努力して、励まし合って来たのに、連覇が懸かっているのに。
ここで自分が倒れたら、諦めたら、明日に続かないと思うのでしょう。
監督も選手に触れると棄権になるので、なかなか触れることが出来なかったけれど
今日までの努力が無になることはないから、小野くんも来年もう1年リベンジを
目指して頑張ってほしいです!
明日の順天堂は、オープン参加になって記録には残らないけれど、
だからこそ最下位から逆転で復路優勝するくらいの気構えで頑張ってほしいなぁ。
記録にならない復路優勝なんて、超カッコイイんだけどなぁ。
明日も(今日になってしまったけど)しっかりと見るつもりです!
どの大学の選手も、悔いの残らないように頑張ってほしいです。