里紀 in Crossing Field City!

~遠く、北アルプスとお城の街を離れて~

野のつるで、かごを編んで来ました!

2013年11月29日 23時36分21秒 | 松本での生活の中で
今日は、前々から申し込んでいたNHKのカルチャーセンターで、かごを編む教室に参加して来ました!
9月の初めに申し込んでいたので、待ちに待ったというところ。
だから、仕事をしなければいけない状況に追い込まれても、何とか、2時間の講習時間を作り出したのでした。
何事も、やれば出来る!! なーんてね。^^;

でも、一旦会社に行かなければいけなくなったので、片道30分弱の道、車ですっ飛ばしたのですが、
どう頑張っても、講習に5分くらい遅れそうな感じ。 
で、10時ジャストに教室にすべり込んだのですが、ドアを開けてびっくり…!!!

20人強の参加者が座っていて、始まったばかりでした。
こういう1日教室に参加を始めて、こんな大勢は初めて。 さてさて、どうなりますことやら…。・・;


では、作り方から。
先生が前に立って、「はい、では9本の蔓を、5本と4本に分けて、十字に持って下さーい」。

? ? ?

全くの初めての私は、縦に5本持つの? 4本持つの? (結局は、どっちでもいいんですけど…)

ハテナマークがラインダンスを始めた私のことなどお構いなしに、先生の説明は続きます…。^^;
「細い蔓を持って、右に2回、左に2回巻きます」

? ? ?

教室の中は、分からない参加者のそれぞれの行動で、蜂の巣を突いたような状況に…。
先生に尋ねるのに、前に立っていく人、それに間に合わず、席で途方に暮れる人…。 私は後者でした。
だって、遅刻ギリギリで入室したために、席が一番後ろで、先生までの距離が遠かった…。^^;

で、助手と思しき方をひっ掴まえて、何とか教えてもらったのが、

これ! 蔓を持つ手が、引きつっています。 うぅ…。

その方は、「こうでしょ、こうでしょ、こうするのよ」とちゃっちゃとやって下さったのですが、? ? ?
 

その後の、縦軸になる蔓を2本ずつ編んでいく最初のやり方も、結局やってもらって、この通り。^^;


底になる部分は、縦軸になる蔓を2本一緒に編むんですけど、この時、私のはその2本が引っ付いているでしょ。
ホントはこの時から均等にしておいた方が良かったのですが、それは後になってから、教えられました…。T_T

底を10cm編んだら、今度は、またよく分からない『引き返し編み』というワザで、楕円形にします。

それが、これ。 片方はまたまた助手の方にちゃっちゃとやってもらって、片方は私が何とか編んだところ。
ガタガタもいいところですが、楕円形になっています! 

次は、縦軸の蔓を上に向けて、12cm編みます。

編み進めていると、助手の方が、「楕円の部分は外に広がるように編まなくっちゃダメよ」と…。

いやいや、この時点でもう1時間半くらいが経過していて、今頃云われても、広がらないし、戻れないジャン!

でも、ちょっとだけほどいてみたものの、時間的にムリだと判断し、そのまま続けることに…。

12cm編んで、縦軸になっていた蔓を縁どり用に編んで、何とかかごにはなりましたが、イ・ビ・ツ…。 ^^;


でも、蔓ですから。 ちょっとイビツだったところを中心に、押したり斜めにしたりして、強制矯正…。
この時点で、もう2時間以上経ってしまって、私の前に座っていた参加者は、最後の縁取りもそこそこに途中退座。

でもここで帰るわけにはいかない、よね…。^^;

で、

トップの写真に戻るわけですが、これが、出来上がりです。
時間がホントになかったので、取っ手の部分をどんな風にしようかなんて、考えている時間がなくて、
イマイチしっくり来ない状態で完成させてしまったのでした…。


でも、でも、
こんな風に文句タラタラの感想を書きましたが、何にしても完成のところまで漕ぎ着けたので、良し!!
実際、面白かったのは、最初蜂の巣を突いたようになっていた教室が、編み始めると一気に落ち着いた雰囲気に。
で、ちょっと難しいところの説明が始まると、さっきまで見ず知らずの人だったお隣さんと教えあったり、
上手く出来ているところは褒め合ったり…。 実に和やかなムードになって行ったんです。^^;

この1日講座は、通常の講座を金曜日に開いていらっしゃるので、通ってみたい気分も出て来るくらい…。
金曜日では、やっぱりムリだなぁ…。^^;

でも、楽しかったぁ~~!!!

ひと足早く、クリスマス気分!

2013年11月28日 23時18分52秒 | 松本での生活の中で
ここのところ体の調子が悪く、仕事が立込んでいたこともあって、かなりのストレスに喘いでいましたが、
それを見兼ねてか、同僚がクリスマス・リース作りに誘ってくれました…。
初めてのリース作りは、最初、ストレス解消の効果を狙う気持ちの方が強かったのでした。^^;

今日のトップは、先生の作品です。

では、作り方から。

リースの本体と、緑色の針金、熱いボンドが出て来るブルー(っていう名前だったかなぁ…)、
それから、いろいろな種類の針葉樹の葉が用意されていました。


まず、リースに針金を巻き、固定します。


先生の手本を撮っているのですが、針葉樹の葉っぱを蒲鉾状態にして、それを針金で巻いて行きます。
巻いた上に次の針葉樹を更に巻くという手順で一周させるのです…。^^;


一周回ったところ。 時間が経つと痩せて来ると云われたので、厚めに巻いて行ったところ、
こんなふっくらとしたリースになってしまいました。^^;

ここで、テーブルのセンターに、飾り付け用の赤や金色の実や控えめの可愛い花たちが登場!
ん!? 
ありゃ!
そうでした、忘れてました…。 飾りつけをしないといけなかったんやった…。
製作者に似て、すでにかなりのパツパツ状態やのに…。


それでも頑張って、飾りつけてみました。 どうでしょう…。 実は熱いボンドで引っ付けます。

で、今度はこれにリボンをつけるんです…。 3タイプくらいのリボンが用意されていました。
最初はゴールドのリボンにしようかと合わせてみたんですけど、ちょっと違和感あり…。

で、

柔らかめのワイヤーが入った緑のリボンを選びました。 光線の加減でゴールド感も感じられます。
リボンも輪を4つにしてみました。

でも、何かしっくり来ない感じ…。^^;


リボンの紐を指にかけて、クルクルと巻いてみました。 ちょっと可愛い感じになって来たかな…。^^


始まってから出来るまで、約2時間。 集中しました。 とっても楽しかったです!!
作りながら、針葉樹のいい匂いが周りに漂って、とてもとてもリラックスすることが出来ました。


で、最後に。

我が家に戻って、掛けるところを探すと、TVの上のスペースを片付け、掛けてみました。
明日、朝の光を浴びると、また違った感じに見えるのかも。



今年は、仕事を変え、新しい人間関係の中でいいことにも嫌なことにも向き合って来ました。
最近は自分のキャパを超える仕事の内容に、かなりのストレスを抱えて泣きたい気分でしたが、
もう少し頑張ってみようかなぁと、また思うようになって来ました。
うつ病になり始めたかもと思える状況にもなりましたが、こんな風に楽しいことに出会えると、いやいや、
甘えていただけやったなぁと反省します…。^^;

辞めることはいつでも出来る。 続けるためにどうしたらいいかを考える。
これが上高地を辞めて、得た教訓です。 こんな簡単なこと、この歳になって思い知るとは…。^^;

また、明るい里。に戻ります!

Aさん、今日は誘ってくれて、ありがとーーー!

11/14、上高地に行って来ました!(1)

2013年11月27日 22時47分24秒 | 松本での生活の中で
自宅を出たのは、9時45分。 ちょっと遅くなってしまったのは、前夜、飲み過ぎたせいでした…。
挫けかけたんですけど、閉山式の前日だったし、晴れていたので、挫けられなかったと云うのが正直な気持ち。

これは、五千尺ホテルのライブカメラですが、この日の6時半の映像です。 
ね、こんな晴れを見たら、「行かなくっちゃ!」って思うでしょ。 でも、結局3時間もかかっての外出でしたが…。

で、上高地に到着したのは、10時50分過ぎでした。
『太兵衛平』で降りて、ピーンとした張り詰めた空気の中、歩き出して、トップの写真に出会いました。
いつも写真を撮る取水口の手前、池が少し凍り始めていました…。


そして、取水口から。 
11時前なので、湖面は少し風が出ていて、穂高が揺らいでいましたが、真っ白な穂高はやっぱり圧巻。

アップも神々しいほどの輝きです。


浚渫船の浮かぶ大正池から、全ての葉を落としたカラマツ林と焼岳。そして、青空。

足元には氷が張っていて、

それは想像を超えた厚さでした。 何日かの冷え込みがこれだけでわかります。


誰もいない大正池の湖畔。 お昼時にこれほど人がいないことは初めて、かな。 いい日に来ました!

大正池から池の周りに作られた遊歩道を歩きます。

いつもは撮るほどでないんだけど、陽のあたらない手すりの陰の部分だけ、霜が残っていました。
ちょっと楽しい!


田代湿原に到着。 穂高の峰々の白さが際立ちます。

田代池。 
去年までいた岩魚の主の姿、その姿はこの日も見えませんでした…。 やっぱりいなくなったのかな…。

木道には、雪が降った後も湿原に誤って入り込まないように立てる目印のポールが用意されていました。
きっと閉山式の日、自然公園財団の方々が立てられるのでしょうね。


遊歩道の笹には、前日に降ったと思しき雪が残っていました。
途中の小川にも岩魚がいるのですが、

2匹いるなぁと思いながら見ていたら、何だか、その内の1匹のお腹が赤いような、赤くないような…。
もっとちゃんと写真を撮ってくればよかったなぁ…。 今でもちょっと悔やまれるデキゴト。


梓川コースを歩く時は、必ずここに立ち寄ります。 この日もこの景色を独占出来ました。

ここからの焼岳も好きです。 上高地にいた頃は、何かあるとここへ来て、河原に座って過ごしていました。


10月に来た時も咲いていた『バイカモ』が、まだ咲いていました。

アップです。


田代橋のたもとに到着。 ポールはもう立てられていました。 雪の準備は完了ですね。


ゴリラ岩と、

以前の勤務先前から、大好きな景色。 六百山から三本槍、霞沢岳の稜線です。


シラカバ林の中の遊歩道。 前回はまだ黄葉の残る早朝に通りました。

前回も紹介した『ニシキギ』の実。 葉っぱは全て落ちて、朱色の実だけが鮮やかです。


西糸屋の前から、焼岳。

河童橋に到着! 人影はまばら。 いつも通り、対岸の端っこへ向かいます。^^;


五千尺ホテル側のたもとから、穂高! もうすっかり全ての木が葉を落としていました。 閉山前の景色です。

白樺荘前からの穂高。 どっちも定点地だったんですけど、どっちもいいですよね…。 
梓川の中瀬には、幹が赤く色づいたヤナギの若木が見えています。

で、右岸を明神まで。 

何じゃこりゃ? え? 渡れないの? でもよく読むと、この日14日は渡れるらしい…。 ホッ。
でも、ちょっと紛らわしい看板やなぁ~。

ということで、明神に向けて歩き出したのでした…。 結構、意気揚々と。
だって、岩魚の塩焼きを食べたい一心で。 でも、でも、でも…。 ふぅ…。



この後、いつものコースで今年最後の上高地を満喫するのですが、たぶん(2)で明神まで、
(3)で河童橋までの予定で紹介します。
今度は続けて更新する予定ですので、良ければ、お楽しみに!! ^^;

10/13、上高地へ(5)

2013年11月24日 19時02分25秒 | 松本での生活の中で
もう1ヶ月も前のことになってしまいました…。^^;
秋の黄葉、一番混む3連休の中日に上高地に出かけた私の5回目です。

念のため、
10/13、上高地へ 1回目
10/13、上高地へ 2回目
10/13、上高地へ 3回目
10/13、上高地へ 4回目
前回までのリンクをかけておきますので、良ければ見て下さいませませ。^^;

で、今回のトップの写真は、賑わう河童橋と穂高です。 時間は11:30。
早朝6時前に上高地入りしたので、明神まで往復して来ても、この時間で5時間半。 充分堪能出来ました!
久し振りの上高地で、ちょっとヘロヘロでしたので、混み合っている河童橋はこれで後にしました…。


バスターミナルへ続くカラマツ林。 まだ緑が大部分でしたが、ちょっと黄色に変わり始めた頃です。
カラマツの黄葉は、やはり10月の末になりますね。


歩いていると、ヘリが何度も飛んでいました。 
どこからの荷下げかは確認しませんでしたが、たぶんトイレのタンクだと思います。 
この日、きっと山小屋は大忙しのはずですけど、これが満杯だったら、困りますもんね…。^^;


バスターミナルからの穂高。 私はこの辺りからの穂高も好きです。 
この日は当然ですが観光バスも規制の日。 バスターミナルにいるのは、アルピコのバスと濃飛バスだけ。
でも、この日はとっても混み合う日。 それなのに到着しているバスが少ないと思いませんか?
以前の同僚が今年はBTでバス整理のバイトをしていて、この日もちょうど整理中だったので、聞いてみたところ、案の定、沢渡の駐車場に入りきれない車が渋滞を起こしていて、バスが運行出来ない状態だったのだとか。
「あと1時間くらいで正常になると思います!」との分かりやすい説明を受けられたので…、
(もちろん、そうでなくても行くつもりでしたが…。)帝国ホテルでお茶をすることにしました。^^;


帝国ホテルへ行くカラマツ林の道です。 こんなに混み合う日でも、この辺りは穴場。 
秋の木洩れ日を受けて、最高の散歩道を満喫中です!


帝国ホテル越しの穂高です。 もう雪は融けてしまっていますが、雲ひとつない青空が素敵でした。
80周年記念の大きなプリンとコーヒーで、ゆっくり1時間ほど過ごしました。


帝国ホテルを出て、大好きな林の中を歩き、大曲りからの穂高を見上げます。 ここも大好き。

同じ場所から、ゴリラ岩。

岳沢小屋。 すでに黄葉は終わって、冬の装いです。 上部の雪はとうとう融けないままでした。

小屋のアップ。 プレハブの棟にもたくさんの登山客が泊まられたのでしょうね。


『クサボタン』の実。 綿毛になって風が吹くのを待っています。


左岸からの穂高。 秋色の上高地。 本当に満喫しました!


バスターミナルに戻って来ました。 バスも戻って来ていました。 ゴリラ岩ともお別れ。

チップトイレ前のコナシの実も、まだこんなに残っていました。

2階の食堂前からの穂高。 並んでられるのは、平湯行きのバス待ち。 
でも、これくらいなら3台で乗り切れるでしょう。 沢渡行きのバス待ちの行列は、写りさえしていません。
この後、1台見送って、その次のバスに乗り、ゆっくり沢渡に戻れました。 ラッキーでした。^^;


バスの中からの穂高。 13:15。 7時間半の滞在でしたが、楽しい半日でした!!


おまけ。 茶嵐の駐車場に戻って来ました。 
端っこに停めたと思っていたのに、入口までに4台も停まっていて、びっくりしました…!

茶嵐の駐車場近くです。 ね、道路沿いにずらっと車が停まっているでしょ。 
沢渡のヘリポートの辺りから、沢渡大橋のバス停の辺りまで、ところによっては両脇に車が停まっていました。


これは白骨温泉への分岐の辺りの賑わい。 サイドミラーを撮ってみました。 毎年こんな感じだったのですね…。 ホントにビックリでした…。
こんなに大変な思いをしてまで、この時期に黄葉を楽しみにして来られていたんですね。
上高地で忙しさに追われていた時には、気づきませんでした。 大切なことだったのに、と今になって思います。


今季、最後の上高地に行って来ました!

2013年11月14日 23時27分38秒 | 松本での生活の中で
明日、11月15日は上高地閉山式が行なわれる日ですが、天候が良くないと予報が出ていたので、今日行って来ました。

またまたたくさんの写真を撮って来ましたので、後日更新します。
前回の秋の(5)もまだ更新していないので、それが終わってから、早急に更新予定です。^^;

明日は、上高地だけでなく、松本市内も広く雨の予報になっていますが、上高地は標高が高いので、雨がみぞれ、降雪になる可能性もあります。
閉山式に出かけられる予定の方は、暖かい服装で行かれることをお勧めします!
今日行って来たことでは、結構遊歩道に雪が残っていました。 もちろん、1cmくらいですが。

あと、調べて行かなかった私が悪いのですが、明神まで歩いて、嘉門次小屋の営業が終わっていたことにビックリしました…。
毎年閉山式の日まで、営業されていたように思っていたのですが、違ったようです。
楽しみにして出かけたので、絶句してしまいました…。^^;

なので、河童橋付近とBTでしか、明日は食べるところはないと思います。
気をつけて下さいね。

ただ、今日の写真でお分かりの通り、真っ青な空と真っ白な穂高に出会えて、行って良かった!
太兵衛平で降りて、いつもの通り、大正池、田代池、河童橋、右岸から明神へ、左岸を河童橋へと歩いて来ました。
河童橋から明神間は、ほとんど観光客の方がいらっしゃらず、すれ違ったのは、それぞれ10名くらいでした。 静かな美しい上高地を堪能して来ました!
また、来シーズンですね。


明日は、仕事です。
やることが山積みなので、きっと帰りが遅くなってしまうんだろうなぁ…。T_T


ダムまでの散歩。

2013年11月12日 23時12分38秒 | 松本での生活の中で
勤務先の旅館から、結構キツイ坂を約15分上ると、そこにダムがあるんです。
トップの写真は、その堰堤を眺めたところなのですが、結構いい運動になることに最近気づきました…。

今、カラマツが一番いい頃になっています。 落葉が始まっています。


ダムの堰堤から西を眺めると、常念岳が見えるらしいのですが、今日はきっと雪模様です。


帰りの道は、延々と下り坂が続きます。 秋の穏やかな陽射しの中、気持ちのいい散歩が出来ます。


枯れ葉の中に、ピンク色の何かが…。

よく見ると、紅葉した葉っぱでした…!

上を見ると、その葉っぱがまだ残っていました。 


こーーーんなにたくさんの落葉が…。 私もちょっと写ってみました。


カラマツの黄葉、落葉が始まっています。


この散歩道の最後にある日帰り入浴の施設です。
そこに、

食堂があるのですが、


今、天然きのこが入ったお蕎麦が、大のお気に入りです!
じこぼう(正式名:ハナイグチ)、クリタケ、カラスタケなどなどが入っていますが、絶妙の出しが出ています。

当然ですが、美味しく戴きました!!

このダムまでの散歩、このきのこ蕎麦を戴くのが最終目的となっています…。^^;

早いよォ~~!

2013年11月11日 23時45分48秒 | 松本での生活の中で
今日は全国的に冷え込んでいるようですね…。
東京では木枯らし1号が吹いたとか、北海道では雪かきをするほどの積雪があったり、もちろん、上高地でも降っていたようですね…。

私の勤める旅館のある東山の中腹でも、13時過ぎだったでしょうか、みぞれが降りました。
同僚の話では、私の車も薄っすらと白くなるくらい降っていたようです。
私はひどく降っていた頃(=写真に撮るには絶好の頃…。)は会議中だったので、残念だったのですが、事務所に戻って来て、外を見てビックリ!

でもあっと云う間に、雨に変わり、せっかくの白い粒々のある雪が融けてしまいそうだったので、慌てて、窓から乗り出して撮って来ました。

トップの写真は、働いている事務所の窓から撮った外の景色。

で、慌てて撮った写真は、

これ!  え? どれ? どこが? って思ってます?

では、

アップです…!
ね、粒々が見えるでしょ!


上高地はどうなんだろうと思ってライブカメラを見たら、河童橋の上がちょっと白くなって、
シャバシャバ状態になっているように見えました。^^;
今夜も時雨れるようですから、きっと雪になっていますよね…。
うれしがって、外のテーブルに雪だるまマークを書いていた頃が懐かしいです。


おまけ。

会社を出た20時半頃。 車に戻るとフロントガラスは真っ白。 ドアを開けるとバリって音がしました…。
ワイパーはちょっと張り付いていたし、ウォッシャー液は出て来ないし…。^^;
この秋初の0℃になっていました…! 寒いよォ~~。 早いよォ~~。 早過ぎるよォ~~。

森人ーMORIGIN-

2013年11月10日 23時46分55秒 | 松本での生活の中で
毎週日曜日の夕方6時、BS日テレで『森人―MORIGIN―』という番組が放送されています。
今日の放送内容は、『上高地』でした。

元五千尺ロッジの支配人の奥原一成さんと、嘉門次小屋の主の上條輝夫さんが今日の森人。
上高地で『奥原』姓と『上條』姓は、超メジャーな名前です。 全国的には鈴木さんと佐藤さんって感じ。
島々谷の名前です…。^^;

奥原一成さんは、実際にお話したことはなかったので、次に行った時にはお会いしたいなぁと思いましたが、上條輝夫さん=主(あるじ)とは、時々お話したこともあるので、ちょっと楽しみでした…!

今回の放送でビックリしたのは、上條輝夫さんが、とっても話されていたこと!!
ま、そういう取材なのだから、話すお気持ちで引き受けられたのだと思いますけど、ホントにこんなに話されることもあるんだなぁと、正直思いました。^^;
でも、輝ちゃん、可愛いです。 あ、失礼、主です。 輝ちゃんとは、元勤務先の会長が主のことをそう呼んでおられたので、ちょっと呼ばせて頂きました。^^;


この番組、大好きなのは、以前にももしかしたら書いたかもしれないのですが、途中のCMで、
スポンサーの住友林業が、昔々、四国の別子山で銅山を掘っていた頃のことを紹介するんです。
私の父はその昔、その別子山で働いていたことがあって、私もそこで暮らしていたことがありました。
私のこのブログのプロフィールの写真は、その別子山(その中でも佐々連というところでしたが)で過ごした時のものです…。


『森人―MORIGIN―』
いい番組です。 今回の上高地の放送は、再来週の24日(日)にもあるようです。
BS放送を見られる方は、良ければご覧になって下さいませませ。
途中の別子銅山のCMも見てみてね。^^;


10/13、上高地へ(4)

2013年11月09日 23時53分26秒 | 松本での生活の中で
では(4)のスタートです。 今回のトップの写真は、明神橋を渡って振り返ったところ。
青空が素晴らしかったでしょ! 時間は、9:21。 まだ朝の空気です。^^;


明神館へ向かいます。 
ここは、芽吹きの始まる春も、緑が濃くなる夏も好きですが、秋もいいですね。


明神館前の『カンボク』です。

アップですが、今年は何だか実のつき具合がイマイチだったような気がします。
でも、その分かどうか分かりませんが、

明神館前の『コナシ』の実は、たくさん実っていました!

コナシの実アップ。 
真っ赤に色づいて、美味しそう!  猿たちは、連休が終わるのを待っていたかもしれませんね。


明神館でお汁粉を戴きました。 お餅が入って、美味しかったです。^^

この時期、明神館を出て、すぐに河童橋に向かうつもりはありません。
徳沢に向かってしばらく歩くと、急坂があるのですが、そこを登りつめて、小さい川を渡ると、
長い下り坂があるんです。 そこを、

私は、『カツラの道』と呼んでいます。 
これは下りきったところから見上げたところですが、この辺り、いい匂いがするんです…。
いつもお話している、カツラの甘い匂いです。 この道をいつも2往復くらいします。^^;

『カツラ』の葉です。 
全ての葉が甘く匂うわけではないので、拾っては匂い、拾っては匂いの繰返し…。
10年前、一人で蝶ヶ岳に登った帰りのこと、ここを通った時に初めて気づいた甘い匂いに、「何だろう…。」って思いながら歩いていると、ふわふわの軽い素材の服を着た女性が、手をふわふわさせながら、私の横を「これはねぇ、カツラの匂いョォ~。」と云いながら通り過ぎたんです…。 今でも不思議な感じで思い出すのですが、カツラの精がふわりと横を駆けていった感じでした…。
それ以来、秋にはここへ来て、この『カツラ』の匂いを満喫しているんです…! 


急坂を下って、ちょっと開けた場所から見上げた『明神岳』。


そして、明神館の前をもう一度通って、そろそろ河童橋に向かいます。

途中で、

9月の中旬に咲き始める『アケボノシュスラン』が、咲き終わっていました。
去年は、5、6株しか咲いていなかったのですが、今年は、ざっと見ただけでも30株は咲いていたようです。 来年は、やっぱり9月にも来ようっと。


『ルイヨウショウマ』の実ですが、もう枯れかけています。 
でも、こういう姿を見るとホッとします。 あぁ、ちゃんと今年も咲けたんだね、って。
花を咲かせ、実をつけられたんだって。 誰にも採られなくて、良かった…。


『オオカメノキ』も綺麗に紅葉していました。

『ハウチワカエデ』の黄葉。 陽があたるとこんなに輝く! やっぱり「もっと光を!」なのだ。^^;

小梨平に到着。

小梨平の小川にかかる橋の上から、明神方向を眺めています。


小梨平のキャビンとカラマツ林。 ここの朝の景色もいいですよ。


『ヒロハヘビノボラズ』の実。 実になり始めは細いんですけど、この時期になるとこの通り。
ぷっくりとしています。 この小梨平には、たくさんの『ヒロハヘビノボラズ』があります。

小梨平キャンプ場内の小川。 秋色に包まれていました…。


カラマツの黄葉。 まだこの頃は緑と黄色が入り交じった時期。 
この後、どんどん黄色に変わっていって、陽射しを浴びて金色に輝き、落葉するんですよね。
落葉する頃、小梨平のベンチに寝転んで、ぱらぱらと音をたてて落ちて来るのを体で受けていました。 懐かしいなぁ。

さぁ、河童橋まで戻って来ました。

河童橋越しの焼岳も、時にはいいですよね。 たーーーくさんの観光客で大賑わいでした。


11:30。 河童橋からの穂高です。 朝眺めた初雪はもうなくなっていました。

混み始めた河童橋は早々に退散して、BTへ戻り、その後帝国ホテルにケーキを食べに行きました。
その様子は、次の(5)で。 
朝5時の段階で満車だった沢渡の駐車場がその後どうなっていたか、お楽しみに!


今回のおまけ。

『ヤマシャクヤク』の実です。 
『ヤマシャクヤク』が大好きな私。 実が生っているのを見るとホッとします。 うれしいです。 あぁ、この場所で、ちゃんと咲けたんだなぁって思えるから。
春に芽吹きを確かめ、蕾を愛で、花を待ちます。 今年は花を堪能するところまでは出来なかったけれど、実を見られたので、良かったです…! また、来年!!

10/13、上高地へ(3)

2013年11月09日 18時35分57秒 | 松本での生活の中で
ようやく上高地の谷に陽が差し始め、右岸を明神に向かいます。
トップの写真は、河童橋からの穂高。 欄干を入れて撮ってみました。


白樺荘さんの前を過ぎ、遊歩道に入ってしばらく歩いたところ。 林の向こうに朝陽が当たっています。

湿原を抜け、岳沢登山口の分岐に来ました。 ここの『ミネカエデ』の紅葉がお見事!


『サワダツ』の実。 上高地ではよく見かける低木ですけど、可愛い実で大好きです。^^


梓川に面したところに出ます。

ゴリラ岩の反対側ですが、わかりますか?

ここからは焼岳も見えます。

またしばらく林の中を歩きますが、紅葉の時期、好きな場所が、ここ。

ハウチワカエデの赤、ダケカンバの黄、針葉樹(種類はわかりませんが…)の緑が綺麗です!
そして、小さな橋を渡って、すぐにあるのが、

カツラの木。

近くにはカツラの黄葉がたくさん落ちていました。 今回の1枚目。


秋の陽射しを浴びた遊歩道。 どの辺か、わかります?

ここも定点地でした。 


林道と出会う手前だったかな。 ハウチワカエデが陽射しを受けて、輝いていました。

ダケカンバの黄葉も、葉を落とし始めていたけれど、綺麗でした!

林道では

ウリハダカエデの黄葉や

ハウチワカエデ。 1枚の葉の中に、赤や黄や緑まで乗せて、輝いています。

アップも。 


針葉樹の林にも黄葉の陽射しがあたっています。

明神手前の橋から。 この右側に、春になると1番に咲くミネザクラがあります。
また来年も愛らしいピンク色の花を咲かせてくれるのを楽しみにしているんです…!

ウリハダカエデの黄葉のトンネル!


穂高神社の鳥居前。 まだお昼前だったので、それほどの混み方ではありませんでした。

秋色の明神岳。 嘉門次小屋の看板も入れて。
なので、当然ですが…、

岩魚の塩焼きを戴きました。 相変わらず、美味しかったです!

小屋主の上條さんと焼き担当の木村君。 ご馳走さまでした。 
この日たくさん押寄せて来るお客様のために、たーーーくさんの岩魚が焼かれていました…。


嘉門次小屋の囲炉裏から立上る煙。 もう1回くらい来れるかなぁ…。



同じような黄葉の写真が多かったかもしれません…。 
でも、あの時の感動を思い出しながら選んでいたら、ついつい今回も枚数が多くなってしまいました。
次の(4)は、明神橋を渡って、左岸を河童橋まで帰ります。
良ければ、お楽しみに!