懐かしい顔

今日は嬉しい一日になりました。
懐かしい人が訪ねてきてくれたのです。珍しく二人もです。
一人は私が１２年前にエステの学校に通っている頃の先輩。大手化粧品メーカーに30数年勤めた後、ご自分のお店を持った人でした。私は彼女のようになりたいと思いよく勉強にお店に通っていました。あれから二人とも自分のことで忙しくばったり行き来が途絶えていました。66歳になったのよ！と言う彼女の顔は輝いていました。倒れるまでこの大好きな仕事を続けるの・・・と。
あの時にお世話になったのに恩返しもせずに不義理なことをしていて、今やっとゆとりが出来て、そうそう・・と私のことを思い出したというのです。お世話になったのはこちらのほうです。でもとっても嬉しくなりました。
彼女と話していると、突然年配の方が・・・一瞬思い出せず、お名前をおっしゃってあぁ・・。9年位前に私の店に通ってくれたことがあるお客様でした。
9月に身内を亡くされたそうでショックから髪の毛が一晩で抜けて細い糸のようになり、身体の調子も悪かったそうです。ホッとする所で癒されたいと考えたら私の顔が浮かんできたので突然訪ねてきました。しばらく通わせてくれませんか・・・と。二人で涙を流しながら手を握りあっていました。彼女ももう７０才を超えているかも知れません。

この仕事をしていてよかったな・・・と思いました。