ときどき、無性に絵が観たくなる。チケット情報を見ると、Bunkamura ザ・ミュージアムで「スイスの絵本画家 クライドルフの世界」という展示があるようだ。
知らない画家だが、柔らかな画風が気に入り、前売り券を注文した。
昨日、ようやく渋谷に出かけ、クライドルフ展を見に行った。リーフレットの裏側にも、「わたりどり」というタイトルの絵が載っていて、期待が高まってきた。
エルンスト・クライドルフは、花や虫、動物などを題材に、何冊もの絵本を出版したそうだ。
徹底的に観察し、リアルに再現する画力を持っている。しかも、ただ写実的に表すのではなく、ブランコのあとの目の回った様子を歪んだ景色で再現したり、馬の代わりにバッタが馬車をひいていたりと、ユーモアの味つけが楽しい。
展示作品は、実に225点もあり、ざっと見るだけで1時間半かかった。
出口のショップに寄ると、ポストカードが並んでいる。
まずは、『詩画集 花』の中のひとつである「クルマバソウ」という絵を探した。
あった、あった。
クルマバソウには睡眠作用があるらしい。最近は、暑かったり寒かったりで、よく眠れない。枕元に置いておけば、ぐっすり寝られそうな気がして買った。
それから、『庭の赤いバラ』より「牛小屋/エンドウ豆の花とさや」が目にとまる。
あくせく働く身には、のんびりした様子の牛たちが羨ましい。いくつも並ぶ足から視線を上げると、手前の牛と目が合う。エンドウ豆は、曲線のカーブが美しい。5人兄弟が中からこっそり覗いていて、何やらささやいているのだ。
この2枚をレジに持っていく。
クライドルフは、特にバッタの絵が多い。『バッタさんの季節』という絵本があるくらいだから、愛情を感じる虫なのかもしれない。
だが、バッタのヘアピンが販売されていることには驚く。
つける人、いるのかな?
スイスの自然を堪能したら、なぜかビールが飲みたくなった。
「クライドルフの世界」は7月29日まで。
お早めにどうぞ♪
↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
知らない画家だが、柔らかな画風が気に入り、前売り券を注文した。
昨日、ようやく渋谷に出かけ、クライドルフ展を見に行った。リーフレットの裏側にも、「わたりどり」というタイトルの絵が載っていて、期待が高まってきた。
エルンスト・クライドルフは、花や虫、動物などを題材に、何冊もの絵本を出版したそうだ。
徹底的に観察し、リアルに再現する画力を持っている。しかも、ただ写実的に表すのではなく、ブランコのあとの目の回った様子を歪んだ景色で再現したり、馬の代わりにバッタが馬車をひいていたりと、ユーモアの味つけが楽しい。
展示作品は、実に225点もあり、ざっと見るだけで1時間半かかった。
出口のショップに寄ると、ポストカードが並んでいる。
まずは、『詩画集 花』の中のひとつである「クルマバソウ」という絵を探した。
あった、あった。
クルマバソウには睡眠作用があるらしい。最近は、暑かったり寒かったりで、よく眠れない。枕元に置いておけば、ぐっすり寝られそうな気がして買った。
それから、『庭の赤いバラ』より「牛小屋/エンドウ豆の花とさや」が目にとまる。
あくせく働く身には、のんびりした様子の牛たちが羨ましい。いくつも並ぶ足から視線を上げると、手前の牛と目が合う。エンドウ豆は、曲線のカーブが美しい。5人兄弟が中からこっそり覗いていて、何やらささやいているのだ。
この2枚をレジに持っていく。
クライドルフは、特にバッタの絵が多い。『バッタさんの季節』という絵本があるくらいだから、愛情を感じる虫なのかもしれない。
だが、バッタのヘアピンが販売されていることには驚く。
つける人、いるのかな?
スイスの自然を堪能したら、なぜかビールが飲みたくなった。
「クライドルフの世界」は7月29日まで。
お早めにどうぞ♪
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「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
「リアルなのに幻想的」
実に巧みな表現ですね!
そうそう、そうなんです。
緻密な描きこみをしているのに、出来上がったものはどこか儚げで、現実感が感じられないこの不思議。
絵本作家ならではの技量でしょうか。
見たあと、1階のラウンジでランチしました。
えだまめ御膳ランチ(だったかな?)美味しかったです(笑)
すごく興味を惹かれました。
リアルなのに幻想的、これは何?と思い
しげしげと広告を眺めました。
月末なら行けるかも
うーん、今回は落ちないエッセイだね!
ほのぼの画風にシンクロしてしまったよ。
いつもビールを飲みたいなんて思わないのに、珍しいでしょ。
結構イケました。
幼い陽水さんが絵本を読んでいる図を想像してしまったわ。
今はエロ本だよね~(笑)
クルマバソウのポストカードを出し、エッセイの下書きをしていたら、本当に眠くなりました(笑)
昨日は久々に昼寝しちゃいましたよ。
私はイビキがすごいので(笑)、熟睡できないみたいです。
絵のパワーをいただきたい☆
2週間ということは、海外旅行ですか?
予約投稿なさるところがスゴイです。
お留守中もポチしておきますね(笑)
ところで、次回「ブックバトン」なるものをお渡ししたいと思いますので、お帰りになったらぜひお願いします。
いわさきちひろは知っているけど、子どもの絵が多かったような…。
水彩画の印象が似ているだけで、根本的に違うんじゃないかと。
苦手分野なのに、コメントありがとう♪
そうですね、ピーンと張りつめたものではなく、ほのぼのとして温かみのある作品がいいです。
バッタの絵は、実によく描けているんですよ。
中には「かまどうま」かと思う種類もあるんですけれど、特別な思い入れが感じられます。
しかし、それを髪につけるのはちょっと…。
ボールペンやストラップにしてくれれば、私も買ったのに(笑)
なぜ、東川口??
あっ、そのバッタのネクタイピンをした先生がいたよ!美術の先生でした。殿様バッタをリアルに再現した物で綺麗でした。
結局、オチはビールかい(笑)
「クルマバソウ」いいですね。
バッタのヘアピンは目立ちそうですが、ブローチならつけられるかな。
7月6日から2週間ほど留守にしますので、その間お伺いできなくなります。すみません。
私のブログのほうは予約投稿していきますので、よかったらのぞいてくださいね。
これ以上何か書いても、自分の無知を晒すようなものなので、これにて失礼。
(^_^;)
いいですね
存在価値を感じます
バッタが女性の髪にとまっていれば
すれ違う人が振り向きそうです
でも都会では、考えにくいシチュエーションですね
東川口の駅前なら、いそうです^^