呼子から有田まで、車で1時間半ほどかかる。
有田といえば有田焼。目的地に近づくにつれ、陶磁器の販売店や絵付け体験などの店が増えてきた。
目指すは柿右衛門。
お高いことはもちろん知っている。でも、ひいきである以上、これを見ずして帰れるはずもない。
「トイレに行きたい」
娘の要望通り、まずは建物右のトイレに入った。木目の美しい内装で、鏡には花が彫られており実に雅やか。一流ホテルでも、こんなに華のあるトイレはそうそうない。
建物に入ると、皿、コーヒーカップ、花瓶、箸置きなどなど、柿右衛門の作品が並んでいた。どれもこれも白地に赤が映え、見ていて飽きない。都内でも柿右衛門は手に入るが、偽物も多いと聞く。ここなら間違いないだろう。
「うーん、やっぱり高いな」
値札を見る前から、通りすがりに買えるレベルのものではないとわかってはいた。何百万もする壺などは鑑賞するだけで満足だが、数万円の一輪挿しなら買えないこともない。有田駅付近には陶磁器の販売店が並んでいるから、もっと安くて気に入るものがあるかもしれない。ひとまずここはスルーした。
ところが、有田駅に着くと、目当ての陶磁器店が軒並み休業しているではないか。日曜なのに、観光客が少ないせいかもしれない。情報誌には水曜定休と書いてあっても、入口は閉ざされたまま。18時閉店なのに、15時でも店内は真っ暗。どうなっているのだろう。
そんな中でも、香蘭社は元気に開店していた。素敵なテーブルウエアのセットがあったのだが、置くスペースがない。誰かへの贈り物にすれば、間違いなく喜んでもらえそうだ。
何の収穫もなく、嬉野温泉の宿に向かう。今回は露天風呂付きの部屋が取れたから楽しみだ。
チェックイン後、ロビーでコーヒーを飲んだ。
「あっ、香蘭社のカップだ」
有田が近いせいか、ちょっと前に目にした磁器が登場した。
飲み終わると、カップの中の柄も見える。素敵なカップで飲むと、コーヒーがますます美味しく感じられてよい。
よく見ると、周りはオシャレな焼物ばかりだった。
栓抜き。
灰皿。使わないけど。
急須と湯呑。
カップ&ソーサー。
部屋の外にもこんなものが。
味もさることながら、夕食の食器も見ごたえ十分だった。
佐賀牛~♪
嬉野温泉は美肌の湯として名高い。
大浴場、部屋の内湯、露天風呂にたっぷり浸かると、本当にツルツルのお肌になるのがありがたい。しかし、娘は翌日友達とカラオケでオール、肌荒れして帰ってきた。
「ひ~、ガサガサ……。一日しかもたなかった」
私はまだツルツルだし~。
たぶん、有田焼に囲まれた喜びで、相乗効果を発揮したのだろう。
次回は吉野ケ里歴史公園をお届けしま~す!
↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
有田といえば有田焼。目的地に近づくにつれ、陶磁器の販売店や絵付け体験などの店が増えてきた。
目指すは柿右衛門。
お高いことはもちろん知っている。でも、ひいきである以上、これを見ずして帰れるはずもない。
「トイレに行きたい」
娘の要望通り、まずは建物右のトイレに入った。木目の美しい内装で、鏡には花が彫られており実に雅やか。一流ホテルでも、こんなに華のあるトイレはそうそうない。
建物に入ると、皿、コーヒーカップ、花瓶、箸置きなどなど、柿右衛門の作品が並んでいた。どれもこれも白地に赤が映え、見ていて飽きない。都内でも柿右衛門は手に入るが、偽物も多いと聞く。ここなら間違いないだろう。
「うーん、やっぱり高いな」
値札を見る前から、通りすがりに買えるレベルのものではないとわかってはいた。何百万もする壺などは鑑賞するだけで満足だが、数万円の一輪挿しなら買えないこともない。有田駅付近には陶磁器の販売店が並んでいるから、もっと安くて気に入るものがあるかもしれない。ひとまずここはスルーした。
ところが、有田駅に着くと、目当ての陶磁器店が軒並み休業しているではないか。日曜なのに、観光客が少ないせいかもしれない。情報誌には水曜定休と書いてあっても、入口は閉ざされたまま。18時閉店なのに、15時でも店内は真っ暗。どうなっているのだろう。
そんな中でも、香蘭社は元気に開店していた。素敵なテーブルウエアのセットがあったのだが、置くスペースがない。誰かへの贈り物にすれば、間違いなく喜んでもらえそうだ。
何の収穫もなく、嬉野温泉の宿に向かう。今回は露天風呂付きの部屋が取れたから楽しみだ。
チェックイン後、ロビーでコーヒーを飲んだ。
「あっ、香蘭社のカップだ」
有田が近いせいか、ちょっと前に目にした磁器が登場した。
飲み終わると、カップの中の柄も見える。素敵なカップで飲むと、コーヒーがますます美味しく感じられてよい。
よく見ると、周りはオシャレな焼物ばかりだった。
栓抜き。
灰皿。使わないけど。
急須と湯呑。
カップ&ソーサー。
部屋の外にもこんなものが。
味もさることながら、夕食の食器も見ごたえ十分だった。
佐賀牛~♪
嬉野温泉は美肌の湯として名高い。
大浴場、部屋の内湯、露天風呂にたっぷり浸かると、本当にツルツルのお肌になるのがありがたい。しかし、娘は翌日友達とカラオケでオール、肌荒れして帰ってきた。
「ひ~、ガサガサ……。一日しかもたなかった」
私はまだツルツルだし~。
たぶん、有田焼に囲まれた喜びで、相乗効果を発揮したのだろう。
次回は吉野ケ里歴史公園をお届けしま~す!
↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
ホテルでの食器も有田焼なんんでしょうか。
有田焼は華やかでいいですよね。
温泉はお部屋についているとテンションが上がりますね。
実はホテルの売店のセロテープ台も有田焼でした。
さすがに撮らせてくださいとは言いづらくて…。
ホテルの食器は有田焼じゃないものもあったかもしれません。
でも、全部素敵でしたよ。
土地柄のせいか、食器に気を配る県民性を感じました。
温泉はいいですね。
大浴場は広々としていますが、部屋風呂は移動しなくていいというメリットがあります。
朝風呂は特に楽チンでした♪
柿右衛門愛ですね♪私はちょっと飲みすぎているかも…
物の値段は価値が分かってこそ、猫に小判、高い値段に皆さんスルーしたのかも(笑)
嬉野温泉に中国人観光客は禁物です、根こそぎ持っていくらしい(||゜Д゜)ヒィィィ!
まだツルンツルのようですね、本命の吉野ケ里!待ってます~
柿右衛門窯の豪華さは驚きでした。
相当、利益率が高いのでしょう。
欧州の富裕層に受け入れられたのもわかります。
たぶん、中国人観光客も来るでしょうね。
根こそぎ持ち帰るエピソードは聞いたことがあります。
有田には、自慢の器でスイーツを出す店が紹介されていましたが、何も残らなかったりして。
宴会続きの年度末でしたが、なぜかお肌はツルツルリン♪
ついお財布のひもが、ゆるみそうになったのでは。
ホテルも、美しい焼き物でもてなされると、
好感度も上がりますね。
その上さらに、美肌の湯!
相乗効果、当分大丈夫ですよ。
柿右衛門と温泉のコラボは夢のようでした。
現実感がなくなり、金銭感覚が狂うところでしたよ。
危ない危ない。
今のところ、まだ美肌効果が続いています。
仕事が本格的に忙しくなると途切れそうです(笑)
今日は親族に会ったのでお土産を渡せました。
お茶も美味しいんですよ。
すぐに疲れてしまって、眠くなってしまいます。
春だから?
目も、お肌も、舌にも麗しい旅のエネルギーは相当でしょうね。
こちらの記事が書かれてからしばらくたちますが、その後のスベスベ加減はいかがでしょう?
大学病院ってやつぁ、患者を疲れさせるためにあるのかと思いましたよ。
患者のための医療をしたいと考えている医者がどの程度いるのか疑問です。
でも、その経験を通じて気づきにつなげるHikariさん。
転んでもただじゃ起きませんね。
スベスベ具合は継続中です。
でも、温泉が原因じゃないみたい。
洗顔料の分量を減らしたんです。
今まで、洗浄力が強すぎたのかしらと感じました。