プレゼンテーションの構成スライド(紙芝居の1枚1枚)を作る際のポイントです。
基本は「3部構成」です。「タイトル」「キャッチコピー」「サポートコメント」の3点セットです。
まず、そのスライドの役割を明らかにしなくてはなりません。
すなわち、そのスライドは「現状把握」の内容を整理したものだとか、「根拠」を記したものだとかを明確に意識するのです。この内容が「スライドのタイトル」になります。
次に、その1枚のスライドで説明しているポイント(要旨・結論・ここで言いたいこと)を「簡潔なメッセージ」にまとめます。それをスライドの上段に「キャッチコピー」的に書きます。この部分が1枚のスライドの心臓部です。
スライドの下半分は「簡潔なメッセージ」の補足部分です。
そのメッセージを説明する「理由」「データ」等を示すのです。具体的には根拠を箇条書き的に列挙したり、裏づけデータを表やグラフの形で示したり、結論に至る検討内容をポンチ絵で表したりします。
世間のコンサルティング会社では、このあたりのノウハウが非常にしっかりしています。好みはあろうかと思いますが、私にとっては、彼らのテンプレートは非常に勉強になります。