Saraの人生右往左往

『人生は長い旅路である』
Saraの“あっちふらふら、こっちふらふら”な由無しごと

思いの強さが、現実を作る

2008-08-25 21:43:57 | Everyday Life
昨日、話題の映画?!【崖の上のポニョ】を見てきた。
最初は見るつもりはなかったのだけれど、
公開前にTVでやってたメイキングやポスターを見て、一発KO。
かわいすぎる…
真ん丸でつぶらな瞳。
こういうものに弱い。
そして、海の世界。
【ファインディング・ニモ】も大好きだった。

前売りチケットを買っておいたのだけれど、
ブームが少し下火になってから見ようと思って、
8月も終わりに近づいた昨日見に行った。

見ている間中色んな思いが頭を駆け巡り、最後の方でもうウルウル。
号泣ではなく、ウルウル

思いの強さ、これが自分の人生を作る上で大事なのだ。
人間になりたいさかなの子のポニョ。
その一途な思いが世界を変えた。
そして、自分が思い描く通りに生きていくには責任が伴う。
それを5歳のソウスケが引き受ける。
なんて強いのだろう…

この子たちは、決して『もう駄目だ』とか『できない』とか言わない。
いつも自分の進む方向へ真っ直ぐ進んでいる。
ただそれだけなのだ。
そして、さかなの子が人間になるという不思議な話を、
自然なまま受け入れるソウスケの母、リサ。
まさに、今のスピリチュアルブームそのままの話だ。
失敗しても良いじゃないという母なる海、グランマンマーレ。
失敗しても元に戻るだけだと言う。

現実は自分で作るもの。
自分がエネルギーを向けるものが現実となる。
とってもエネルギッシュな話だった。

映画が終わって、観客席の子供たちが【ポーニョポーニョ】と歌っていた。
今は映画の話が理解できなくても、潜在意識に刻み込まれているだろう。
いつか大きくなって現実と向き合った時、勇気を持って進むのだろう。

もうひとつ思ったこと。
やっぱり体を使った仕事って良いなぁ
体を使って自然や人と向き合う。
株や投資がブームとなり、働かずして儲ける人がもてはやされる時代。
本当にそれで良いのだろうか?
これからは農業や漁業などを保護していく時代であって欲しい。
そんなこともリサやコウイチの姿を見ながら考えた。

それにしても、これが手描きのアニメとは…
この絵の美しさもさすが!
あぁ、良い映画だったなぁ