Saraの人生右往左往

『人生は長い旅路である』
Saraの“あっちふらふら、こっちふらふら”な由無しごと

Deep South - みるくゆかふ

2007-12-27 23:22:47 | 
【12月23日(日)@くるくまカフェ】

八角堂にて目覚めた朝。
沖縄といえども朝はヒンヤリ。
この日は薄曇。

昨夜は例の首周りの痛みから頭痛が始まり、みんなより少し先に休んだので、
朝はみんなより少し早く起きて、軽く瞑想。
今日はいよいよ女神サミットで舞を奉納するのだ。



午前中に舞のおさらいをしてから、会場のくるくまカフェへ。
今日はマナカードリーディングもお手伝いさせてもらえる楽しい日



隊長と隊員が揃って、記念撮影

女神サミットは手作りのマツリのため、時間はあってないようなもの。
実は、これがあたしが乗り越えるべき学びのひとつだったのだ。

あたしは今までずっと、準備が調ってから先に進むことより、
タイムスケジュールを優先するようにして、
いつもいつも先のことばかり気にしていた。
『きちんとしなきゃ、きちんとしなきゃ』って呪縛されて、
今を生きることより、先の準備ばかり考えていた。

これを解放するメッセージを後で受け取ることになるなんて、
この時間には気がついていなかったけれど…

ゆるゆると時が過ぎ、糸数ナビィさんがステージに登場。



美しい声で歌を奉納してくださった。
やっぱり歌と舞を捧げつつ祈るのが、神様に届きやすいのだろう。




マナカード広め隊長のフラと、広め隊員ナオミさんのフラ。
隊長はKeali'i Reichelの「涙そうそう」で、ナオミさんは沖縄の「涙そうそう」。
初めて『Hula Auanaもステキだな』と思った。

そして数々の奉納を終え、いよいよターラ姉妹達の奉納となった。



ターラ菩薩は、チベット仏教で信心されている女神様だ。
観音様がこの世をご覧になって流した慈悲の涙より生まれたと言われ、
笑い、慈悲、徳、智恵、勝利など21の姿で現れる。
観音様は天界からこの世をご覧になっているけれど、
ターラ菩薩は下界まで下りて来て民衆のそばで救いの手を差し伸べる。
そんなターラを自分達の心に迎え入れ、舞で表現して奉納する。

午後から曇り始めた空、だんだん風が強くなり、空も暗くなり…
そんな悪天候の中、ち~こさんの歌に乗せて舞を奉納した。



マナちゃんが、『心の底からターラを表現してね。
キレイに見せようとかアートに走らないで』って言っていたのだけれど、
頭ではこのことを理解していても、
実際に舞うときにはやはり人の目を気にしてしまう。
どうやって表現したら良いんだろうと戸惑っていたときに、

『あなたを評価する人は誰もいない』というメッセージが下りてきた。

あぁ、そうか。
あたしがタイムスケジュールを気にするのは、
自分のためではなく他人の目を気にしているからだ。
しっかりしてる、ちゃんとしてるって思われたいからだ。
会社では部下を持ち、そして上司もいる。
下からも上からも評価される立場にいて、あたしの心が泣いていたのだ。

それよりももっと前の子供の頃から、しっかりしなさいと言われ続けた。
きちんとやっても褒められることはなかった。
本当は褒められたかったのに。

そんな思いが一気に溢れ出てきた。

誰もあたしを評価することなどできない。
あたしはあたしのままでいて良いのだ。

20人のターラ姉妹達が張ってくれる結界の中で、
神様に『この体をお使い下さい』と祈った。
そして、あたしの勝利のターラの舞が終わった。

そして、世界は美しく、あたしはこの世界の構成物のひとつなんだと、
頭ではなく心の底から理解した。
まぶたの裏にラピスラズリよりも美しい宇宙が見えていた。
涙は出なかったけれど、ただただその感覚を楽しんだ。

そして、最後はマツリにふさわしく、みんなで波フラ、
みろくゆかふ、御開き音頭で大盛り上がりで歌って踊って…

佐々木恵美子さんがチャネリングしてくださったメッセージ。
『女神はもうみなさんの中に下りています』。
ターラはあたしの心の中に下りて来てくれていたのだった。

最終的にはみんなでHUG大会
HUGはハートのチャクラとチャクラを合わせる。
とっても安心できて気持ちが良くって、まるで子供のような気持ちになれる。

あぁ、ここにいられて本当に良かった

八角堂に戻ってみんなでシェアリング。
あたしが常日頃思ったり戸惑っていたりすることが、みんなの口から出てくる。
たくさんの気づき。

ちはるちゃんが、
『前世をチャネリングしてもらったとき、
白い服を着た女性達と海辺の崖の上で踊りながら、また会おうねって約束したの。
その再会が今、果たされたのだと思う。』
っていうお話をシェアしてくれた。
ものすごい鳥肌…
あたしがここにいることって、偶然じゃなかったんだなぁ。

明日は満月の奉納がある。
どんな気づきが待っていることやら…