サンタの写真日記

田舎の広告写真屋、サンタの写真日記。

椎名誠「食育」講演会

2008年12月14日 00時07分25秒 | その他
12/9火、作家椎名誠氏の講演を聞きに六日町へ。

20年くらい前に神奈川の藤沢でお話しを聞いて以来、ずっとファン。

本も結構読んだ。

「怪しい探検隊」シリーズは特に好き。

若い頃、乗鞍岳で骨折して入院してた頃、椎名誠と野田知佑の本ばかり読んでいた。

カラダが動かなくてめげているとき、ずいぶん元気をもらったなぁ。

講演会の主催は南魚沼地域振興局。

椎名氏の講演会テーマは「直江兼続公生誕地・南魚沼の郷土食と風景を語る」だったが、天地人の話しも、南魚沼の風景の話しも全くなかった。
「センセーこの演題でオネガイシマス」とコジツケ的に頼まれたのだろう。

世界の辺境地を旅した話を期待していただけに、ワタシ的にはラッキーだった。

印象に残ったのは賞味期限・消費期限の話し。

このような期限をこれだけ数字でキチンと標記しているのは、世界の中で日本くらいだという。

昔は少々ヤバくても食っていたし、何ともなかった。
炊いたご飯は3日くらい平気で食ってた。
食える食えないは数字でなく人が判断するもの。
何でも数字で決めてしまうと、そういった本能が働かなくなるので人間的でない。

といった話し。


川の話しもしてくれた。


日本の川は急流で短いので、世界的に見れば水がとてもきれいだ。
インドでは死体が流れているような川の水を平気で飲んだりしている。

という衝撃的な話しもあった。

ただ、日本は島国なので川はひとつの国が管理していて、好き放題に使っている。
大陸には何カ国にもまたがり流れている川があるので、ひとつの国が勝手なことをしていると戦争にもなりかねない。

信濃川の問題も椎名さんに手伝ってもらいたいなぁ。

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