サンタの写真日記

田舎の広告写真屋、サンタの写真日記。

越淡麗を味わう会

2007年04月29日 07時18分20秒 | グルメ
4月某日、宮幸酒店主催の「越淡麗を味わう会」に参加。会場は十日町市の割烹「入船」。

越淡麗とは新潟限定栽培の酒米で、新潟の酒のために開発された新しい品種。
地元の酒蔵さんいわく、五百万石と山田錦の中間くらいの味になるとのこと。

日本酒を味わう会なので当然乾杯から日本酒オンリー。

酒は地元の酒蔵さんが越淡麗を使って仕込んだ自慢の酒を持ち込んだ。
キリリと冷えていて、しっかり味があるのにスッキリ飲みやすい。
酔い心地も最高。

 
↑吟醸「松乃井越淡麗」(左-松乃井酒造場)と大吟醸本生原酒「越天翔」(右-魚沼酒造)
松乃井のラベルはサンタ作。


↑松乃井の古沢社長、越淡麗を語る。

新潟は米どころ酒どころなのに、酒米は他県から仕入れているのが現状。
コシヒカリを作った方が収入がいいからだろう。
しかし地産地消のいま「新潟の米で新潟の酒を」と開発されたのが酒米「越淡麗」。
今年あたりから本格的に商品として売り出されているがまだまだ少量らしい。

入船さんも、日本酒に合うい料理を提供してくれた。
酒のグラスも2種類用意していただき、二種類の酒を利く。


↑こんな感じで、二種類の酒をグビグビ。

大の日本酒好きの郷土史家の佐野先生も出席。
先生は80を超える高齢にも関わらず健康で背筋もピンとしている。
毎日の晩酌が何より楽しみで、日本酒を晩酌に二合は欠かさないという。
健康で毎日晩酌ができる秘訣は早朝5時からの散歩だそうで、毎日70分、雨の日も雪の日も信濃川を渡り千手まで歩いているというから頭が下がる。

 
↑宮幸酒店の宮入社長(左)と郷土史家の佐野先生(右)。
ともに「越淡麗」を絶賛。

10年以上前「新潟地酒の旅」という本の取材で、中越の酒蔵を撮影して回ったことがあり、それ以来日本酒好きになってしまった。
吟醸香漂う蔵の香り、仕込みの光景を思い出すと、酒が一層おいしく感じられ、ついついグビグビと…。
我が家の地下水に水が近い「松乃井」は普通酒でも充分に美味しい。

宮幸さん主催で5月にダイニングしみずでワインの会も開催するようです。
ワイン好きの方は問い合わせてみは…。


かぶどりなめこの和風パスタ

2007年04月21日 06時30分39秒 | 撮影日記
4/18、JA十日町のかぶどりなめこ調理例用にパスタを撮影。

パスタを茹で、油で炒めたなめこ、アスパラ、ベーコンなど加え、パスタソースをかけて出来上がり。


↑なめこは石突きからハサミで切り落とすといい。

キューピーとのタイアップ企画らしく、パスタソースのビンも撮った。


↑「キューピー3分クッキング パスタのためのオイルソース しょうゆ&ペパー」
という長い名前のこのソースがオススメ。

見かけ優先で調理したため試食はできず、残念。

自分で作ってみよう。

なめこのパスタ、是非お試し下さい。

鏡の家

2007年04月17日 08時16分03秒 | 大地の芸術祭
4/16(月)、ベルナティオのメニュー撮影に向かう途中、何やら光る小屋を発見。

大地の芸術祭作品か?と思いつつ近寄ると、前面鏡張りの怪しげな建物。
特に看板もなく、フツーに建っている。

おもしろいのでとりあえず何枚か撮影。


↑建物の全景。


↑愛車が鏡に写ったのでパチリ。

事務所に帰って調べたらやはり芸術祭の作品だった。

アーティストは行武治美氏。

作品名「再構築」。

「空家プロジェクト」の一作品らしい。

何度も通っているはずなのに今まで気づかなかった。
いつも撮影時間ぎりぎりで急いで通る道なので脇目もふらず走っていたんだろう。

今でも鑑賞できる作品の案内看板なども「再構築」してほしい。

第4回の芸術祭も「再構築」して開催するようです。


行武治美氏「再構築」

水ばしょうまつり

2007年04月15日 07時53分27秒 | 撮影日記
4/15(日)朝早く目が覚めたので、野口の水ばしょう公園へ。

めずらしく撮りたての写真を掲載しました。


野口の水芭蕉、いつもは5月の連休頃になって遅い春の訪れを告げるが、今年は少雪だったため雪解けが早く今が見頃。


↑十日町市野口(旧川西町)の水芭蕉。


↑円柱状の花軸に小さな黄色の花が集まる。
白い花びらのようなものは仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞。


子供の頃、水ばしょうまつりで初めてカップ焼きそばを食べた。

確かペヤング。

美味かった。

今でもカップ焼きそばは大好きで、小腹がすいた時によく食べる。


本日4/15、10時から、「水ばしょうまつり」が開催される。
ささやかなまつりだが、のんびりと春を感じるにはいい。

まつりの賑わいは昔ほどではないが、水ばしょうは昔と変わらずに清楚で可憐な花を咲かせている。

水ばしょう保存会の皆様、ありがとうございます。


ニューオープン「アーリオ」

2007年04月13日 06時30分03秒 | グルメ
まだ3月のネタでスミマセン。
この3/27日は、早朝からかぐらでスキー大会撮って、ナスパで打合せして、湯沢駅でおにぎり撮って、十日町でパスタ撮って…と忙しい日だった。

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女性誌の仕事で、3月にオープンしたイタリア料理店「アーリオ」(Aglio)を撮影。
お店の場所は十日町市役所の裏手。ランチ営業もしている。

Aglioはニンニクの意味だそうだけど、オーナーシェフの桑原さんいわく「ニンニクのキツイ料理がメインではありませんよ」とのこと。


↑オススメのパスタセット。
価格は忘れちゃったけど千円台だったような。
かなりオトク。


↑新築でピカピカの明るい店内。
奥には小上がり席もある。


↑昭和町通りから市役所裏の通りへ入ってすぐのところにある。


↑オーナーシェフの桑原さん

朝からずっと撮影が続いてたので、ちょっとお疲れで余裕がなく、お店の情報をあまり覚えていない。
今月25日発売のkomachiのピザ%パスタ特集ページに掲載されるのでお買い求めください。

雪ん洞のおにぎり

2007年04月11日 06時06分27秒 | グルメ
3月某日、湯沢駅構内CoCoLo内の食堂雪ん洞。

塩沢産の魚沼コシヒカリ1合を使った爆弾おにぎりのイメージなどを撮った。

湯気がたっている炊きたてごはんを撮ってほしいと予想外の撮影依頼があり困った。
事前にわかっていれはそれなりの準備をしてきたのに…。

ドライアイスがなかったので炊きたてご飯の湯気がうまく出ない。
駅の構内なので寒くもできない。
わざわざ、ひと釜炊いてもらって、即撮影でなんとか湯気が撮れた。
もうちょっと湯気が欲しかったけど、お客さんも喜んだのでヨシとした。


↑しゃもじのご飯のカタチも難しい。


↑若い女性のやわらかな手で握られる爆弾おにぎり。


↑1合の爆弾おにぎりのセット、400円。これは安い。
シンプルながらも贅沢。
具は10種類以上から選べて、みそ汁も大盛り。

撮影が終わり、おにぎりセットをいただいた。
具はみそ漬けをオーダー。
炊きたて、握りたてはやはりウマイ。
冷めてもウマイといわれているコシヒカリだが、炊きたてにはかなわない。
にぎりの柔らかさも絶妙。1合のおにぎりがアッというまに胃に収まった。

ごぢそうさまでした。

苗場山滑降スキー競技大会

2007年04月10日 08時50分47秒 | 撮影日記
---------古い話題ですみません---------------

3/27(火)、毎年恒例の「苗場山滑降スキー競技大会」を撮影。

今年で第34回目を迎える歴史あるこの大会、今では珍しい滑降レース。
最初と途中に左右に振られた旗門があるものの、全長4.5kmのほとんどを直滑降で滑る。
リフトもスキー場もない昔は、三俣のムラからかぐらの和田小屋まで歩いて登って、旗門もない10kmの雪原を滑ったというからビックリ。

今はロープウェイ→クワッドリフト→ゴンドラ→クワッドリフトと乗り継いで、快適にスタートまで移動できる。
平日朝7時30分スタートの一本勝負。撮影も一発勝負。1時間ちよっとで200名が滑る。


↑スタート前にワックスを塗る地元のチビッコ選手。
長距離なので何層にもワックスを重ねて塗る。

スタートはかぐらスキー場和田小屋まえの斜面で、ゴールはかぐらゴンドラの乗車駅付近。
2メートルを超えるSG(スーパージャイアントスラローム?)用の板で滑る選手が多い。




↑長い板を乗りこなす選手たち。
カービング以前は2メートルオーバーの板をはくのがステータスだった。


↑約200名の頂点に立った各部門のチャンピョン。

こんな大会に出場してみたいけど、ハラが邪魔で滑降姿勢がキツイ。
痩せたら出場したいけど、撮影もあるし…。
壮年Cの部くらいになったら出てみよう。

ありがとうT-fine!

2007年04月10日 08時26分23秒 | その他

---------------古い話題ですみません------------------

3/25(日)、ビックサイトから太田へ移動。
特急りょうもう号に一本乗り遅れ、途中電車内でT-fineを聴きつつ、番組が終わってから太田に着いた。

サンタ作の寄せ書きボードにヨッシー&亀ちゃんへのメッセージが書かれているのを見て一安心。
魚コシのおにぎりサービスも完売だったとのこと。よかった、よかった。

せっかくカメラを持ってきたので全国から駆けつけたリスナーとご両人で記念撮影。(トップ写真)


↑きさらぎ委員長より寄せ書きの贈呈。

この後「ヨッシー&亀ちゃんおつかれさま会」に出席。
二次会、三次会と太田の夜を満喫したのでありました。


PHOTO IMAGING EXPO その2

2007年04月09日 06時28分16秒 | 撮影日記
フォトイメージングEXPOのその2をアップしようとしてほったらかしてました。

3月の年度末は忙しく、ネタはあるのにブログに向かうことができなかったのです。
もう新年度ですが、これから3月末のネタでしばらくいきます。

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トップの写真は3/25(日)のPIEでキャノンブースにキャノンの歴史として展示してあった懐かしいキャノネット。

親父が当時このカメラをもっていて、それを借りて初めて写真を撮った。

子供の頃、家族で海へキャンプにいったとき、日本海の夕日とテントや家族のシルエットが写った写真が良く撮れていて、近所の時計屋さんにほめてもらった記憶がある。

「ただカシャッとシャッターを押しただけでこんなにほめられるなんて、写真はいいなぁ」と思った。今もたまに思う。


↑エプソンブースにあったレンジファインターのデジカメRD-1s
質感のいいクラシックカメラ風に作ってある。デカくて思い。
巻き上げレバーは要らないんじゃないかな。


↑クネクネ自在に曲がる三脚。


↑こんな使い方もできる。
こんなシーンは一生うちに何回もないと思うけど…。

午後から椎名誠氏の講演会を拝聴。今回PIEに来た理由はホントはコレ。
タイトルは「写真はエライ!」と、なんとも椎名氏らしい。


↑撮影禁止のため本人は撮れなかった。

世界の辺境地を旅している椎名さんの話はおもしろい。
写真家を目指しただけあって写真もよかった。

ただ、会場に対してお客さんは少なかった。
アウトドアイベントだったら満席なのに。

一時間の講演はあっというまに終わってしまった。

この後、T-fine最後の放送を見届けるべく太田へ向かって移動した。

能登半島地震 その2

2007年04月07日 13時52分09秒 | その他
悲惨な被災地の中にも心温まる光景があった。

4日の朝、早く目覚めたのでひとりで輪島の港や門前町をみてまわった。

トップの写真は曹洞宗の大本山総持寺祖院にあった「復興瓦?」。
いくらかのお金を寄付して、瓦にメッセージを残すというもの。
この瓦が総持寺祖院の復旧に使われるのだろう。

曹洞宗の大本山は永平寺が有名だが、総持寺もそれと並ぶ大本山。
明治31年に門前の総持寺は火災に遭い、それ以降布教伝道の中心は神奈川県横浜鶴見に移ったという。
それでも門前町の総持寺で修行する雲水も多く、ボラセン内でもたびたび見かけた。


↑ヤマダと書いてあるが私ではありません。


↑海辺の駐車場にいたネコ。
家を失ったのか、飼い主とはぐれたのか。
ちょっと寂しげ。


↑4/3夕方、日本海の夕日。

古き良き家並みの再建は難しそうだが、地形が変わるほどの土砂崩れなどは見られなかった。
美しい能登日本海の海岸も心を和ませる。
名刹の門前に栄えた精神文化を失うことなく、一日も早い復旧復興をお祈りいたします。

能登半島地震 その1

2007年04月07日 13時19分24秒 | その他
4月3日(火)~4日(水)と輪島の門前ボランティアセンターの手伝いに行った。

仕事はボランティアニーズの受付とボランティア志望者の受付・問い合わせ対応等々。

このニーズ班は愛知県安城社協の野々山さんをチーフに、十日町JCメンバー3名で担当。
一緒に行った他の2名はマッチング班に配属。


↑門前町のボラセン本部は輪島市門前東小学校内に設置された。
4/5以降は道下サンセットパークに移転。


↑ボラセン内のフロー図。

「ボランティアは足りていますか?」「行ってもご迷惑になりませんか?」「泊まるところはありますか?」などの質問が多い。

ボランティアの宿泊施設を被災地側が用意してくれると思っている人が結構いるが、ボラは本来そういう性質ものではないと思う。旅行と勘違いしている人も多い。
企業や学校ではボランティア休暇などというものもあるようで、有給扱いになったり、通学扱いになったりするらしく、ボランティア証明書をしつこく欲しがる人も少なくない。

我々十日町JCは中越大震災の時に十日町ボラセンを経験したということで、今回門前ボラセンのお手伝いに来た。
2年半前、私は十日町JC専務理事だったので、ボラセンに詰め、全国から復旧作業や炊き出しに駆けつけてくれるJCメンバーの調整をしたり、「地元よろず相談」などと看板をさげ、道案内や物資の調達、送迎など、地元人でなければできない仕事を請け負った。

門前のボラセンには地元の人がほとんどいないので、土地勘がつかめず、十日町のようにサクサクとコトが進まない。


↑マスク、消毒など、健康には細心の注意が必要。


↑門前中心部は水道がまだ復旧していなかった。

門前は重い瓦屋根の古い家が多く、家の崩れ方も中越とは違うようだ。
いかにも屋根が重くて崩れましたという建物もあった。


海岸沿いの東屋?。


↑門前中心部の商店。


↑輪島郊外の家。


↑門前の海辺に建つ文化財らしきお屋敷。

我々JCのベースキャンプは輪島JCメンバーのお店「定食屋 丸山」。
寝袋にくるまりながら、店の小上がりや床にザコ寝だったが、ライフラインは整っていて快適だった。


↑一晩お世話になった「丸山」。

店の主、丸山君には会えなかったけど、きっと復興復旧のために走り回っていたことだろう。
JCのネットワーク・友情に感謝です。

ボラセンの情報は輪島市ホームページで

PHOTO IMAGING EXPO その1

2007年04月01日 07時14分01秒 | 撮影日記
一週間前の3/25(日)、東京ビックサイトで開催されたPHOTO IMAGING EXPO 2007(PIE)へ行った。
印刷やDTP、サイン関係の展示会は何度か足を運んだけど、モロ写真一色の展示会は初めて。

入場したとたん、OLYMPUSの大きなブースがドーンとあった。(上写真)
なんだか新しいデジカメにかなりチカラが入っているみたい。


↑終始素敵な笑顔を振りまいているキレイなお姉さん。Nikonブース。


↑サッカーネタを語るスポーツジャーナリストの二宮清純氏。
これもNikonブース。

この展示会はプロ向けではないため、日曜日ということもあってか一般のアマチュアカメラマンが多い。
写真撮影も自由なので、イベントコンパニオンのお姉様方を撮りまくっているデバガメ風の方々が目についた。


↑プロ用ストロボメーカーのミニ撮影会を脇からパチリ。
バックに写っているのは巨大なバンクのトレペ。いいモデルだった。


↑Adobeも出展。デジカメ画像閲覧ソフト「ADOBE PHOTOSHOP LIGHTROOM」のデモをやってた。
私はiViewを使っているが、ちょっと不満なところもあるのでこのデモは興味深かった。
何枚もイッキにゴミ取りができる機能はいい。


↑Mamiyaのブースはナゼか和風。
中型カメラのデジタルバックをPRしていた。
モロにプロ向けのため人はポツポツ。


↑SONYのブース。昔はカメラメーカーではなかったのに…。
αシリーズなどという、ちよっと見覚えのある一眼用のレンズもラィンナップ。


↑PENTAXのブース。
645、6×7の中判カメラではお世話になっているけど一眼デジはパス。
私のペンタ6×7は20年間故障知らず。今も現役。

久々にカメラ小僧気分を味わえた楽しい展示会だった。
新潟の写真家協会で旅行をかねて来てみるのもいいかも。
次の理事会で提案してみよう。

そういえば、Canonのブースは地味だったなぁ。