ひめはぎのはな

踏青。翠嵐。蒼穹。凛然。…爽やか、山日和。by sanpoiwa1736

冠岳・・・“ものの芽”と春の光に誘われて

2014-04-29 21:56:35 | 登山.歓天喜地

・・・・・冠岳(838m)


越前の坂井市の冠岳です。

今年だけでも3回目ですが、今回は、会社の仲間と連れだってということで、楽しめる山を選びました。



上浄法寺集落の狭い道を過ぎて、坂道ぐんぐん上ると、浄法寺山青少年旅行村。
集落に入る手前に、山開きの幕が張られておらず不安でしたが、登山口に掲げられていて一安心。

初心者に近いメンバーも含まれているので・・・。



黒岩。



黒岩を過ぎると、階段の登り。

山野草に詳しいCちゃんの解説付き。



しし岩からの展望。
大佛寺山系と九頭竜川の流れ。



かわいい花が足元を飾ります。



スミレ類が豊富。



ツツジが原コースを登って、稜線に到着。
あとは、冠岳までトコトコ歩くだけです。



山桜。



メンバーはバンビラインの時と同じ。
りっちゃん、Cちゃん、ともリン。



イカリソウ。
外にタムシバ、ショウジョウバカマ、イワウチワ、マンサクなどなど。



冠岳から望む浄法寺山。

目的は、浄法寺山でしたが、それぞれ思い思いに写真撮りながらきたので、早、11:40。
これから目指すと、13時半ぐらいか・・・。

と、いうことでスッパリ諦め(ここが目的の場所と思い込んでる人もいたので)、お昼。



展望台へ移動して、景色を眺めながら楽しい食事を頂きました。

今回も、作っていただいたおにぎり弁当です。
おいしくいただきました。









足腰に不安のあるメンバーもいるため、帰りも同じ道を下りました。
ロープ頼りに坂を下ったり、岩場を乗り越えたり・・・。



しし岩で休憩。



ハタザオ。





下山後は、たけくらべ温泉に寄って、汗を流して帰りました。
たけくらべ温泉では、川沿いに枝垂桜の並木道。桜まつりが開催中でした。

山中、山代、粟津の温泉街を抜けて、辰口のお好み屋さんで夕食。
おごっていただきまして、ありがとうございました。

2014.04.25  浄法寺山青少年旅行村(9:35-9:55)黒岩分岐(10:00-10:25)しし岩(10:30-11:00)稜線(11:05-11:40)冠岳(13:20-13:55)稜線下降口(14:00-14:25)しし岩(14:35-15:00)浄法寺山青少年旅行村


岩籠山・・・穀物潤す水の山

2014-04-28 19:28:24 | 登山.歓天喜地

・・・・・岩籠山(765.2m)夕暮山(720.4m)


敦賀の岩籠山です。

昨年の野坂岳に続いて、今年の春も敦賀へ足を延ばしました。

AKと国道8号線沿いのいつもの駐車場で待ち合わせ。
加賀ICから高速に乗って、敦賀で下りて、市橋へ。
狭い林道に入るとすぐにJRのトンネルをくぐり、しばらくで駐車場。

車が4台。ちょうど出発された方と、「ドライブインしのはら」から歩いてきて周遊する? 方がいました。



沢を何度か渡ります。





水は「冷たいっ!!!」ってこともなく、チョッと拍子抜け。



滑滝の上で・・・。
長い休憩です。



滝が終わると、堰堤が続きました。

そのうち谷が二又に別れ、堰堤のない方の谷を詰めます。
下から数えて5番目に現れる堰堤の下を渡渉し、左俣を登ります。





スミレが山道にどこまでも続き、楽しめました。



夕暮山との分岐。夕暮山は帰りに寄るとして、まずは山頂目指します。





花を愛でながら歩いてゆくと、インディアン平原と山頂への分岐が現れます。

山頂から眺めるインディアン平原。

春霞でほんわかした景色ですが、いい眺めです。
遠く、余呉湖??? も眺められました。



インディアン平原へ。



風、強っ!!!!!

明日から天気が崩れるとの予報で、気圧の谷が通過中?
隣の野坂岳の山頂には時折、雲がかかるし。



岩草の陰に隠れながら、風を避けながら、お昼にしました。

のんびり寝転がってのほほ~んとしたかったけど、風が強すぎて、早目に下山。



敦賀湾も霞んでます。



夕暮山の山頂から望む岩籠山。

アセビ。

岩籠山と夕暮山との分岐まで戻って、市橋コースを戻ります。


もう少し早い時期だと、谷の上部でイワウチワの大群落が観れたかも・・・。



カタバミも多く見られました。



夏は水遊びで楽しめそう。

見どころが多く、また一つ、お勧めの山が出来ました。


2014.04.19  市原コース登山口(10:30-11:20)最初の(第一)堰堤(11:20-12:30)夕暮山分岐(12:30-12:50)岩籠山(12:50-13:00)インディアン平原(13:30-14:00)夕暮山分岐(14:00-14:10)夕暮山(14:15-14:20)夕暮山分岐(14:20-15:10)第一堰堤(15:10-15:50)市原コース登山口


バンビライン・・・清明の気に包まれて

2014-04-17 20:51:51 | 登山.歓天喜地

・・・・・・北谷福寿草・バンビライン(371.7m)・越前大野城


今回は会社の仲間とバンビラインへ向かいました。

最初は4/3に予定してました。
今年は雪が少なく、暖かい日が続いてたので、もう、花はもう終わってる?
と思ってましたが、週末冷え込んだので、見頃はなんとか持ち堪え!?



バンビラインに向かう途中に、北谷の福寿草群落地へ立ち寄りました。

先週も来たときは、まだ先始めでしたが、本日は満開!!!





レモン色の華やかな花です。



まさに、「春が来た!」って感じ。。。



バンビラインのカタクリ群落。
第一展望台付近。







第二展望台からの眺め。
眼下に九頭竜川が流れ、河川敷には桜が満開。こいのぼりが泳いで、白く連なる峰々。
気持ちがいい春です。



第二展望台に咲く、さくら。



足元には、シュンランも花をつけていました。



今回の同行の山仲間。



カタクリの他、スミレサイシン、タチツボスミレ、キケマン、キクザイチゲなどなど、たくさんの花に出会えました。

下山時、観察員さん会いました。登山口に置いてある案内パンフレットを作成した方です。
ちょうど、名前のわからない花の写真を撮ったので、聞いてみると、とても貴重な花だということでした。



昨年に続いて、白いカタクリにも出会えました。








大野まで足を延ばして、大野城へ。



さくら、さくら。。。



越前大日山。







北谷で福寿草満開! バンビラインでカタクリ満開!! 大野城で桜満開!!!
天気にも恵まれ、楽しい一日でした。


帰りは白峰総湯の温泉に浸かってお帰り。
おにぎり弁当を準備してもらったうえに、夕食までおごってもらい、ありがとうございました。


2014. 4. 9  


犬山城・・・木曽川のほとりに

2014-04-13 19:06:26 | 城砦.旌旗堂々

・・・・・・国宝・犬山城


日本100名城の一つ、国宝犬山城です。



ちょうどこの日は、約370年の伝統を誇る「犬山祭」期間中でした。
県指定有形民俗文化財の車山13輌が繰り出して、カラクリ人形が笛や太鼓にあわせ、踊り?舞い? を披露します。



現存する日本最古の様式を残す天守です。

天守へ登るのに40分待ち。
こんなことは初めて。長い行列です。



大杉様。枯れていますが、大きい幹回り。



急な階段をわくわくしながら、一気に最上階まで登りました。

下の階まで登ると、上の階から歩く音がギシギシ。



三層四階の天守からの眺め。
木曽川の犬山頭首工と砦があった伊木山。




犬山城内部。



徳川家康の9男・義直の補佐役であった成瀬正成は、慶長17(1612)年、城主の平岩新吉が亡くなり、不在となっていた犬山城を元和3(1617)年、徳川秀忠から拝領し、以後世襲して明治に至りました。



すりすりしたくなる太い梁。

無骨な野面積みの石垣。



桜も満開、人出も満開でした。



犬山橋から・・・。

李白の詩
「朝に白帝の城を辞す彩雲の間、千里の江陵一日に還る」
成瀬家五代目・正太の時、儒学者・萩生狙来が中国の地名に倣って命名。



落城せしめてあとは、土岐のアウトレットでお買いもの。


2014. 4. 5