ひめはぎのはな

踏青。翠嵐。蒼穹。凛然。…爽やか、山日和。by sanpoiwa1736

犬山城・・・木曽川のほとりに

2014-04-13 19:06:26 | 城砦.旌旗堂々

・・・・・・国宝・犬山城


日本100名城の一つ、国宝犬山城です。



ちょうどこの日は、約370年の伝統を誇る「犬山祭」期間中でした。
県指定有形民俗文化財の車山13輌が繰り出して、カラクリ人形が笛や太鼓にあわせ、踊り?舞い? を披露します。



現存する日本最古の様式を残す天守です。

天守へ登るのに40分待ち。
こんなことは初めて。長い行列です。



大杉様。枯れていますが、大きい幹回り。



急な階段をわくわくしながら、一気に最上階まで登りました。

下の階まで登ると、上の階から歩く音がギシギシ。



三層四階の天守からの眺め。
木曽川の犬山頭首工と砦があった伊木山。




犬山城内部。



徳川家康の9男・義直の補佐役であった成瀬正成は、慶長17(1612)年、城主の平岩新吉が亡くなり、不在となっていた犬山城を元和3(1617)年、徳川秀忠から拝領し、以後世襲して明治に至りました。



すりすりしたくなる太い梁。

無骨な野面積みの石垣。



桜も満開、人出も満開でした。



犬山橋から・・・。

李白の詩
「朝に白帝の城を辞す彩雲の間、千里の江陵一日に還る」
成瀬家五代目・正太の時、儒学者・萩生狙来が中国の地名に倣って命名。



落城せしめてあとは、土岐のアウトレットでお買いもの。


2014. 4. 5 


懐古園・・・小諸城

2013-04-18 20:05:20 | 城砦.旌旗堂々

・・・・・・懐古園

信州小諸の懐古園。
城下町より低い位置に造られた「穴城」小諸城址です。
日本100名城の一つ。



城下町より低い位置に造られた「穴城」小諸城址です。
日本100名城の一つ。



黒門橋。紅葉谷に架かってます。



懐古神社。



鏡石。山本勘助が常に愛用とあります。



天守台。



高濱虚子の句碑。



島崎藤村の詩碑。



西側は、断崖絶壁。
眼下を千曲川が流れてます。





桜は先始めって感じ。



ケヤキの巨木。



紅葉ヶ丘へ。



三の門から地下道をくぐって、大手門へも足を延ばしました。

慶弔17(1612)年、仙石秀久が建てた大手門。
重要文化財です。



ちょうど、この日から内部を見学できるとのことで、中を見学することが出来ました。



大手門を掃除していたおばさんが、親切にもいろいろとお話しして下さいました。
「桜はまだ」とのことでしたが、梅が見ごろでした。

2013. 4. 6 


一乗谷城・・・朝倉館跡

2012-10-18 22:05:15 | 城砦.旌旗堂々

・・・・・・一乗谷城・一乗城山(473m)

越前の一乗城山を登るために、朝倉館にも寄って来ました。



諏訪館庭園。



南陽寺庭園。

英林塚からの道は、通行禁止で草刈りもしてないようです。
仕方がないので、八幡神社から登りつめました。



山頂で、大阪からの城愛好家さんと、下山時に一組の夫婦とすれ違い。
以外に登られてます。



本丸跡の千畳敷。
山の標高は低くても、急峻な登りです。

さすが、山城です。



中の御殿跡。
山から下りて、一乗谷を散策。



屋敷跡と一乗城山。



朝倉館。
久しぶりに訪れました。



見どころいっぱい。



朝倉義景公墓所。


2012.10.12 


真柄十郎左衛門直隆

2012-06-25 20:18:24 | 城砦.旌旗堂々

・・・・・・小丸城跡


鬼ヶ岳から下山後、ぶらっとドライブ。
小丸城址なるものを発見。

立ち寄ってみました。



佐々成政が築いたお城でした。



一向一揆軍を倒し、越前を平定した後、ここに築城。
六年間の在城で、廃城になったにもかかわらず、石垣も残ってます。



本丸跡。



本丸への門があったのかな?



福井県越前市宮谷町にある興徳寺です。



お目当ては、豪傑で名高い真柄十郎左衛門直隆のお墓です。



真柄直隆。天文5年(1536)~元亀元年(1570)。
1570年、姉川の合戦で討死。
弟の直澄、子の隆基も剛の者として知られていますが、この戦いで、ともに戦死。

五尺三寸(約175センチ)の「太郎太刀」と呼ばれる大太刀を振りかざして、戦場を駆け巡った勇ましさ。
好きな武将でもあります。
子の隆基も「次郎太刀」を呼ばれる大刀を扱ってました。



お墓の前には、大きな鉄下駄がいくつも・・・。
大太刀を振り回すだけに、身体も大きかったんでしょうね。

なお、石川県の白山比神社には、直隆が使用したと伝えられる「太郎太刀」が奉納されています。
愛知県の熱田神宮には、隆基が所用したと伝えられる「次郎太刀」が奉納されています。

2012. 6.18 


西光寺・保田の城山

2011-12-18 22:10:16 | 城砦.旌旗堂々

・・・・・・西光寺・保田の城山(225m)


福井県勝山市の城山です。
保田の経ヶ岳に登った後、城跡へ寄ってみました。



こちらは、保田の集落内にある「保田の時計台」。
左の道を入ると経ヶ岳登山口に向かいます。この辺に標識もあるので、わかります。



保田の時計台から九頭竜川上流方面に向かってチョッと車を走らせると、城跡の小さな矢印。
それに向かって山手へ登ってゆくと、中部縦貫自動車道の連絡道路になり、高速の下をくぐって山際に出ると城山の大きな看板があります。

看板には、山頂まで20分の文字。




城への登り口から、中部縦貫自動車道。



登山口には、勝山エコミュージアムの石柱があります。



ここを登れば、あとは然程、労せず。



ミヤマガマズミの赤い実。多く見られました。



ツツジ科・ナツハゼの黒い実。



堀切跡。左は主郭部。
畝状竪堀の跡もあります。



展望台(主郭)。雑然とします。
別の方角からも道が登ってきてます。



西光寺方面。



保田・水無山方面。



勝山・越前甲方面。

解説版には、詰の城とあり、永正三年(1506年)の九頭竜川合戦において、加賀一向一揆の進入を食い止める防衛上の拠点とありました。

2011.12. 6