ひめはぎのはな

踏青。翠嵐。蒼穹。凛然。…爽やか、山日和。by sanpoiwa1736

西光寺・保田の城山

2011-12-18 22:10:16 | 城砦.旌旗堂々

・・・・・・西光寺・保田の城山(225m)


福井県勝山市の城山です。
保田の経ヶ岳に登った後、城跡へ寄ってみました。



こちらは、保田の集落内にある「保田の時計台」。
左の道を入ると経ヶ岳登山口に向かいます。この辺に標識もあるので、わかります。



保田の時計台から九頭竜川上流方面に向かってチョッと車を走らせると、城跡の小さな矢印。
それに向かって山手へ登ってゆくと、中部縦貫自動車道の連絡道路になり、高速の下をくぐって山際に出ると城山の大きな看板があります。

看板には、山頂まで20分の文字。




城への登り口から、中部縦貫自動車道。



登山口には、勝山エコミュージアムの石柱があります。



ここを登れば、あとは然程、労せず。



ミヤマガマズミの赤い実。多く見られました。



ツツジ科・ナツハゼの黒い実。



堀切跡。左は主郭部。
畝状竪堀の跡もあります。



展望台(主郭)。雑然とします。
別の方角からも道が登ってきてます。



西光寺方面。



保田・水無山方面。



勝山・越前甲方面。

解説版には、詰の城とあり、永正三年(1506年)の九頭竜川合戦において、加賀一向一揆の進入を食い止める防衛上の拠点とありました。

2011.12. 6 


経ヶ岳・・・九頭竜川・保田の里山

2011-12-17 22:23:47 | 登山.歓天喜地

・・・・・・経ヶ岳(764.9m)

福井県勝山市と永平寺町との境界線上に位置する保田の経ヶ岳(清ヶ岳)です。
地元では「おっきやま」と呼ばれて親しまれています。



集落を抜けて、この先、狭い林道。
入ってすぐに分岐を左(経ヶ岳の標識あり)。右手は砂防工事事務所の建屋。

道が悪いので、ここから歩きました。ちょうど、中部縦貫自動車道下をくぐったところに駐車。



振り返ると白山が見えました。右奥は大長山。



林道終点まで来ると、橋を渡って山道に入ります。
山頂まで鉄塔巡視路を頼ります。

林道終点近くに駐車スペースがあります。
所によって簡易的な舗装はされてるけど、苔むしてるし、尖った小石も落ちてるので、気をつけて下さい。



沢沿いに道は続き、何度となく渡ります。



一旦、沢を離れますが、また上流で渡渉。



渡渉地点。振り返ると、大きな木が立ってました。



沢を離れ、尾根方面に向かうのかな? ってところで、別の沢が右下に現れますが、そのまま近づかずに分かれると、鉄塔巡視路分岐点。
No.152は尾根を登り、No.153、No.154は平行な道へ。
No.153、No.154への道10m先のところに経ヶ岳の標識があります。

この後、すぐに、沢沿いの道を登るようになって高度を稼ぎます。



下の方で何度か渡渉した沢の上流部だと思うんだけど、そこを渡ると、下から登ってくる送電線が見え、鉄塔が近くにあることがわかります。



No.153の鉄塔下からの眺め。



白山と勝山市街。恐竜博物館のドームも見えます。
手前の山並みは、カタクリで有名なバンビライン。



No.153から先は、見晴らしのいい道が続きます。
しばらく、ルンルン気分だったけど、そのうち急な道となってヘトヘト。


鉄塔No.154から、見晴らしいいです。
奥に銀杏峰(左)と部子山(右)。中ほどの山は飯降山。



こっちは、荒島岳。



経ヶ岳山頂です。二等三角点があります。
あと、祠と、倒れた学校親子登山の標柱。

山頂は、潅木に覆われて展望良くないです。座ると何も見えん。
鉄塔巡視路は、山頂から先、山の裏へと続いてます。



鉄塔No.154まで戻ってお昼にしました。

尾根の先、九頭竜川を挟んだ向かいに三角の形をした水無山が対峙。
その奥に、越前甲(右奥)などの加越国境の山々が連なってます。

もう少し眺めていたいけど、山の裏から吹き抜ける風が、何となく寒く感じて、早々に下山。



鉄塔No.153から望む山頂。



下山後、九頭竜川に架かる荒鹿橋右岸から眺めた経ヶ岳の全容です。

2011.12. 6  中部縦貫自動車道下(10:55-11:05)林道終点(11:05-11:20)加賀幹線分岐(11:20-11:35)鉄塔No.153(11:40-12:00)鉄塔No.154(12:05-12:10)経ヶ岳(12:35-13:00)加賀幹線分岐(13:00-13:05)林道終点(13:05-13:15)中部縦貫自動車道下


鷲ヶ岳・・・九頭竜川を望む展望台

2011-12-14 22:05:53 | 登山.歓天喜地

・・・・・・鷲ヶ岳(769.0m)

福井県の鷲ヶ岳です。
鷲ヶ岳は、勝山市と永平寺町との境に位置する山です。
三百名山に名を連ねる岐阜県の鷲ヶ岳に登ったのはいつだったか・・・。



登山口。勝山市エコミュージアム・ふるさと元気博物館と刻まれた立派な石柱があります。
白山神社の鳥居の左側を行くと、登山者用の駐車場があります。



杉林の中の坂を登って行くと、そのうち左下に沢が現れます。



水場。
時間的に余裕なんだけど、夕刻から予定が入ってるので、気ばかり焦っちゃって、早くもバテ気味。



後ろの岩に蹄???のような穴があいてるんだけど、岩の色からして、写真で撮ると何もわからん。
標識も狭い山道側に向けて立ってるもんやから、入りきらんし。



林道へと出ました。
出たところに「水屋の清水」50m先の標識があったけど、道はあやふやだったので、林道を歩きました。その林道もはじめは草ぼうぼう。日当たりが良かったからかな? しばらくして快適な道になりました。



林道が山頂のある方角から離れていくのが気になったけど、終点まで歩くと、そのまま山道へ。



水無山。
落葉してるので見晴らしもいいです。



小さなアップダウンをいくつか越えると、山頂が近づいてきました。
山頂付近の尾根には山栗のイガがポツポツ。
なぜか山桜の幹に熊の爪痕・・・。



山頂広場。三等三角点と畑将軍戦死之地の石柱、古戦場の由来が書かれた説明版があります。
背後の山は、冠岳・浄法寺山。

南北朝のとき、南朝側の新田義貞が戦死したのち、その重臣・畑六郎左衛門がここ陣取り、わずか16騎で敵三千余騎を迎え撃ち、散々に敗走させましたが、休息中に肩を射抜かれて世を去りました。



保田の経ヶ岳方面。下に見えるのが登山口のある伊知地の集落。



アップするとこんなフウ。
九頭竜川に沿って延びる勝山街道。上流に位置する保田から市荒川大橋付近です。
そして、河川の周りに広がる耕作地。
春、田んぼに水を湛えると、太陽の光の反射して、鏡のように見えるんだろうな。

中央奥、雲に覆われているのが、百名山の荒島岳。この日は姿を現さず・・・。



こっちは九頭竜川下流の永平寺方面。
遠く丹生山地の山並みが見えます。



白山方面。生憎、濃い雲に覆われちゃってます。
左の山は越前甲(越前大日山)。



時折、小雨が落ちてきてたけど、気にならない程度でした。



山の標高は低いけど、登り口の標高も低いので、疲れました。里山といえども侮れん。


2011.12. 2  登山口(10:20-10:35)水場(10:35-10:45)馬の蹄跡(10:45-10:55)林道出合(10:55-11:15)林道終点(11:55-11:45)鷲ヶ岳(12:00-12:15)林道終点(12:15-12:30)山道(12:30-12:45)登山口


冠山・・・越美山地の鋭鋒

2011-12-03 22:22:00 | 登山.歓天喜地

・・・・・・冠山(1256.6m)

『過去の山登りの記録です。。。』

福井県と岐阜県境に位置し、鋭利な山容で魅力的な冠山へ行って来ました。



冠峠から・・・。すご~い!!!



冠平から見上げる山頂部。
冠峠から小さな起伏を繰り返すだけで、難なく着いちゃいました。



冠山の山頂から・・・。撮ったのは能郷白山だったかな???



山頂から望む冠平。笹っ原が気持ちよさそう。



十分堪能したので、お昼にするため冠平へと下ります。
急なところにはロープが垂らしてあります。



次から次へと続く、登山者の列。



本日、天気は良かったけど、風が冷たく寒い寒い。
笹原に隠れるようにしてお昼にしました。



の~んびり歩いて、石碑の立つ冠峠へと戻ってきました。
登山者に混じって観光の方も多いです。冠山林道の帰り道、まだまだ登ってくる車も多く、ともに数珠繋ぎでした。

朝、林道の坂を上ってる途中、急に「ボッ」って音が・・・。
「え~っ!!!」車のマフラー破れちゃった。
登山中、忘れようとしても、頭の片隅に・・・。
金沢まで変な音鳴らしながら運転。
そのまま、行きつけの車屋さんへ・・・。


2003.11. 2  冠峠(1:05)冠山(1:10)冠峠