ひめはぎのはな

踏青。翠嵐。蒼穹。凛然。…爽やか、山日和。by sanpoiwa1736

真柄十郎左衛門直隆

2012-06-25 20:18:24 | 城砦.旌旗堂々

・・・・・・小丸城跡


鬼ヶ岳から下山後、ぶらっとドライブ。
小丸城址なるものを発見。

立ち寄ってみました。



佐々成政が築いたお城でした。



一向一揆軍を倒し、越前を平定した後、ここに築城。
六年間の在城で、廃城になったにもかかわらず、石垣も残ってます。



本丸跡。



本丸への門があったのかな?



福井県越前市宮谷町にある興徳寺です。



お目当ては、豪傑で名高い真柄十郎左衛門直隆のお墓です。



真柄直隆。天文5年(1536)~元亀元年(1570)。
1570年、姉川の合戦で討死。
弟の直澄、子の隆基も剛の者として知られていますが、この戦いで、ともに戦死。

五尺三寸(約175センチ)の「太郎太刀」と呼ばれる大太刀を振りかざして、戦場を駆け巡った勇ましさ。
好きな武将でもあります。
子の隆基も「次郎太刀」を呼ばれる大刀を扱ってました。



お墓の前には、大きな鉄下駄がいくつも・・・。
大太刀を振り回すだけに、身体も大きかったんでしょうね。

なお、石川県の白山比神社には、直隆が使用したと伝えられる「太郎太刀」が奉納されています。
愛知県の熱田神宮には、隆基が所用したと伝えられる「次郎太刀」が奉納されています。

2012. 6.18 


鬼ヶ岳・・・2012.06.18

2012-06-21 16:29:08 | 登山.歓天喜地

・・・・・・鬼ヶ岳(532.6m)

福井県越前市武生の西にそびえる、鬼ヶ岳です。

この時期、中途半端に高い山へ行くと、暑さでバテちゃうので、簡単に登って降りてこれるような山を選びました。

福井平野には、平野の真ん中に浮島のごとく、ポツポツと小さな山がいっぱいあります。 
しかも、ガイドブックにも載ってない。
気になるので、それらに登山口がないか? 確認しながら車を走らせました。
何か所かは、確実に登れる!!! あとは、帰ってネットで・・・。
福井平野にポツポツある小さな山は、古墳が大半を占めていることを知るよしとなりました。

鬼ヶ岳の登山口です。
イノシシ防止のための柵が設けられています。
中に入ったら「扉を閉めてください」・・・「はい」



鬼ヶ岳の名前の由来と、案内図が描かれています。



登山道も良く踏まれ、キレイに整備されてます。



しばらく歩くと、擬木の階段。



そのあと、急坂です。
雨降ったあとなんかは、滑りやすいこと間違いなし。



小鬼展望台に出ました。ベンチも設けられています。
武生の町と日野山。



3人目の下山者とすれ違い。



大鬼展望台。



まだまだ、急登。
日野山の「比丘尼ころがし」とまではいかないけど、何か似てる感じ。



白鬼展望台。
順調だった足取りが、ここにきて急に・・・。
体が重くて、全然進まん。 



先程より、チョッと視界が広がった感じ。



ササユリが何株か咲いてました。



山アジサイ。



山頂の展望台から。
て、言うか、ここに展望台を作る意味がわからん。
何も見えんし。 




山頂避難小屋。



避難小屋の置いてある日記帳を見てびっくり!!!
この日だけで、早、2ページ目が終わろうとしています。
て、前日もビッシリ!!! どれだけ人気なん???

本日最後の登山者かなって思ってたら、外から鈴の音が・・・。
展望台に1人。さらに年配のお爺ちゃんが登頂。
なんとなく、小屋内に飾ってあった、写真の方に似てたような・・・。



右手に、日野山が見えます。

下り始めて、ばあちゃんが1人登ってこられました。
山頂にいたじいちゃんの連れかな?

その後も、軽い身なりで登ってくる男性2人組。
地元の方に愛される山でした。


2012. 6.18  登山口(13:20-13:35)小鬼展望台(13:45-13:45)大鬼展望台(13:45-14:15)鬼ヶ岳(14:40-15:05)登山口


口三方岳・・・2012.06.08

2012-06-11 13:38:30 | 登山.歓天喜地

・・・・・・口三方岳(1269.4m)


河内町内尾の口三方岳です。

午後から降水確率が高くて、天気が持つかどうか・・・。
でも、持つという判断で、こんどはどこ登る???

候補は冠山、荒島岳、口三方岳。
検討の結果、最初に候補に挙がった口三方岳になりました。



山菜採りをする不届きものがいるため、林道入り口に車止めがしてあり、登山口へは車で入れませんでした。
そのため、2kmほど余計にアルバイト。



最初の滑りそうな(下りが怖い)急坂を登りきって尾根に出ました。
あとは、一本調子の登りが延々と・・・。



朴ノ木。
枝を広げて、謳歌してます。



1136mの烏帽子山。登頂済み。
以前、残雪期に登った時に、ナタ目程度の道を確認しました。



チゴユリ。
たくさん咲いてました。



オオカメノキ。
ムシカリとも言います。



標高が上がるにつれ、多様な花々が見られるようになりました。



エンレイソウ。

西から低気圧が近づいてきてるので、湿度が高く、蒸し暑いです。
おまけに、無風って!!! 体力、奪われそう。



春から夏へと移るこの時期に、花を期待してなかったけど、これだけ見られれば満足です。
この時期は、「虫が多くてただ暑いだけ」と思ってて、山登りに出かける機会が少なかったから、わからなかったのかも。



ユキザサ。
葉に近いところから白い花が咲きだしてます。



暑い中、山頂に到着。



白山。霞んでますね。見えただけでも、良かったかな。
CBは百四丈滝が見えないか探してるけど、今日は、「見えんって!!!」



大笠山と笈ヶ岳。



「景清の池」は残雪に覆われてました。



マイズルソウの群落。チゴユリも混じってます。
花は終わっちゃってるけど、咲いてたら見応えあるんだろうな。



水場付近では、カタクリやサンカヨウが咲いてました。

本日、夜半から雨に・・・。
北陸地方は梅雨入りしました。
ついでに、CBは筋肉痛になりました。


2012. 6.08 / 登山口(8:15-8:55)標高959m(8:55-10:10)水場(10:10-10:55)口三方岳(11:50-13:40)登山口