ひめはぎのはな

踏青。翠嵐。蒼穹。凛然。…爽やか、山日和。by sanpoiwa1736

籾糠山・・・天生の高層湿原群落

2006-07-30 22:18:34 | 登山.歓天喜地

・・・・・・籾糠山(1744.3m)

梅雨も明け夏本番です。天生(あもう)湿原へと出かけます。狭い道をぐんぐん登って峠へ。
広い駐車場に車を止め、協力金を払って緑濃い中を歩きます。



泉鏡花の「高野聖(こうやひじり)」で有名???な天生峠から入ってすぐに、天然記念物の湿原があります。



湿原を回り込むと、ブナの原生林が広がってます。
陽射しを和らいでくれて、気持ちいいです。



坂を登りきると、小さな湿原。



籾糠山の頂が見えました。
ここから、木陰も少なくなって山頂。暑いです。



下って、沢沿いの道を戻ります。



サンカヨウの実が沢山なってました。



陽射しが戻ってきた湿原にはニッコウキスゲが咲いていました。
森があって沢があって、いつまでも残したい自然の山でした。


2006. 7.30  天生峠(0:40)カツラの分岐(0:35)木平湿原(0:20)木平分岐(0:20)籾糠山分岐(0:45)籾糠山(0:35)木平分岐(0:30)カツラの分岐(0:55)天生峠


白山・・・梅雨末期の大雨

2006-07-17 22:56:35 | 登山.歓天喜地

・・・・・・白山(2702.2m)

一ヶ月前、室堂へ宿泊の予約を入れると、もう満員。
でも、ちょうど、キャンセル客がいたようで、泊まることが出来ました。



別当出合に着いたころから雨が降ってきました。この後、ずぅ~と雨。



ミヤマキンポウゲ・キヌガサソウ・タカネスミレ・ミヤマダイモンジソウなど、雨に濡れて、しっとりしています。



雪渓を横断し、黒ぼこ岩を目指します。



ガスの中、黒ぼこ岩が見えてきました。



待望のクロユリが咲いていました。



室堂へ着いて宿泊の手続きをした後、御前荘へ案内されました。雨でも満員です。しばらく休憩。
小雨になったので、山頂へアタックしました。



ガスって何も見えません。

部屋へ戻ると、雨風が激しくなってきました。
夕食は室堂センターです。一度外に出なければなりません。タイミングを計りながら、みなさん必至でセンターへ駆けて行きました。



次の日、朝から猛烈な雨風です。センター内にて、カッパを着込み皆待機中です。白峰・市ノ瀬を結ぶ白山公園線が通行止めとの情報が入りました。とりあえず下山者の車は通過できるみたいです。



覚悟を決めて雨の中へ。川のようになった道を、靴の中までビチョビチョになりながら下りました。



洪水警報が発令された梅雨明け最後の大雨に当たってしまったという事ですが、それでも登ってこられた方がいたことに驚きです。


2006. 7.15  別当出合(0:40)中飯場(0:45)別当覗(0:45)甚之助避難小屋(0:20)南竜分岐(0:50)黒ボコ岩(0:45)室堂(0:40)御前峰(0:30)室堂

2006. 7.16  室堂(0:25)黒ボコ岩(1:05)甚之助避難小屋(1:35)別当出合