中華料理で使用される片栗粉は、素材をコーティングして味を絡ませる目的で用いられていますが、コーティングすることによって菌の増殖がある程度防げるといった事例もあります。
通常、カタクリ粉を使ってタレの粘度を出した場合、時間経過によりトロミが無くなってきます。出来上がった料理をすぐに食べるお店では問題ありませんが、中華料理をパックして持ち帰り用にした場合、味の変化と日持ちが気になります。
タレの粘度を下げないものとして、キサンタンガムに他のガム類を混合し溶けやすくしたキサンタンガム製剤があります。キサンタンガム製剤はキサンタンガムを主成分として天然ガム類・デキストリンを混合したものですが、タレに簡単に溶かす事ができ、時間が経っても粘度が落ちません。
もし、持ち帰りの惣菜でトロミが付いた商品を作られる場合、粘度の落ちない増粘剤を用いていただくと、惣菜の種類も増やせる可能性があります。
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