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勝つために

2013-01-07 19:18:40 | 日記
リーダーの準備

花園決勝が本日午後、行われました。
常翔学園が17―14で御所実を下し、優勝しました。ナイスゲームでした。

■モール
御所実の最大の武器はモール。
花園決勝の解説者(Jスポーツ)だった村上さんは、御所実のモールについてこう説明していました。
「奈良県のライバル校である天理高のラックからの攻撃に対応するために、御所実のモールは鍛えられた。
 いわば、モールは御所実の文化です」

御所実の監督は、ラグビー部の創部から関わっている人です。
ラグビー部のリーダーとしていつの時代にも勝つための準備を欠かさなかったことが、
モールを御所実の文化として定着させたのだと思います。

■返り咲き
ちょっとお堅い話を。
12月の衆院選挙で自民党が大勝し、安倍首相が返り咲きました。
この機会に、網走市立図書館にあった安倍首相についての研究書的な「約束の日」を借りてきました。
安倍首相べったり寄りの本でしたが、リーダーについて考えさせられました。
安倍さんは政治家になったときから、リーダーに「なってから」の準備をしてきた人のようです。
それは、民主党から政権を奪還してから矢継ぎ早に繰り出す、各種政策(案も含め)からも感じ取れます。

リーダーに「なるため」の準備は、突き詰めると「自分のため」。
リーダーに「なってから」の準備とはちょっと違いますよね。
「なるため」を最大の目的にしているリーダーは、「なってから」が苦労するもの。
それは、近年の日本政治(自治体も含め)の歴史が物語っています。