黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

赤城村紀行総集編2(赤い鳥居の棚下不動尊・その1)

2024-03-20 23:16:17 | 赤城村紀行総集編

昨日、ひめちゃんとタバサねーちゃんは、女淵城跡公園に、久しぶりにお出かけしました。

もう早咲きの桜が咲いていました

最近笑顔がなかった2人、久々の笑顔が見られました

 

 

 

(2021)

5月7日、沼田歴史資料館を目指します。

道の駅・あぐりーむで企画展の案内を手に入れたのです。

いつも同じ道じゃつまらない。

利根川の東の道を辿りました。

すれ違いも大変な、怖い道です

 

あれ、「棚下不動尊(たなしたふどうそん)」ですって

もしかして、この道筋かな?

棚下不動の滝は、しっかり準備をして訪問するべきという話を聞きました。

今日は、下見だね

 

トンネルまである、険しい細い道が続きます

 

 

突然、棚下不動の瀧の大きな看板です

駐車場はと見ると、1台分空いてます

これは、ちょっと寄って行きなさいという、お不動様のお導きかも

 

 

真っ赤な鳥居です

棚下不動堂は、向拝の彫刻の美しい建物だったんですか。

昭和56年に火災によって失われ、再建されたんですね。

不動院奥院の岸壁には、不動明王が祀られているんですね。

 

鳥居がたくさんです

お不動様って、仏様ですよね

自然に神仏習合しています

 

 

さて、行けるかな?

下ってくる人の格好が、わりとラフです。

「こんにちは。お不動様まで行ってきたんですか?距離ありますか?」

「近くはないけど、行ってみる価値ありですよ

「ありがとうございます。行ってみます

  

 

まず、入り口反対側の、この方にご挨拶です

説明板があります。

この不動明王様は東北大震災の地震により不動の滝山頂から落石し、この地に留まった巨岩です。ここに未来永劫の安寧を願い祀ります。

重さは二百トンあり完成までに二年の歳月を要しました。

 

あの時に落下した巨岩なのですね。

あの日、ひめちゃんちのおかあさんは、桐生市の染色工房にいました。

用事が終わって会計をしているときに、ぐらぐら

店員さんが、「この建物は古いから危ない、外に出ましょう。」

外に出た途端、この建物は崩れ落ちました

店員さんの的確な判断がなかったら

 

あの時、この巨岩が、不動の滝山頂から落下してきたのですね。

そしてその中から、不動明王が掘り出されたのですね

 

右回りに一周します。

 

お不動様は巨岩の中でずっと眠っていて、あの日に目を覚まして、みんなを迎えてくれているのかも知れません

合掌

 

 

赤い鳥居をくぐって、坂道を上ります。

ゼイハア、ゼイハア

 

 

前方の飛び出した岩の上に何かありそうです

坂の途中に、鬼子母神です。

頂上の石宮、文字がありそうですけど、何様かわかりません。

幣束があるので、まだ現役のようです。

とりあえず合掌

 

眼下には、利根川です。

さっきあの道を左から来ました

 

さて、参道にもどり、奥をめざします。

しばらく行くと、鳥居があります。

不動堂に到着です

 

 (つづく)

 

 

初出 2021.05.26 カテゴリー 北毛紀行

改稿 2024.03.20


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