5月から続けてきたCCレッスンを8月で終わります。約3ヶ月でした。
この間授業でやったことを書いておきます。
先生は中国の朝鮮族の先生で母国語は中国語。朝鮮族の先生で、もともと朝鮮語も話すことができる女性です。8年ほどソウルで働いたので、韓国語が流暢です。ただし少し訛りがあるのと、複雑な韓国語は生粋のソウル人に比べて弱い面がある。さらに最近の韓国人みたいに英語の単語を混ぜて話すことをしない。おそらくはそういった習慣がない。だからソウル人には通じた僕の『分からない単語を英語に置き換える』という芸当が使えない。
日本語は話せない先生だから、そうなると『分からない単語を中国語に置き換える』という技を使う。こうするとコミュニケーションは取れるが、韓国語だけで話すとか中国語だけで話すという習慣が崩れて、話しやすい言語・単語に逃げてしまって、韓国語でも中国語でもない変な混合語を話すようになってしまった。
このまま続けると延吉の人には通じるが他の中国人や韓国人に通じない言葉を話す習慣がついてしまう。
このレッスンはこれでやめます。
韓国語に限らず、基礎の勉強が終わったら『学ぶ外国語だけで教わるダイレクトメソッド』がいい。基礎の学習を終えれば、このやり方が、その外国語になれるために必要。インドネシア語はぜひこの方法でやってみたいと思う。
『基礎学習の終了』をどこで線引きするかは難しい。
- サバイバル:100文型・500語(指さし外国語旅行会話程度)
- 入門:200文型・1000語(初歩の入門書)
- 初級:300文型・1500語(大学1年の第2外国語の教科書程度)
と僕なりに分類している。理想を言えば、『初級』をクリアーしてから始めたいが、時間もないから『サバイバル』終了でダイレクトメソッドに突入するかもしれない。日本語で解説すれば3分で終わる内容を25分かけてやっと説明するというようなヘロヘロの授業でもいいのではないかと思っている。
The Direct Method