ごほうび
2016-04-26 | 大会
以前の記事で、
川柳で賞品は何もいただいたことがない などと、
いかにもほしがっているような??
お米やらお酒ならきっとすごくうれしいでしょうね とか、
いかにもいじましい…ことを書きましたが、
もちろん賞品めあてで句をつくっているのではありません。
けっして。。。
でも、
いただけるなら、何でもうれしい!
というのは本当です。
モノをいただくのが、という意味ではなくて、
句をこころにとめていただけるのは大きな励みです。
めったに大会などにはお出かけしないのに、
思いきって出かけたら全ボツだった…
というような今のわたしには特に(笑)
こんなことを言いながら、大会では
よき人・佳き作品にであうという楽しみをたくさんいただいて帰ったので、
参加して本当によかったと思っているのです。
で、そんなわたしにうれしいごほうび♪が届きました。
届いた時ここでは書いていなかったのですが、
つい先日いただいたのは、図書カード。
中日川柳の、第117回中部地区誌上川柳大会のごほうびでした。
まだ使っておらず、たいせつにとってあります。
自分にとって記念となるものを買うのに、
使わせていただきたいと思います。
これが初めていただいた賞品です。
とてもうれしかったです。
それから、
今日届いてびっくりのうれしいおどろきだったのは、
第16回春はくろぼこ川柳大会の賞品。
賞状と楯でした。
欠席投句での参加でしたが、
出したうちの1句が、10賞あるうちの
鳥取市議会議長賞というものをいただけたらしいです。
鳥取は、一昨年に亡くなった父のふるさとです。
八頭郡智頭町というところですが、
これまでほとんど訪ねる機会を持てないまま
今に至ります。
父にゆかりのある鳥取で賞をいただけるとは
思いがけぬ喜びでした。
発表誌は「川柳いのちの詩」6月号だそうで、
届くのはまだ先のようですが、
賞品に同封されておりました10賞の句をご紹介。
お名前敬称略で失礼いたします。
犬笛か拉致の悲鳴か日本海 (丸橋 野蒜・岡山)川柳同友会みらい賞
踏み出した一歩に明日という無限 (橋田 綾子・高知)気高町文化協会賞
島はもう母の形になっている (平井 美智子・大阪)新日本海新聞社賞
安心をしたくて列の中にいる (橋倉 久美子・三重)一般社団法人全日本川柳協会賞
反戦を弓なりになり叫ぶ島 (渡辺 富子・奈良)鳥取市教育委員会教育長賞
飛ぶ鳥はゆくべき空を迷わない (澁谷 さくら・兵庫)鳥取市議会議長賞
日めくりの一枚ずつを的にする (両川 無限・鳥取)鳥取市長賞
君はまだ海辺で笛を吹いてるか (久保田 半蔵門・大阪)鳥取県教育委員会教育長賞
人間の列にいるぞとストレッチ (大前 安子・鳥取)鳥取県議会議長賞
万が一はずれる的が恐ろしい (大杉 敏夫・岡山)鳥取県知事賞
いただいた楯は、ハガキより小さめで
ふつうの写真サイズくらい?
大きすぎなくて、仰々しくなくかわいらしく飾れそうです。
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いつもベストな状態ではいられません。
わたしも、まったく句がつくれない時があります。
今までどうやってつくっていたのだろう、
と思うほどです。
自然なかたちで自分のなかに生まれるものがないと、
できないタイプのようです。
それもふくめて、自分を受けいれて
歩いていくしかないですね。
はい、むりをすることなく、お互いに励んでいきましょう
たまにでも賞を頂くと励みになります。
毎回というわけにはいかないかもしれませんが
選者も変わりますし、自分の句もいつもベストとはいかないし。
ぼくは時々スランプに陥り句が作れない時があります。
でも、船首はいつも川柳に向けてはおります。
ネットで知り合えたのも何かのご縁、お互い頑張りましょう。
なごみさん よくいらしてくださいました!
わたしもなごみさんに
「おめでとうございます」
を言いたかったんです。
川柳マガジン5月号、
会場が手話と歌った「花は咲く」 (なごみさん)
特選の句、すばらしいですね。
なごみさんのあたたかいまなざしを感じます。
シーンがあざやかに浮かんで、感動をいただきました。
本当に、いつのまにか全国にお友だちができてしまうのも
川柳の楽しみですね。最近実感しています。
わたしもまたおあいできるのを楽しみにしております。
さくらさんのコメントにまったく同感です。
川柳を通してお友達が増えるのも楽しみのひとつ、またきっとどこかでお会いしましょうね。
ありがとうございます。
入選も受賞も時の運だと思いますが、
鳥取の大会でというのがなんとも感慨ぶかいです。
父はわたしの川柳など、ほとんど読んだことはないはずなのですが、
よろこんでくれているといいな♪
川柳、
折々の思いを淡々と綴ってきただけのつもりでしたが、
やればやるほど、楽しくもむずかしいです。
奥が深く、Yumiさんがおっしゃるように
たった十七字で、あっと驚くひろい世界が表現できたり
またその作者の個性まで語ってくれるようです。
はじめるきっかけや時期はいつでも、なんでもいいのだと思います。
Yumiさんもいかがでしょう♪
お父様が応援してくださったんですね♪
照れながら笑ってうなずいておられるような気がします。
それにしても川柳って、不思議です。
わずかな文字数ですごく大きな世界も表現するし。
深遠な世界も内包することができるのですね・・・