さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

川柳マガジン2016年11月号・掲載句

2016-10-27 | 川柳マガジン
<川柳マガジン11月号 掲載句>

選者の先生がたのお名前敬称略で失礼しております。


  誰なのか知っているけどサンタさん
     (前句付「仕方ないから騙されてやる」三浦 強一 選・佳作)


  くせのあるお酒の味はクセになる
     (笑いのある川柳 あきた・じゅん 選・佳作)


  子のために親はいつでも犠打をうつ
     (第15期6回 川柳マガジンクラブ誌上句会「犠打」木原 広志 選・六十五秀)


  渾身の犠打生かしたいひとがいる
     (第15期6回 川柳マガジンクラブ誌上句会「犠打」長谷川 酔月 選・六十五秀)




第14回川柳マガジン文学賞の発表号でした。

10句の連作「あるがまま」と「絵画展」というタイトルで2作品を提出。
それぞれの結果は、

「あるがまま」 (大野 風柳 選・秀逸/新家 完司 選・佳作/田中 新一 選・佳作)

「絵画展」 (大野 風柳 選・秀逸/雫石 隆子 選・佳作)

でした。
読んでくださり、こころにとめてくださった先生がたに感謝いたします。

入選はとてもうれしいことですが、
入選する、しないにこだわりすぎることなく
これからも自分なりの歩みを続けたいと思います。
もちろん、投句する先々で
落選・ボツが続くと落ちこむのもたしかなのですが…^^;
歩みは人それぞれ。


先日のコンサート、アンコールで最後に歌った
「365日の紙飛行機」
の歌詞にあるように…


  ♪ 人生は紙飛行機
    願い乗せて飛んでゆくよ
    風の中をちからの限り ただ進むだけ

    その距離を競うより
    どう飛んだか どこを飛んだのか
    それがいちばん たいせつなんだ
    さあ こころのままに
    365日            ♪


わたしはあまりテレビを見ないほうで、
この曲が主題歌となっているNHK連続テレビ小説
「あさが来た」
も、みたことがないのですが、
歌をやっていたおかげで、合唱曲として、この曲とのであいがありました。

歌っていてあたたかい気持ちになる、
励まされる歌です。


ひとりぼっちではないけれど、
自分には自分の歩みがあるのですね。



      
      にほんブログ村






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

静岡たかね 例会入選句

2016-10-25 | 静岡たかね

ご縁があって、誌友としてお仲間入りをさせていただいているのは、
なぜか遠方の川柳会が多くて、例会には参加したことがないという状況が続いている。

静岡たかねの川柳会もそうで、
毎月柳誌が届くのを楽しみにしている。

今月は遅れているみたいだな、
なにかあったのかなと心配していたところ、
10月号、11月号は休刊とのお知らせがあった。

詳しくはわからないが、編集・発行にかかわるトラブルが何か生じたらしい。
会長さんたちはたいへんな思いをされていることだろう。
こんなとき、何もお手伝いできないことが心苦しい。
近くにいても、わたしが何か役に立てることがあるかどうかわからないけれど…

状況が復活して、軌道にのることを祈っています。
かかわってくださっているみなさんが、1日も早くほっとできますように。


<8月句会>

「水」 (永田 のぶ男 選)

   住んだ地の水ほどうまいものはない


「迷う」 (中野 三根子 選)

   迷ってもぶれてはならぬ芯がある


「す、い、か」(折り句)(松田 タ介 選)

   すきですと言えば変わった風の向き




お名前敬称略で失礼いたします。

提出した句の控えに記していただいた結果をみて、こちらにおぼえがきしておきます。

(9月分は返ってきていないので、入選句不明です)


こちら にも記事をアップしました。
よろしければどうぞおいでくださいね。
  



      
      にほんブログ村


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川柳すずか 274号(28年10月号)掲載句

2016-10-13 | 川柳すずか

すずか誌10月号が届きました。
たかこさんが今回描かれた表紙絵は、金木犀。
秋を知らせてくれる香りの花ですね。

<すずか路>

 すぐそこと聞いた目的地が遠い

 ぬかるみで次の一歩が踏みだせぬ

 転ぶたびたくましくなる両手足

 黙々と歩くうしろにできる道
      
 淡々と生きて惑いもときにある


<小休止> 前月号より推薦句

 イントロで終わった恋にある未練 (上村 夢香 選)


<課題句>

「ひたすら」(橋倉 久美子 選)

 水かきは止めず優雅に泳ぐ鳥

 
「余分」(共選)

 再会の日には余分にのむお酒  (圦山 繁 選)(千野 力 選)


「自由吟」(青砥 たかこ 選)

 ロボットに教えられてる人らしさ

 
<誌上互選> 「技」

 主役立てみごとな斬られ役でした (6点)


お名前敬称略で失礼いたします。



マイファミリーのような、わが合唱団・ジュビラーテのコンサートはいよいよ来週。

こんな間際まで暗譜に不安があるのは初めてのことですが、
練習不足を本番あとで悔やんでも、なんの役にもたたないので
あと1週間、やれるだけのことをやって当日にのぞみたいと思います。

お客さまに楽しんでいただけるように、
そしてわたしたちも気持ちよくステージを終えて
楽しく乾杯できるように。


   
   にほんブログ村


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豊橋番傘 平成28年10月号・掲載句

2016-10-04 | 豊橋番傘

<推せん句>(8月号近詠より・鈴木 順子 選)

 秘めてなどおけぬこんなに青い空

 
<近詠>

 かどがとれだんだんまるくなる四角
    
 解けそうで解けぬ知恵の輪身をよじる
    
 弱い目をカバーしている耳のよさ
    
 人らしい顔して人の列にいる


<課題句>

「脈」 (脇田 雅美 選)

 奥ふかい場所で脈打つ恋がある         


「パス」 (須崎 東山 選)

 通過した駅にこころを置き忘れ


<各・地・句・報> (森口 美羽 抄)

 アドリブの台詞ピンチを切りぬける
 



   
   にほんブログ村




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誌上句会いくつか

2016-10-04 | 誌上大会
<川柳信濃川納涼川柳誌上大会>
「かい」

  正解に行き着くまでがおもしろい 

   (相田 柳峰・みつ木 もも花・佐瀬 貴子・福本 清美・黒木 せつよ 選)
 

<誌上競詠・咲くやこの花賞>
 第6回「神秘」

  まだだれも見たことはない月の裏 (板野 美子 選)


<第52回 雀郎まつり全国川柳誌上大会>
「渡す」

  あなたへと渡した橋がまだ揺れる (上村 脩・大野 風柳・平田 朝子 選)(菱木 誠 選・五客)


<川柳塔鹿野みか月・中原諷人追悼誌上大会>
「実」

  実のならぬ花がこんなにうつくしい (森中 恵美子 選)

「踊る」

  もういちど踊ってみようローヒール (辻 晩穂 選)

「甕」

  呑みこもうこころの甕を深くして (小島 蘭幸 選)

  わかちあう水はまだある甕の中 (八木 千代 選・天)


<川柳つばさ第100号・第5回 入来温泉わくわく川柳大会>

  湯治場で古傷癒す影ふたつ (石神 紅雀 選)




   
   にほんブログ村




  
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネット句会いろいろ

2016-10-04 | ネット句会
<川柳塔おきなわ準備室・毎週WEB句会>
「自由吟」
 
  ネクタイを緩めてからのさと訛り (石神 紅雀 選 森山 文切 選)

  鬼ごっこ誰かが鬼にならなくちゃ (石神 紅雀 選 森山 文切 選・佳作)

  雑巾の絞りかたにもある矜持 (森山 文切 選・地の句)

  空っぽにしたくてできぬ箱がある (森山 文切 選)


<川柳展望ネット句会・8月>
「口」

  くちに出た言葉に削除キーはない (互選12票)


<豊前境川柳会・8月>
「本音」

  まるい酒本音ゆっくり浮いてくる (盛田 友子 選・互選25票)

  深入りを避けてぼかしておく本音 (互選31票)


<川柳塔WEB句会・9月>
「ふさぐ」

  ジーンズの穴をふさいで叱られる (吉崎 柳歩 選・平抜き)(西出 楓楽 選・佳作)



   
   にほんブログ村




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする