<すずか路>
日に当たるだけでいのちが満ちる春
菜の花とミモザたっぷり春サラダ
たたまれて次の季節を待つ和服
花散らす雨が大地をうるおわす
桜からバトンを受ける花水木
<課題句>
「残す・残る」 (橋倉 久美子 選)
アイディアでごちそうにする残り物
「ランチ」 (北田 のりこ、坂倉 広美 共選)
おにぎりがあればごきげんマイランチ (北田 のりこ 選)
ワンプレートに絵を描くように盛るランチ (北田 のりこ 選)
ランチ会うわさ話でもたれる胃 (北田 のりこ 選)
<自由吟> (青砥 たかこ 選)
重い靴ぬいで自由になった足
アクティブに動いていつもケガをする
<「すずか路」前号鑑賞・304号から> 佐道 正
春の宵すこし浮かれて出す尻尾
<誌上互選>
「バッジ」
外したいバッジが胸についたまま (2点)
こんな可愛らしいミニ色紙を一緒に送っていただきました。
寺前 みつるさんが作られたミニ色紙に、
橋倉 久美子さんが300号記念から句を選ばれ、
おひとりずつに書いてくださったものです。
予備の白い色紙までつけてくださいました。
ありがとうございます。
机の前に飾り、毎日眺めています。
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