<すずか路>
毎日の散歩は犬がいるおかげ
生きている証のゴミや洗いもの
こたつからつい手が伸びて剥くみかん
福笑いすこしくずしてみる自分
ぬくい酒冬には冬のお楽しみ
<課題句>
「引き分け」 (橋倉 久美子 選)
おあいこにされた喧嘩がおさまらぬ
引き分けでいいと勝負を避けている
「払う」 (北田 のりこ、吉崎 柳歩 共選)
支払いの記憶あやしいふつか酔い (北田 のりこ、吉崎 柳歩 選)
<自由吟> (青砥 たかこ 選)
健康に酒と笑いが欠かせない
食べ過ぎる残すどちらも罪ですね
<すずか路前号鑑賞・289号から> 柴田 比呂志
知らぬ間にゆっくりと効くいいくすり
<誌上互選>
「頂上」
頂上をめざす途中もいい景色 (9点)
頂上の風が苦労を忘れさせ (3点)
自宅から歩いてすぐのところに、ちいさな映画館があります。
むかしからある古い映画館ですが、きれいに改装して、
新作ばかりでなく、ちょっと前の、いい映画も上映したりして
ミニシアターながら、がんばっています。
この映画みたいなあと思っても、
日々をあくせく過ごしているうちに
上映期間が終わってしまうということが多いのですが、
最近、ひさしぶりに2作品みることができました。
「ユダヤ人を救った動物園」
「ゴッホ 最期の手紙」(こちらは日本語吹替版で)
感想を書き始めると、またとんでもなく長くなってしまいそうなので
ここで書くのはやめておきますが、
どちらも、観に行けてよかったと思える映画でした。
「ゴッホ…」は、画像の好き嫌いはあるかも知れませんが、
作り手のすごい情熱を感じる、画期的な映画です。
わたしも最初は目が疲れて、さいごまで大丈夫かなと思ったのですが、
次第に入り込んでいきました。
最初ちょっとつらかったのは、目が悪いので、
かなり前の方の席を選んだせいもあるかも知れません。
上映期間が短くて、1~2週間くらいで終わってしまうので、
この日に行く!と決めて、むりやりにでも時間をつくろうとするのが、
かえっていいみたいです。
ゴッホと同じ上映期間(1週間だけ)の
「ラ・ラ・ランド」は16日まで。
今のところの予定だと、どうも行くのはむりっぽいのですが…
みたいなあ。
長いこと行けずにいた映画館に、1度ふと行く機会ができると
火がついたように次々観に行きたくなるんですよねえ。
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