<川柳マガジン9月号 掲載句>
スキンシップ死語にはなりませんように
(時事川柳 河合 笑久慕 選・佳作)
失敗をまるくおさめる卵とじ
(笑いのある川柳 簗瀬 みちよ 選・特選2
鴨田 昭紀 選・佳作)
真夏日はガラスの杯で涼の酒
(有季川柳 高橋 みっちょ 選・佳作)
かえらない時間ぬすんだのはコロナ
(川柳水無月賞「盗む」 勢藤 潤 選・秀逸
赤松 ますみ 選・佳作)
そっけない態度でときめきを隠す
(全国誌上句会「ときめき」 平井 義雄 選・佳作)
平野 さちを 選・佳作)
血管は太めが好きな注射針
(マガジンクラブ誌上句会「太い」 あべ 和香 選・七〇秀)
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スキンシップ死語にはなりませんように
(時事川柳 河合 笑久慕 選・佳作)
失敗をまるくおさめる卵とじ
(笑いのある川柳 簗瀬 みちよ 選・特選2
鴨田 昭紀 選・佳作)
真夏日はガラスの杯で涼の酒
(有季川柳 高橋 みっちょ 選・佳作)
かえらない時間ぬすんだのはコロナ
(川柳水無月賞「盗む」 勢藤 潤 選・秀逸
赤松 ますみ 選・佳作)
そっけない態度でときめきを隠す
(全国誌上句会「ときめき」 平井 義雄 選・佳作)
平野 さちを 選・佳作)
血管は太めが好きな注射針
(マガジンクラブ誌上句会「太い」 あべ 和香 選・七〇秀)
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<すずか路>
梅雨明けとコロナ増加というニュース
ワクチンは済んだかというご挨拶
未接種の訳をあれこれたずねられ
休業の看板揺れる繫華街
マスクしたままコロナ二度目の夏が来る
<小休止> 前月号より推薦句
涼感のマスクで真夏日を歩く (瓜生 晴男 選)
<課題句>
「降る」 (青砥 たかこ 選)
不意に降る別れの雨は避けられぬ
一斉に降りだす夏の蝉しぐれ
「輪」 (加藤 吉一、芦田 敬子 共選)
五輪の輪まとまらぬまま幕が開く
(芦田 敬子 選)
<自由吟> (吉崎 柳歩 選)
選外でした;
<すずか路前号鑑賞> 331号から・北原 おさ虫
くちなしの香りが誘う回り道
<誌上互選>
「浮く・浮かぶ」
再会の約束宙に浮いたまま (7点)
すこし火であぶれば浮かびだす本音(7点)
<ポストイン> 各誌から・たかこ
さよならも言えぬ別れの多いこと (静岡たかね)
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<前月号推選句>
濡れて知る傘あることのありがたみ (若芽抄・佐野 由利子 選)
<せんりゅう広場 富岳抄>
「シフトチェンジ」
髪を切るすこし荷物が減りました
ふんわりと輪郭線はもう見せぬ
もう似合わないむかしの服にサヨウナラ
やっと今シフトチェンジのタイミング
<6月句会>
「刻む」 (山本 智子 選)
淡々といのちを刻む医療機器
笑いじわ刻み楽しく歳をとる(天位)
「ぱらぱら」 (石川 柳寿 選)
ぱらぱらとかける魔法の隠し味
「ホタル」 (松田 タ介 選)
住んだ地の水がうまいと言う蛍
「自由吟」 (互選)
暇つぶしだったパズルにのめり込む (4票)
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<6月号(5月句会吟)作品から推薦句>
しっかりと挨拶をして母が逝く (波多野 律子 推薦)
<近詠>
ショートヘアうなじを撫でる夏の風
咲き終えた花をすっぱり切る鋏
火のつかぬ昨日の花火もてあます
気分よくいちにち過ごすおまじない
<課題句>
「余白」 (須崎 東山 選)
余白には明るい色を塗るつもり
「針」 (池谷 英子 選)
齢八十母の確かな針仕事
急がず休まず時計の針のゆるぎなさ
「ふわり」 (鈴木 順子 選)
未練などふわりと飛ばすしゃぼんだま
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<川柳マガジン8月号 掲載句>
折り返し地点こんなにいい景色
(印象吟 武山 博 選・佳作)
初恋をラジオの曲が揺り起こす
(川柳皐月賞「ラジオ」 鈴木 順子 選・佳作
鈴木 公弘 選・佳作)
名曲の旅へ誘ったのはラジオ
(川柳皐月賞「ラジオ」 赤井 花城 選・佳作)
メルカリで学んだ取引の作法
(全国誌上句会「取引」 ひとり静 選・佳作)
出会いから長いご縁になる予感
(マガジンクラブ誌上句会「序盤」 麻井 文博 選・九客)
恋はまだ序盤ゆくえは風まかせ
(マガジンクラブ誌上句会「序盤」 田中 寿々夢 選・七〇秀)
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折り返し地点こんなにいい景色
(印象吟 武山 博 選・佳作)
初恋をラジオの曲が揺り起こす
(川柳皐月賞「ラジオ」 鈴木 順子 選・佳作
鈴木 公弘 選・佳作)
名曲の旅へ誘ったのはラジオ
(川柳皐月賞「ラジオ」 赤井 花城 選・佳作)
メルカリで学んだ取引の作法
(全国誌上句会「取引」 ひとり静 選・佳作)
出会いから長いご縁になる予感
(マガジンクラブ誌上句会「序盤」 麻井 文博 選・九客)
恋はまだ序盤ゆくえは風まかせ
(マガジンクラブ誌上句会「序盤」 田中 寿々夢 選・七〇秀)
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