<川柳マガジン11月号 掲載句>
還暦後大還暦をめざします
(時事川柳 井上 一筒 選・佳作)
することがなくて早寝の休肝日
(笑いのある川柳 菊地 良雄 選・佳作)
太りすぎかしらとわらうお月さま
(有季川柳 岡崎 守 選・佳作)
犯行動機は月の光を浴びたから
(前衛川柳 両川 無限 選・佳作)
万能薬で成分は秘密です
(全国誌上句会「不気味」 荻野 浩子 選、徳永 政二 選・佳作)
きのう見た景色はきのうだけのもの
(全国誌上句会「雑詠」 徳永 政二 選・佳作)
投げる球拾い続けてくれた親
(マガジンクラブ誌上句会「拾う」 荻原 亜杏 選・九客)
雑踏でも君の声なら拾えます
(マガジンクラブ誌上句会「拾う」 荻原 亜杏 選・七十秀)
深い縁でしたあなたの骨ひろう
(マガジンクラブ誌上句会「拾う」 荻原 亜杏 選・七十秀)
11月号は、第17回川柳マガジン文学賞の発表号でした。
大賞の三浦 蒼鬼さん、
準賞の北出 北朗さん、佐々木 ええ一さん、内田 厚子さん、
おめでとうございます。
9月号の掲載句を書くのを失念していましたので、遅ればせながら…
<川柳マガジン9月号 掲載句>
迷走をしだす指揮者のいないオケ
(印象吟 浜 知子 選・佳作)
求愛のバラがわたしの指を刺す
(全国誌上句会「求める」 浪越 靖政 選・佳作)
窓越しの顔はしあわせそうでした
(マガジンクラブ誌上句会「窓」 大楠 紀子 選、川崎 信彰 選・七十秀)
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