さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

鈴鹿ネット句会・11月ほか

2019-11-20 | ネット句会

<鈴鹿インターネット句会・11月>

「包む」 (西山 竹里・青砥 たかこ 共選)

  ラッピングまだ解かない初対面 (青砥 たかこ 選)


あと、以前こちらに書き忘れていた月のぶんがいくつかありました。


<7月>

「キープ」 (西山 竹里・青砥 たかこ 共選)

  火を保つ焦げつかぬよう冷めぬよう (青砥 たかこ 選)

  距離保つずっと近くにいるために (青砥 たかこ 選) 


<9月>

「ヒント」 (西山 竹里・青砥 たかこ 共選)

  あとひとつヒントがあれば解けた恋 (青砥 たかこ 選)


<10月>

「指」 (西山 竹里・青砥 たかこ 共選)

  あしたには消える景色をなぞる指 (青砥 たかこ 選)





   
   にほんブログ村


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川柳すずか 311(元年11月)号掲載句

2019-11-15 | 川柳すずか

<すずか路>

  よもやもう上げはすまいな消費税

  取り立てる次の税の名考える

  お買い得なにも買わない方が得

  熱燗が恋しくならぬ暑い秋

  馬車はもうあきらめましたかぼちゃパイ


<課題句>

 「悪い」 (吉崎 柳歩 選)

  あきらめが悪くて粘るプロポーズ

  年老いて悪さをしなくなった犬 


 「柱」 (芦田 敬子、北田 のりこ 共選)

  柱時計家族が集う居間にある (芦田 敬子 選)

  大黒柱役目を終えて横たわる (北田 のりこ 選)

  いくつもの支柱で立っている私 (北田 のりこ 選)


<自由吟> (橋倉 久美子 選)

  下に着る服を選ばぬ割烹着


<誌上互選>

 「一本」

  一本の補助線謎が解けました (9点)

  一本のバラでゆるしてしまう嘘 (6点)



   
   にほんブログ村




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豊橋番傘 令和元年11月号掲載句

2019-11-13 | 豊橋番傘


<近詠>

  山越えた平地でしばし息をつく
    
  ぬきうちの健診にうろたえる秋
    
  新米にギブアップするダイエット
    
  夏と秋が行ったり来たり神無月




豊橋文化祭 第43回川柳大会の発表号でもありましたが、
こちらの投句がまにあわず、参加できませんでした。
いつものペースで、さてつくってみようと思ったときには
すでに締め切りが…ああ。(:_;)



   
   にほんブログ村


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

静岡たかね 2019年11月号掲載句

2019-11-13 | 静岡たかね

<前月号推選句>

  たくさんの逢いたいひとが住むあの世 (高嶺抄・望月 弘 選)


<せんりゅう広場 富岳抄>

「夏秋往来」

  まだ夏は去りがたいのか照る陽ざし

  朝晩は秋服昼は夏の服

  太るのを待って食べます秋さんま

  まだ暑い秋に味わうひやおろし


<9月句会>

 「赤」「団子」「備える」「自由吟」は、投句できませんでした。 





      
      にほんブログ村


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川柳マガジン 2019年9、11月号掲載句

2019-11-12 | 川柳マガジン
<川柳マガジン11月号 掲載句>

  還暦後大還暦をめざします
     (時事川柳 井上 一筒 選・佳作)

  することがなくて早寝の休肝日
     (笑いのある川柳 菊地 良雄 選・佳作)

  太りすぎかしらとわらうお月さま 
     (有季川柳 岡崎 守 選・佳作) 

  犯行動機は月の光を浴びたから
     (前衛川柳 両川 無限 選・佳作)

  万能薬で成分は秘密です
     (全国誌上句会「不気味」 荻野 浩子 選、徳永 政二 選・佳作)

  きのう見た景色はきのうだけのもの
     (全国誌上句会「雑詠」 徳永 政二 選・佳作)

  投げる球拾い続けてくれた親
     (マガジンクラブ誌上句会「拾う」 荻原 亜杏 選・九客)

  雑踏でも君の声なら拾えます
     (マガジンクラブ誌上句会「拾う」 荻原 亜杏 選・七十秀)

  深い縁でしたあなたの骨ひろう
     (マガジンクラブ誌上句会「拾う」 荻原 亜杏 選・七十秀)


11月号は、第17回川柳マガジン文学賞の発表号でした。
大賞の三浦 蒼鬼さん、
準賞の北出 北朗さん、佐々木 ええ一さん、内田 厚子さん、
おめでとうございます。

9月号の掲載句を書くのを失念していましたので、遅ればせながら…


<川柳マガジン9月号 掲載句>

  迷走をしだす指揮者のいないオケ
     (印象吟 浜 知子 選・佳作)

  求愛のバラがわたしの指を刺す
     (全国誌上句会「求める」 浪越 靖政 選・佳作)

  窓越しの顔はしあわせそうでした
     (マガジンクラブ誌上句会「窓」 大楠 紀子 選、川崎 信彰 選・七十秀)


   
   にほんブログ村



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする