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さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

川柳すずか 276号(28年12月号)掲載句

2016-12-13 | 川柳すずか

すずか誌の12月号が届きました。
たかこさんが描かれた今月号の表紙絵は、クリスマスリース♪

<すずか路>

 遠くても響きあうから満たされる
      
 熱燗が冷めないうちに座につこう
      
 受けとめるごくゆっくりの変化なら
      
 間をおいてみればすんなり出るこたえ
      
 ひとの世がどうあれ空の青は青


<課題句>

「飾る」 (吉崎 柳歩 選)

 にぎやかに飾り孤独はみせぬ窓

 
「意識」 (共選)

 意識あるうちに伝えるありがとう  (芦田 敬子 選)

 無意識のしっぽは嘘をつけません  (加藤 吉一 選)


「自由吟」 (青砥 たかこ 選)

 甘いとは思っていない甘い親

 
<誌上互選>…は、選外でした。

<インターネット句会>

「痛い」

 野菜高鍋が味方のはずの冬 (濱山 哲也 選)




お名前敬称略で失礼いたします。


なんともばたばたが続き、参加しているところへの投句が
まったく追いつきません。。。

すこしペースダウンの必要があるなあと思いつつ、
なんとかつくってみようという気持ちも捨てきれない、
困った心境と状況のこのごろです。

ながくゆっくり続けるために、むりは禁物ですね。

川柳誌への投句、ネット句会への参加、
時にはお休みしてもいいのよ~
と自分に声をかけながら、やっていこうと思います。

もちろん、休まずできればそれがベストですが…
自分よりもっともっと忙しい人ががんばっておられるのだから、とか
入選がかなわなくても皆勤賞があれば自分をホメてあげられるわ、
みたいな^^;

でも、ほかの人ができることを、
自分もおなじようにできるとはいえないのですよね。

体力も、状況も、句をつくるペースや必要とする時間、
そのときどきの優先順位もあります。

自分は自分にできるベストを、そして
いつもベストとはいかなくても、
それでいいと思えるようになりましょう。


そう言いきかせる今日このごろです。





   
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ねぶた800号記念誌上大会~咲くやこの花賞

2016-12-09 | 誌上大会

<ねぶた800号記念誌上大会>

 「男」

   草食の男にもある太い骨 

    (森中 恵美子・平田 朝子・佐々木 文子 選)


   毒のない男なんだかあじけない

    (熊谷 岳朗 選)


 「自由詠」

   懸命に生きた垢なら恥じるまい 

    (金子 美知子・徳永 政二 選)


<咲くやこの花賞>

  第9回「錯覚」 (雫石 隆子 選)

   プリズムのいたずらでした虹のいろ




  お名前敬称略で失礼いたします。


毎年のことですが、やはり今年も今の時期はあわただしく、
多忙を避けられないようです。
気持ちだけでものんびりといきたいものですが、
次々の予定に追われてしまいます。
それでも、
睡眠不足と疲れ、ストレスには極端によわいもので、
睡眠だけはしっかりと確保し、
くつろげる時間をたいせつにしています。

そんな時間には、おいしいお茶やお酒が欠かせません♪

クリスマスを迎えるこの季節、
すこし前に、おうちでくつろぐ時間が楽しくなるようなお茶を買いました。

よかったら こちら もいらしてくださいね。


クリスマスイブは、今年さいごの歌の本番ステージです。

楽しく締めくくれますように。

   

   
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豊橋番傘 平成28年12月号・掲載句

2016-12-08 | 豊橋番傘

<近詠>

 迷うのも楽しい秋の酒肴

 人肌の酒が恋しい秋になる
    
 ほろ酔いのくらいがちょうど生きやすい
    
 ふれたのは風の手のひらこぼれ萩
    
    
<課題句>

「しかし」 (尾崎 千津子 選)

 好みではないがしっくりなじむ靴        

 
「反る」 (高柳 閑雲 選)

 すこし反りわたしを見てと咲いた花


「一途」 (鈴木 順子 選)

 火照りさめ一途な恋に出る疲れ


<各・地・句・報> (森口 美羽 抄)

 通過した駅にこころを置き忘れ


お名前敬称略で失礼いたします。


 

   
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ネット句会&咲くやこの花賞

2016-12-01 | ネット句会

<川柳塔おきなわ準備室~毎週WEB句会・11月>
「自由吟」

(平井 美智子・森山 文切 共選)
 
  ぬる燗にゆっくりとけてゆく仮面 (平井 美智子 選・佳作)

  かわきだす風にこころがひび割れる (森山 文切 選・佳作)

(森山 文切 選)

  恋の海うまく泳げぬ魚座です

  晴れの日も傘手ばなさぬひとでした (佳作) 


<豊前境川柳会・10月>
「軽視」

  安全は二の次ですか再稼働 (互選47票)

  かるくみた小雨しんまで冷えてゆく (木村 行吉 選・相田 柳峰 選・互選23票)


<鈴鹿インターネット句会・11月>
「痛い」

 野菜高鍋が味方のはずの冬 (濱山 哲也 選)


<川柳展望ネット句会・11月>
「坂」

 ゆるやかな坂で坂だと気づかない (天根 夢草 選)


<誌上競詠・咲くやこの花賞>
第8回「実る」

  青い恋熟して家族という実り  (新家 完司 選)



お名前敬称略で失礼いたします。

12月ですね。
今年も残すところ、あとひと月となりました。

11月半ばにひいたカゼが長びいて不調が続いており、
仕事は何とか休まず行きましたが
(すでにひどいカゼで休んでいるスタッフがいまして…)
合唱の練習や歌のレッスンはお休みしていました。
いちどひくと、どうしても日にちがかかってしまう体質のようです。
最近になって、だいぶ楽になりました。

12月には、歌の本番がふたつ。
伊丹市民合唱祭とだいだいリートコンサートvol.20(声楽)です。

いい状態で歌えるように、練習しつつ心身をととのえていきたいと思います。



   
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川柳マガジン2016年12月号・掲載句

2016-12-01 | 川柳マガジン
<川柳マガジン12月号 掲載句>

選者の先生がたのお名前敬称略で失礼しております。


  迷うときわたしの中の父に問う
     (川柳道「直伝」雫石 隆子 選・佳作)


  かど立てず煮くずれもせぬ鍋豆腐
     (全国誌上句会「雑詠」大脇 一荘 選、平井 美智子 選・佳作)


  無意味だと知りつつ引きのばす別れ
     (第15期7回 川柳マガジンクラブ誌上句会「ずるずる」
                荒砂 和彦 選、安田 翔光 選・六十五秀)




      
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