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さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

ネット句会いろいろ

2016-07-25 | ネット句会
ネット句会での入選句です。

目にとめてくださった選者の先生がた、
互選で選んでくださったみなさま、ありがとうございます。
敬称略で失礼いたします。

<川柳塔WEB句会・7月>
「寝る」

  寝るための酒でますます目が冴える (吉崎 柳歩 選・平抜き) 

  いい知恵が浮かばぬときは寝ると決め (吉崎 柳歩 選・平抜き)


<川柳塔おきなわ準備室・毎週WEB句会>
「自由吟」

  重心はずれるものです恋ごころ (森山 文切 選・平抜き)

  バナナとは違って食えぬ黒い人 (森山 文切 選・地の句)

  もうどこも痛くはないね白い骨 (森山 文切 選・佳作) 


<鈴鹿インターネット句会・7月>
「滲む」

 行間に想いのいろがにじみ出る (濱山 哲也 選)

 恋ごころほんのりにじむロゼワイン (濱山 哲也 選)


<豊前境川柳会・6月> 
「段々」

 できぬこと増えてくるのに慣れてゆく (星野 睦悟朗 選・橋倉 久美子 選・互選36票)

 だんだんと丸を描くのがうまくなる  (星野 睦悟朗 選・互選33票)



昨夜、歌の本番がひとつ終わってほっとひと息ついています。

もしよろしければ、こちらの記事もどうぞ♪


   
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川柳すずか 271号(28年7月号)掲載句

2016-07-14 | 川柳すずか
今回は、第14回鈴鹿市民川柳大会号でもあり、
創立30周年記念の合同句集といううれしいふろくもついた豪華版。

たかこさんの表紙絵が、またまた素敵です。
7月号の表紙がお花の絵でなかったのは、
あれれ~!?でしたが、着物姿の女性の表情にも味があります。
人物画もすてきに描かれるのですね。

合同句集の表紙は、額に入った1輪のガクアジサイの絵。
わたしもすきな花です。
色がまたいい感じです。

わたしは大会にも合同句集にも参加できませんでしたが、
楽しい大会の空気や、
みなさんの人となりが伝わってくるような句集をすこしずつ読みすすめて、
楽しませていただいております♪


<すずか路>

  非常時は非常時なりに暮らす知恵

  キャンドルもいいねと集う停電時

  パソコンの履歴が人を語りだす

  マスコミに追われる身ではない安堵

  オペラなら絵にしてしまう不倫劇

  
<誌上互選> 「固い」

  お人柄想像させる楷書体  (3点)

  酒二合固い頭もほぐれだす (3点)


<インターネット句会> 「裸」

  裸銭あのぬくもりを忘れない (濱山 哲也 選)

  こころには鎧をまとう裸婦の笑み (青砥 たかこ 選)




湿気の多いむし暑さが続きますね。
このところ仕事も忙しい日が続き、バテぎみです。
最低限のことしかできないまま、毎日バタンキュー。

合唱で暗譜するべき曲のおさらいも進まない…
10月の本番までに、みんなで練習できるのはあと8回。
1回1回の練習が貴重です。

7月24日には声楽のコンサートがひとつ。
6月に歌ったのとおなじ2曲ですが、
ステージではいつも、何が起こるかわかりません。
ライブの楽しさでもあり、こわさでもあり。

ひとつずつひとつずつ、と言いきかせてクリアしていきます。

川柳の課題も!

つつがない日常の中で、自分のすきなことに取りくめるありがたさに感謝しつつ。
そのなかで悩めることもまた、幸せですね。

  

      
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静岡たかね 2016年7月号・掲載句

2016-07-06 | 静岡たかね

<自由吟 富岳抄>

「おんがく」 

  走りだす歌をピアノが追うバトル

  ふたが開きおたまじゃくしが跳ねまわる        

  変拍子それも楽しいラブソング
    
  まちがったリズムのままでうたう恋

 
<5月句会>

「扉」 (尾崎 好子 選)

   押してみた扉がはねかえるこわさ


「贅沢」 (松田 タ介 選)

   毎日が贅沢うまい酒とめし

   時々は自分のための花を買う   


「自由吟」 (互選)

   劇薬を良薬にするさじ加減 (5)



      
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川柳塔WEB句会&うれしいプレゼント

2016-07-04 | ネット句会
<川柳塔WEB句会・6月>

「思う」

  切りたいと思う糸ほど切れにくい (太田 紀伊子 選・天)

  子を思う母は鬼にもなりましょう (太田 紀伊子 選・平抜)



<川柳塔おきなわ準備室30,000アクセス記念句会>

「差」

  一点の差で分けられる明と暗 (橋倉 久美子 選・平抜)

  にんげんがロボットに差をつけられる (橋倉 久美子 選・平抜)


選者の先生がた、ありがとうございます。
敬称略で失礼しております。

先日の夜、思わぬプレゼントが届きました。

たまねぎひと箱ぶんです。うれしい!♪

川柳マガジンで紹介されていた公募川柳
「第1回淡路島たまねぎ川柳コンテスト」で、
淡路島道の駅に応募したたまねぎ川柳の賞品でした。

たまねぎは、
生でよし、煮てよし、炒めてよしで
ありがたくうれしい食材です。

ご近所の友人や実家の母にも、
すこしばかりですがしあわせのおすそわけをしました。


  たまねぎがないとカレーも始まらぬ


実は、佳作の作品のなかに、
わたしが送った別の句とまったく同じものを発見。
あれれ、この句も入れてもらってる…
と思ったら、作者はちがうかた。

一字一句ちがわずおなじ句になってしまうこと、
あるのですね~。


  

   
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豊橋番傘 平成28年7月号・掲載句

2016-07-04 | 豊橋番傘

<好句往来>(5月号から・中山 恵子 選)

 真実の口に手を入れられますか


<推せん句>(5月号近詠より・鈴木 順子 選)

 ポケットの小銭に危機を救われる

 
<近詠>

 動物は食べるぶんだけ狩りをする
    
 吐ききれば自然に入る次の息
    
 わかろうとすればするほど遠くなる
    
 団塊が去り低体温になる社会


<課題句>

「掬う」 (尾崎 千津子 選)

 灰汁すくう明日が澄んでいるように         


「足場」 (須崎 東山 選)

 まとまらぬ声に足場が固まらぬ
 



   
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