さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…さくらのつれづれ、五七五の部屋へようこそ。

豊前境句会~川柳塔WEB句会

2018-05-25 | ネット句会

<豊前境句会・4月>

「手紙」

  追伸に隠せぬ想いにじみ出る 
   
    (颯爽 選、真田 義子 選、互選27票)


  灰にした文の想いがまだ消えぬ

    (颯爽 選、真田 義子 選、互選23票)



わたしが秀句に選ばせていただいたのは、


  クシャクシャになるまで読んだ母の文 (盛田 友子)


  手紙読み終えて木漏れ日浴びている (秀坊)


でした。 



<川柳塔WEB句会・5月>

「落ち着く」

  とにかくも落ち着くために淹れるお茶 (青砥 たかこ 選)


  欠けていたピースようやくはまった絵 (石橋 芳山 選)


敬称略で失礼しております。




   
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川柳すずか 293号(30年5月号)掲載句

2018-05-16 | 川柳すずか

<すずか路>

  なだめねば我が身の内のモンスター
      
  喪失に日にちぐすりという救い
      
  一大事いつもいきなり降ってくる
      
  のどかにはなれぬこころで春をゆく
      
  だとしてもわたしは選ぶ知る痛み


<課題句>

 「裏」 (橋倉 久美子 選)

  ふと見れば遊びごころのある裏地


 「もしも」 (岩谷 佳菜子、川喜多 正道 共選)

  断ち切れぬ思いもしもがこだまする (岩谷 佳菜子 選)


<自由吟> (青砥 たかこ 選)

  寝つけない夜とはなんと重い罰

  半世紀ぬくめ続けている卵


<誌上互選>

 「歯」

  みんな歯を見せて笑顔のいい写真 (7点)

  歯ブラシが仲良く並ぶマイホーム (6点)





   
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静岡たかね 2018年4月号掲載句

2018-05-08 | 静岡たかね

<せんりゅう広場 富岳抄>

「おしゃべりと食いしんぼ」

  春風が吹いて恋バナ弾みだす

  揚げたての春を母娘でつまみ食い

  おしゃべりも弾むお箸のイタリアン

  ビタミンを分けっこ蜜柑むきますね


<3月句会>

「手帳」 (石上 俊枝 選)

  弾むペン春の予定を書く手帳 


「卒業」 (佐野 由利子 選)

  卒業はできぬ酒とのおつきあい

  卒業をしたくてできぬ片想い (五客)


「重ねる」 (川村 洋未 選)は、選外でした。


「自由吟」 (互選)

  たたかえば正論よりも恋が勝つ (1票)




連休明けの昨日は、1日雨でした。

けっこうな降りの雨の中、
  こりゃあ、よほどでなければ、あまり患者さんも来られないかな…
と思いながら出勤してみれば、
なんといつもより(いつもどおり??)
バタバタの空気。
多数のイレギュラー。
連休中に調子をくずされたかたも何人かおられ、
いきなりあわただしい診療になりました。

そんな中、
長年通院されていた女性の患者さんがおひとり、
この連休中に亡くなられました。

急性の心筋梗塞で、救急搬送されたのですが、
倒れて1時間ほどのうちに、息を引きとられたとのことでした。

仲のよいご夫婦で、ここ数年は娘さんの付き添いのもと、
ご主人と一緒に通院されていました。

のこされたご主人にかける言葉もみつかりませんでしたが、
ご主人は気丈にも、

 「のこされたもんはさびしいけれど、
  あまり長く苦しまずにいけて、本人にとってはよかったんやと
  思ってやるしかないなあ...」

 「うん、(ぼくは)ちゃんとよく寝てるし、食べてもいるよ」

と話されました。

亡くなられた奥さまよりもご主人のほうが、
おからだに心配が大きい状態だったのですが、
急なかたちで、奥さまが先立たれたのです。


こんなふうに、
思いもよらぬかたちで、別れは突然訪れたりします。

いつそのときが来ても、悔いを多くのこさぬように、
きょうという日を、今ここという時をていねいに生きて、
ひとにも接したいものです。




      
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豊橋番傘 平成30年5月号掲載句

2018-05-08 | 豊橋番傘

<推せん句> (3月号近詠より・鈴木 順子)

  とびきりの燗でしのいでいる寒さ


<近詠>

  風呂と酒その日のうちに流す憂さ
    
  日常を磨けばきっと輝ける
    
  今日もぶじ今日することを終えました
    
  まだ慣れぬこの世に父がいないこと


<課題句>

「黒」 (小松 くみ子 選) 

  さりげなく甘さを秘めた黒ビール


「迂回」 (鈴木 順子 選)

  迂回した道でも犬に吠えられる

  どうせなら楽しむ迂回路の景色


「群れる」 (安藤 義昭 選)は、選外でした。




長い連休も終わり、また日常のはじまりです。

1週間の出張から、主人もぶじに帰宅。
主人が留守のあいだ、
わたしは愛犬りんとのんびり、気ままな連休でした。
毎朝、気持ちよくお散歩。
日中は、急に入ったものも含めて、
どこかしらへおでかけしていました。

歌の本番(だいだいリートコンサート)、
定期のドイツリートの会、ジュビラーテ(混声合唱)の練習。
母を訪ねて、実家でゆっくりお昼ごはん、お茶しながらおしゃべり。
車を出してくれた友人と、丹波篠山へ出かけ、ぶらぶら歩き。
「江戸戯画展」を観に大阪市立美術館(天王寺)へ。
阪急主催のハイキングに参加して、約10キロのウォーキング。

夜はりんと、のんびりまったり。

いつもなら、これといってどこへもおでかけしないまま、
何をしていたんだろうと思ううちに過ぎてしまうことの多いGWですが、
今回はかなりアクティブに動き、
充実していたように思います。

しかし、しかーし。。。

いろいろ見たり聴いたり、考えたり感じたり、人と会ったり
たくさんの刺激や憩い、癒しをいただきながら過ごしたのにもかかわらず、
お休みのあいだ、なぜか句はひとつもつくれませんでした。

あれれ??;;



   
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川柳マガジン 2018年5月号掲載句

2018-04-28 | 川柳マガジン
<川柳マガジン5月号 掲載句>

  花粉症春が敵になるなんて
     (川柳道「敵」 田中 八洲志 選・佳作)

  懐メロもあの頃はニューミュージック
     (印象吟 土橋 旗一 選・佳作)

  しっかりとつなぐ手愛が逃げぬよう
     (全国誌上句会「継ぎ目」 赤松 ますみ 選・佳作、田辺 進水 選・秀作)

  幸せは今しあわせと気づくこと
     (全国誌上句会「雑詠」 田辺 進水 選・佳作)

  そのむかし母は着物を質に入れ
     (第16期12回 川柳マガジンクラブ誌上句会「工面」
       天根 夢草 選・七十秀)

  金銭の苦労は見せぬ親だった
     (第16期12回 川柳マガジンクラブ誌上句会「工面」
       小島 蘭幸 選・七十秀)



今日から仕事は9連休。
昨日から出張に出かけた主人は、連休中ずっと留守…

愛犬りんとの毎日のお散歩。
毎日のごはん。家事のあれこれ。
すでに入っているいくつかの、歌の予定。
お誘いをいただいた友人とのおでかけ。
さて、そのほかの時間を、どのように過ごしましょうか。
アクティブに過ごす時間も、まったりぼんやりの時間も、
だいじなひととき。

連休が明けたら、
また日常をがんばろうって思えるような、
こころの栄養をたっぷり与えてあげられるお休みにしたいです。

まずは、4月30日のだいだいリートコンサートをぶじに終えなくては。
お客さまに楽しんでいただけますように。
わたし自身も楽しめますように。
まあ、こんなもんかなと自分でゆるせるくらいには歌いたいものですが…
そして、先生がたやお仲間のみんなで、楽しく乾杯したいです。

今夜はジュビラーテ(混声合唱)の練習日。
こちらも今日は、ぷち本番??
2グループに分かれて、同じ4曲を歌いあい、聴きあう時間を持ちます。
お仲間うちで歌うのって、
実はとっても緊張感があるのです。。。ドキドキ。

みなさまも、よいGWを^^



   
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豊前境句会「驚く」

2018-04-24 | ネット句会

<豊前境句会・3月>

「驚く」

  なんとまああなたでしたか赤い糸 
   
    (柳 茂 選、甲斐 良一 選、互選39票・佳句1)



わたしが秀句に選ばせていただいたのは、


  本物の涙を流す鬼がいた (楠根 はるえ)


  ここは何処十年ぶりの里帰り (やむ茶)


でした。 

敬称略で失礼しております。



GWも間近ですね。
楽しみな予定を立てられましたか。

わたしは、仕事のお休みだけはたっぷりあるのですが、
ゆえあって、あまり遠出や泊りで家を空けることはしにくい状況です。

主人は、連休の前半は群馬へ出張になるので留守。

わたしは、30日のだいだいリートコンサート本番を含めて、
練習やレッスンやらの、歌関係の予定がいくつか。

複数の雑事や心配ごとで、気分もふさぎがちな最近ですが、
中には長期戦になりそうなものもあり、
ウツウツとばかりしていてもしかたがないので、
自然をもとめてウォーキングに出かけたり、
絵を観に出かけたりしてみようか、と思っています。
せっかくの、こんないい季節。
出かければ、花にも木々にもであえるし、やさしい風にも包まれる。

それでも、その気になれないときは、ヒキコモリでもいいかな。

からだにせよ、こころにせよ、
とてもしんどいときには、
今日いちにちをどうやり過ごすか に
こころをくだくことが必要な日も、ありますね。




   
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時の川柳・ときせん賞

2018-04-18 | 誌上大会

<第38回 ときせん賞・入選句>

  散る日まで椿は椿父は父 (森中 惠美子、小島 蘭幸、矢沢 和女 選)

  母を抱くわたしが母の母となり (徳永 政二 選・天位)



雑詠2句、
意識してそうしたわけではないのですが、
父と母を詠んだ句になりました。

以下、
ときせん賞の方々の句をご紹介いたします。
受賞おめでとうございます。


*ときせん賞

  喪の庭の雪はあれから溶けぬまま (谷口 修平)


*準ときせん賞

  それはもう隠しきれない春だもの (高浜 広川)

  歩きましょうか笑顔のままでいたいから (坪井 篤子)


*佳作

  AIにまったく関知しない月 (吉崎 柳歩)

  味噌があるお醤油もある雪こんこ (梅沢 きく恵)

  わたくしの指に止まっている夕陽 (太田 扶美代)

  わたしにもある世界一らしきもの (月波 与生)

  不純物混ぜてわたしは強くなる (もり ともみち)

  もうずっと前からおばあさんでした (大久保 眞澄)

  喪が明けて水がやさしい風がやさしい (平井 美智子)





   
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咲くやこの花賞(第1回)「水」

2018-04-14 | 誌上大会

<誌上競詠・咲くやこの花賞 30年度>

第1回 「水」 (森中 惠美子 選)

  大阪の水がわたしの性に合う



大阪生まれの大阪育ち。
小学校5年生の2学期から兵庫県尼崎市に移り住みましたが、
こちらも兵庫とはいえ、大阪市とは隣接し、ほとんど大阪といってよい地域で、
わたしの住むところは神戸と大阪の中間、やや大阪寄りです。
看護学生時代も大阪市で過ごし、
ほとんどこの狭い範囲の地域での生活しか知りません。
関西人としての感覚が、よくもわるくもわたしの中にしみこんでいると思います。

もし今後、まったく違う地方で暮らすめぐりあわせになったとしたら…
と、想像してみることもあります。

はじめは、

  住んだ地の水がいちばん性に合う

という句をつくりました。
それが、わたしにとっては大阪ということになるなあと…
けれども、
いちど何らかのかたちで、その地を離れてみないと
ほんとうには実感できないことかも知れません。




   
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川柳すずか 292号(30年4月号)掲載句

2018-04-14 | 川柳すずか

<すずか路>

  晴れた朝春を見つけによーいドン
      
  冬服と春服混じる電車内
      
  先取りの春服すこし悔いる冷え
      
  菜の花の黄いろ励ますように揺れ
      
  こんなにものどかな春にヒキコモリ


<小休止> 前月号より推薦句

  馬だって走りたくないときがある (上村 夢香 選)


<課題句>

 「濁る」 (芦田 敬子、毎熊 伊佐男 共選)

  濁流もやがては海へたどり着く (芦田 敬子 選)

  遠目にはきれいに見えた濁り水 (毎熊 伊佐男 選)


<自由吟> (吉崎 柳歩 選)

  イケメンがリアルに迫る大画面


<誌上互選>

 「配る」

  本命をひとつ残して配るチョコ (6点)

  何くれと母は家族に気を配る (3点)


<ポストイン> 各誌から…青砥 たかこ

  とびきりの燗でしのいでいる寒さ (川柳豊橋番傘)





   
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豊橋番傘 平成30年4月号掲載句

2018-04-03 | 豊橋番傘

<好句往来> (2月号から・菱木 誠 選)

  堂々と昼酒のめるお正月


<近詠>

  春一番まだ手ばなせぬ冬の服
    
  ひかえめな花が香りで告げる春
    
  再会をわくわくと待つカレンダー
    
  老犬と暮らす月日をいとおしむ


<課題句>

「斜め」 (郡山 弘子 選) 

  斜めから見ると素敵な顔でした


「眩しい」 (須崎 東山 選)

  アルバムの笑顔眩しい日々だった


「深い」 (波多野 律子 選)は、選外でした。


<各・地・句・報>

  むずかしい場面でいつも駆り出され




   
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