さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

豊橋番傘 平成30年12月号掲載句

2018-12-14 | 豊橋番傘

<近詠>

  ゆっくりと風の変化に慣れてゆく
    
  ふと逸れた道で思わぬ花に逢う
    
  泡立ててきれいに流すわだかまり
    
  そこにあるナースコールに届かぬ手


<課題句>

「自覚」 (安藤 義昭 選) 

  無自覚なままに災い免れる

  
「触る」 (寺部 水川 選)

  花が咲くその手の触れたところから


「刺す」(波多野 律子 選)は、選外でした。




   
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