「市販の薬」「製薬会社」‥名前の由来あれこれです。
●頭痛薬「ノーシン」(アラクス)名前の由来‥⑤
・脳がシーンとなる
●歯痛薬「今治水」(丹平製薬)名前の由来‥⑤
・今治る歯くすり
●「チョコラBB」(エーザイ)名前の由来‥⑤
・当初は、チョコレートを使ったコーラのような飲料の商品名とするつもりだった。ところが、考えるうちに「商品を育てるには、消費者、ことに小児に親しまれ、愛誦される名前が必要だ」ということから、おりよく誕生したビタミン剤に、これを冠した。なおBBとは、ビタミンB2剤であること、呼びやすいことを考慮してBBとBを二つ並べた。
●便秘薬「コーラック」(大正製薬)名前の由来‥⑤
「後楽」‥たまっていたものが、スッキリ出て後が楽になる
●「リポビタンD」(大正製薬)名前の由来‥②
「リポクラシス(脂肪分解)」のリポ、「ビタミン」のビタン、「デリシャス・ダイナミック・ドリンク」の意味を込めた頭文字のDの合成語。その二年前に発売されたアンプル剤の「リポビタン剤」と区別するためのDでもあった。
●パブロン」(大正製薬)名前の由来‥②
・パン(Pan=すべての)とブロン(Bronchitis=気管支炎)の合成語で、「すべての咳に」との意味を込めた。現在のパブロンは総合感冒薬だが、発売から二十年間は咳止め薬だった。
●「アンメルツ」(小林製薬)名前の由来‥②
・ドイツ語の「アンチ(反対)」と「メルツ(痛み)」を合成して「アンメルツ(痛みを鎮める)」
●風邪薬「ストナ」(佐藤製薬)名前の由来‥⑤
・すっと治る
●腹痛薬「正露丸」名前の由来‥⑤
・明治時代の日露戦争時に軍で「腹痛予防」に使われ、「ロシアを倒す」ため「征露丸」という名前になる第二次世界大戦後、日露間の国交が正常化したため、不適切な名前となり、現在の「正露丸」になった。
●マキロン(第一三共ヘルスケア)名前の由来
・マーキュロクロムから「マキ」の文字をとり、語呂がよく耳にも響きのよい「ロン」をつけたと言われています。無色透明のマキロンは、発売当時、開発関係者の間で「白チン」と呼ばれ親しまれていました。
●「大学目薬」(参天製薬) 名前の由来‥⑤
「世の進むに従うて目薬にもこんな立派な物が出来ました」と宣伝した。めがねと髭を蓄えた博士の顔を商標としている。
●貼薬「トクホン」名前の由来‥⑤
・株式会社トクホンの前身である鈴木日本堂の創始者鈴木由太郎が甲斐の医聖といわれた永田徳本の事跡に感動したこと、また、弾むような語感に加え”徳”と言う字が人々に恩恵を与える”徳”に通じ、痛みを解くの”解く”に結びつく事を考えて命名。
●胃薬「ガスター」(山之内製薬)名前の由来‥⑤
・ファモチジン Gastric Ulcer(胃潰瘍)を治療するなどの意味
●「イチヂク浣腸」名前の由来‥⑤
・形がイチジクの実に似ているという説が有力だが、イタヂクの乾実は和漢薬の緩下剤として用いられているから、イチジクの実が熟するのが早いため浣腸の即効性を連想させるなどの説がある。
●「龍角散」名前の由来‥⑥
・薬の成分の「龍骨」(化石動物の骨)、「龍脳」(木のエキス)、「鹿角霜」(鹿の角)より、「龍角」という名が生まれ、微粉末を表す「散」をつけて付けられている。
●「ユンケル黄帝液」(佐藤製薬)名前の由来‥④
・ユンケルの語源は、ドイツ語のユンカー(JUNKER)‥「貴公子」という意味。「黄帝」の語源は古代中国の権力者である医学の祖に由来します。つまり「ユンケル黄帝液」は、近代医学の発祥地ドイツと東洋医学の発祥地中国の融合を意味しているのです。
●「アリナミン」(武田薬品)名前の由来‥①
・アリナミンは、ビタミンB1(チアミン)を分解するアノイリナーゼに抵抗性をもつ化合物であることから、「(ア)ノイ(リナ)ーゼ抵抗性チア(ミン)誘導体」の( )をとって、アリナミンと命名されたそうです。
●「チオビタ・ドリンク」(大鵬薬品)名前の由来‥②
・チオビタは、チオクト酸(最初の処方で肝臓に効く成分として使っていました。今はタウリンに代わっています)の「チオ」とビタミンの「ビタ」を合わせて命名。
●鎮痛剤「セデス」(シオノギ製薬)の名前の由来‥②
・鎮静の意味の「Sedative」と「塩野義製薬」の頭文字「S」で語呂を調節。右からでも左からでも同じ綴りの「Sedes」になっています。
●「コルゲン」(興和)名前の由来‥②
・コモンコールド(普通感冒)+アレルゲン(抗原)の造語
●胃腸薬「キャべジン」(興和)名前の由来‥③
・キャべジンはビタミンUの別名。ビタミンUはキャベツ特有の成分で傷ついた粘膜を修復し胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防や治療に有効。
●「バンテリン」(興和)名前の由来‥②
・英語のbandage(包帯)に由来。
●解熱鎮痛剤「バファリン」名前の由来‥②
・バファリンは英語の「緩和・緩衝」を意味する「バッファー(buffer)」と「アスピリン」の合成語。 その名のとおり、「バファリン」はバッファー剤(制酸剤の一種)を含んだアスピリン剤。
●鎮痛剤「ケロリン」(内外薬品)名前の由来
・その名のとおりケロリと痛みが治るところから考えだされたものです。
温泉地の浴場や銭湯に置かれた広告入りの黄色い洗面器で知られる。
●「パンシロン」(ロート製薬)名前の由来
・スイス・レマン湖に浮かぶシヨン城の英語読みから。当地を訪れた当時の社長がその美しさに感銘したことによる。→胃腸薬「シロン」を発売。「パンシロン」の源流に。
●「ロート目薬」名前の由来
・「ロート」の名称の由来は、目薬の処方を手がけた当時の眼科医界の権威井上豊太郎のドイツ留学時代の恩師であるロートムンドの名前から採ったもの。
●「ムヒ」(池田模範堂)名前の由来‥②
「天下無比、唯一無比」の「無比」、すなわち「ほかに比べるものがないほど優れたもの」という意味。 また、「多少利益は薄くても、お客さまの心を私の心として、消費者の身になって製造販売しよう」との池田模範堂(発売元)の経営方針から、価格もできるでけ割安に設定し、顧客にあまり負担をかけない「無費」との思いも込められたようである。
●「オロナインH軟膏」(大塚製薬)名前の由来‥⑧
「1953年に、アメリカのオロナイトケミカル社が開発した殺菌消毒剤の原液を軟膏に商品化し、オロナイン軟膏を発売しました。現在は、主成分であるヒビテン(グルコン酸クロルヘキシジン)の頭文字のHをとってオロナインH軟膏となりました」
また、オロナミンは、「当時大塚製薬の看板商品であったオロナイン軟膏とビタミンCを豊富に含んでいることを踏まえて、つけました」と説明しています。
●「メンソレータム」名前の由来‥⑧
・1894年、米国ユッカ社(メンソレータム社の前身)が開発。名前の由来はmenthol(メンソール、ハッカ脳)とpetrolatum(ペトロレータム、ワセリンの別名)の組み合わせから。日本での販売権、当初は近江兄弟社。
●「リゲイン」(三共)名前の由来‥②
「(元気を)取り戻す・回復する」という意味の「Regain」からきている。
●「ルル」(三共)名前の由来‥②
「(風邪を)鎮める・和らげる」・「なだめる・寝つかせる」などを意味する英語の「Lull」から取った。
●「浅田飴」名前の由来‥⑤
・漢方医学最後の大家と呼ばれた「浅田宗伯」にちなみます。
●「宇津救命丸」名前の由来‥⑥
・創業者の宇津権右衛門の姓より。
●「アース製薬」社名の由来‥⑥
・英語の「earth(地球)」より。
●「アラクス」社名の由来‥⑥
・1853年に端を発する医薬品企業荒川の頭文字の「ARA」と、無限の可能性を秘めた力という意味を持つ「X」を組み合わせて付けられている。
●「池田模範堂」社名の由来‥⑥
・創業者の池田嘉市郎の姓の池田に社会の模範となる会社になろうという創業者の思いを込めて付けられています。
●「エスエス製薬」社名の由来‥⑥
「Science&Society Pharmaceutical(科学を探求し、社会に貢献する製薬企業)」の2の「S」に由来している。以前は「Social Service(社会奉仕)」の意味を持たせていた。
●「エーザイ」社名の由来‥⑥
旧社名の日本衛材の衛材をカタカナ表記にしている。
●「太田胃散」社名の由来‥⑥
・創業者の太田信義の姓より。
●「近江兄弟社」社名の由来‥⑥
・創業地の近江の地名と、聖書の教えより、社員を兄弟と呼び「近江に集う兄弟」という意味に由来する。兄弟が設立した会社というわけではない。
●「大塚製薬」社名の由来‥⑥
・創業者の大塚武三郎の姓より。
●「改源 カイゲン」社名の由来‥⑦
社名の由来は中国古典の「孟子」より引用してます。
孟子 万章章句上 「既而幡然改 故源源而来」 中国古典「孟子」より
●「興和」社名の由来‥⑥
・平和な日本を希求して「平和を興す」から命名した。
●「佐藤製薬」社名の由来‥⑥
・創業者の佐藤幸吉の姓より。
●「再春舘製薬所」社名の由来‥⑥
・1757年に設立された肥後藩(現・熊本県)の医学校「再春舘」が掲げていた「学ぶ自由」という理念を受け継ぎたいとの願いに由来する。
●「三共」社名の由来‥⑥
・3人の共同出資により設立された事に由来する。
●「参天製薬」社名の由来‥⑥
・中国の古典「中庸」の「天機参与(天の意志に従うこと)」から「天の命令に従い、人々の健康に貢献する」という理念を導き出し「参天」と命名した。
●「塩野義製薬」社名の由来‥③
・創業者の塩野義三郎氏に因んでいます。
●「ジョンソン・エンド・ジョンソン」社名の由来‥⑥
・創業者であるロバート、ジェームス、エドワードのジョンソン兄弟の姓より。
●「ゼリア新薬工業」社名の由来‥⑥
「Zoom in on health care(健康へのニーズに焦点を)」
「Excel in quality at every level(企業活動すべてにベスト・クォリティの追求を)」
「Reach out to the world(世界に目を向けて)」
「Inspire confidence in management(信頼と期待に応える経営を)」
「Achieve our potential(事業発展の基盤づくりを)」
‥の頭文字をとり付けられている。
●「大正製薬」社名の由来‥⑥
・創業が大正元年である事に由来している。
●「大鵬薬品工業」社名の由来‥⑥
・荘子の逍遙遊の鵬について書かれた一説に由来する。鵬のように大きく成長するようにとの願いが込められている
●「武田薬品工業」社名の由来‥⑥
・創業者一族の姓より、四代目の近江屋長兵衛の時に「武田」に改姓した。
●「田辺製薬」社名の由来‥⑥
・創業者・田辺屋五兵衛の姓に由来する。
●「中外製薬」社名の由来‥⑥
・中外とは、国内と国外という意味で、自社開発の医薬品を国内だけでなく海外にも輸出したいという願いを込めて付けられている。
●「中京医薬品」社名の由来‥⑥
・創業者・山田正雄が愛知県半田市にて配置薬販売事業を立ち上げて以来、愛知県及び中京地区を拠点に営業活動を行っていたことに由来する。
●「ツムラ」社名の由来‥⑥
・創業者の津村重舎の姓より
●「日本ケミファ」社名の由来‥⑥
・1970年に創立20周年を契機に社内公募により決定している。日本における代表的な製薬企業を目指す為に日本を冠するとともに、製薬を意味する「chemical」と「pharmacy」という2つの単語を結合させた「chemiphar」という造語を作り出し、それを社名とするという案が圧倒的多数の賛成を集めた為に採用している。
●「久光製薬」社名の由来‥⑥
・創業者・久光仁平の姓に由来する。
●「ビオフェルミン製薬」社名の由来‥⑥
・乳酸菌整腸剤の「ビオフェルミン(biofermin)」に由来している。「biofermin」の「bio(バイオ)」は「生命の、生きた」を表し、「fermin」は「ferment(発酵、酵素)」に由来し、乳酸菌など有益な生きた微生物応用の商品という意味を持っている。
●「ファイザー」社名の由来‥⑥
・1840年代半ば、アメリカでチャールズ・ファイザー、チャールズエアハルトが創業した化学会社がルーツである。社名は、創業者の姓に由来している。日本法人は、田邉製薬との合弁のファイザー田邉がルーツである。
●「三笠製薬」社名の由来‥⑥
・日露戦争時に活躍した「戦艦 三笠」に由来する。創業者である故 緒方村男が、「戦艦 三笠」は不沈戦艦であったことに感銘を受け、「企業は絶対沈んではだめだ」とのことから社名を「三笠製薬」とした。
●「森下仁丹」社名の由来‥⑥
・創業者・森下博の姓の「森下」に、東洋道徳の根本である仁義礼智信の五常の首字であり、孔子の教えの中で最高の徳とされる仁の心を忘れないというところから「仁」に想到し、丸薬を表す「丹」とを組み合わせた造語の「仁丹」を合わせて社名にした。
●「養命酒製造」社名の由来
・1602年(慶長7年)、創業者塩沢宗閑は養命酒を完成させ、翌年徳川家康に献上して「天下御免万病養命酒」のお墨付きをもらいました。大正12年に「天龍館」の名で会社組織となり、昭和26年に社名を「養命酒製造」としました。
●「わかもと製薬」社名の由来‥⑥
・若さの素という意味である。
参考にしたHP
①http://drugname.onmitsu.jp/01a/01008ALINAMIN.html
②http://homepage2.nifty.com/yurai/shouhinC.html
③http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q128736287
④http://www.because.ne.jp/trendnavi/contents20/item02.html
⑤http://www.anesth.hama-med.ac.jp/anedepartment/name.asp
⑥http://www.yurai.jp/archives/company_name/
⑦http://homepage2.nifty.com/yurai/name2.htm
⑧http://www.dik.co.jp/seken/GOGEN/oro.htm
http://www5f.biglobe.ne.jp/~chino/kobayashi.htm
http://www.edo.net/machida/kateiyaku/kero.html
http://www.jah.ne.jp/~kako/frame_dwm_search.html
http://drugname.onmitsu.jp/
ウィキペディア(Wikipedia)
●頭痛薬「ノーシン」(アラクス)名前の由来‥⑤
・脳がシーンとなる
●歯痛薬「今治水」(丹平製薬)名前の由来‥⑤
・今治る歯くすり
●「チョコラBB」(エーザイ)名前の由来‥⑤
・当初は、チョコレートを使ったコーラのような飲料の商品名とするつもりだった。ところが、考えるうちに「商品を育てるには、消費者、ことに小児に親しまれ、愛誦される名前が必要だ」ということから、おりよく誕生したビタミン剤に、これを冠した。なおBBとは、ビタミンB2剤であること、呼びやすいことを考慮してBBとBを二つ並べた。
●便秘薬「コーラック」(大正製薬)名前の由来‥⑤
「後楽」‥たまっていたものが、スッキリ出て後が楽になる
●「リポビタンD」(大正製薬)名前の由来‥②
「リポクラシス(脂肪分解)」のリポ、「ビタミン」のビタン、「デリシャス・ダイナミック・ドリンク」の意味を込めた頭文字のDの合成語。その二年前に発売されたアンプル剤の「リポビタン剤」と区別するためのDでもあった。
●パブロン」(大正製薬)名前の由来‥②
・パン(Pan=すべての)とブロン(Bronchitis=気管支炎)の合成語で、「すべての咳に」との意味を込めた。現在のパブロンは総合感冒薬だが、発売から二十年間は咳止め薬だった。
●「アンメルツ」(小林製薬)名前の由来‥②
・ドイツ語の「アンチ(反対)」と「メルツ(痛み)」を合成して「アンメルツ(痛みを鎮める)」
●風邪薬「ストナ」(佐藤製薬)名前の由来‥⑤
・すっと治る
●腹痛薬「正露丸」名前の由来‥⑤
・明治時代の日露戦争時に軍で「腹痛予防」に使われ、「ロシアを倒す」ため「征露丸」という名前になる第二次世界大戦後、日露間の国交が正常化したため、不適切な名前となり、現在の「正露丸」になった。
●マキロン(第一三共ヘルスケア)名前の由来
・マーキュロクロムから「マキ」の文字をとり、語呂がよく耳にも響きのよい「ロン」をつけたと言われています。無色透明のマキロンは、発売当時、開発関係者の間で「白チン」と呼ばれ親しまれていました。
●「大学目薬」(参天製薬) 名前の由来‥⑤
「世の進むに従うて目薬にもこんな立派な物が出来ました」と宣伝した。めがねと髭を蓄えた博士の顔を商標としている。
●貼薬「トクホン」名前の由来‥⑤
・株式会社トクホンの前身である鈴木日本堂の創始者鈴木由太郎が甲斐の医聖といわれた永田徳本の事跡に感動したこと、また、弾むような語感に加え”徳”と言う字が人々に恩恵を与える”徳”に通じ、痛みを解くの”解く”に結びつく事を考えて命名。
●胃薬「ガスター」(山之内製薬)名前の由来‥⑤
・ファモチジン Gastric Ulcer(胃潰瘍)を治療するなどの意味
●「イチヂク浣腸」名前の由来‥⑤
・形がイチジクの実に似ているという説が有力だが、イタヂクの乾実は和漢薬の緩下剤として用いられているから、イチジクの実が熟するのが早いため浣腸の即効性を連想させるなどの説がある。
●「龍角散」名前の由来‥⑥
・薬の成分の「龍骨」(化石動物の骨)、「龍脳」(木のエキス)、「鹿角霜」(鹿の角)より、「龍角」という名が生まれ、微粉末を表す「散」をつけて付けられている。
●「ユンケル黄帝液」(佐藤製薬)名前の由来‥④
・ユンケルの語源は、ドイツ語のユンカー(JUNKER)‥「貴公子」という意味。「黄帝」の語源は古代中国の権力者である医学の祖に由来します。つまり「ユンケル黄帝液」は、近代医学の発祥地ドイツと東洋医学の発祥地中国の融合を意味しているのです。
●「アリナミン」(武田薬品)名前の由来‥①
・アリナミンは、ビタミンB1(チアミン)を分解するアノイリナーゼに抵抗性をもつ化合物であることから、「(ア)ノイ(リナ)ーゼ抵抗性チア(ミン)誘導体」の( )をとって、アリナミンと命名されたそうです。
●「チオビタ・ドリンク」(大鵬薬品)名前の由来‥②
・チオビタは、チオクト酸(最初の処方で肝臓に効く成分として使っていました。今はタウリンに代わっています)の「チオ」とビタミンの「ビタ」を合わせて命名。
●鎮痛剤「セデス」(シオノギ製薬)の名前の由来‥②
・鎮静の意味の「Sedative」と「塩野義製薬」の頭文字「S」で語呂を調節。右からでも左からでも同じ綴りの「Sedes」になっています。
●「コルゲン」(興和)名前の由来‥②
・コモンコールド(普通感冒)+アレルゲン(抗原)の造語
●胃腸薬「キャべジン」(興和)名前の由来‥③
・キャべジンはビタミンUの別名。ビタミンUはキャベツ特有の成分で傷ついた粘膜を修復し胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防や治療に有効。
●「バンテリン」(興和)名前の由来‥②
・英語のbandage(包帯)に由来。
●解熱鎮痛剤「バファリン」名前の由来‥②
・バファリンは英語の「緩和・緩衝」を意味する「バッファー(buffer)」と「アスピリン」の合成語。 その名のとおり、「バファリン」はバッファー剤(制酸剤の一種)を含んだアスピリン剤。
●鎮痛剤「ケロリン」(内外薬品)名前の由来
・その名のとおりケロリと痛みが治るところから考えだされたものです。
温泉地の浴場や銭湯に置かれた広告入りの黄色い洗面器で知られる。
●「パンシロン」(ロート製薬)名前の由来
・スイス・レマン湖に浮かぶシヨン城の英語読みから。当地を訪れた当時の社長がその美しさに感銘したことによる。→胃腸薬「シロン」を発売。「パンシロン」の源流に。
●「ロート目薬」名前の由来
・「ロート」の名称の由来は、目薬の処方を手がけた当時の眼科医界の権威井上豊太郎のドイツ留学時代の恩師であるロートムンドの名前から採ったもの。
●「ムヒ」(池田模範堂)名前の由来‥②
「天下無比、唯一無比」の「無比」、すなわち「ほかに比べるものがないほど優れたもの」という意味。 また、「多少利益は薄くても、お客さまの心を私の心として、消費者の身になって製造販売しよう」との池田模範堂(発売元)の経営方針から、価格もできるでけ割安に設定し、顧客にあまり負担をかけない「無費」との思いも込められたようである。
●「オロナインH軟膏」(大塚製薬)名前の由来‥⑧
「1953年に、アメリカのオロナイトケミカル社が開発した殺菌消毒剤の原液を軟膏に商品化し、オロナイン軟膏を発売しました。現在は、主成分であるヒビテン(グルコン酸クロルヘキシジン)の頭文字のHをとってオロナインH軟膏となりました」
また、オロナミンは、「当時大塚製薬の看板商品であったオロナイン軟膏とビタミンCを豊富に含んでいることを踏まえて、つけました」と説明しています。
●「メンソレータム」名前の由来‥⑧
・1894年、米国ユッカ社(メンソレータム社の前身)が開発。名前の由来はmenthol(メンソール、ハッカ脳)とpetrolatum(ペトロレータム、ワセリンの別名)の組み合わせから。日本での販売権、当初は近江兄弟社。
●「リゲイン」(三共)名前の由来‥②
「(元気を)取り戻す・回復する」という意味の「Regain」からきている。
●「ルル」(三共)名前の由来‥②
「(風邪を)鎮める・和らげる」・「なだめる・寝つかせる」などを意味する英語の「Lull」から取った。
●「浅田飴」名前の由来‥⑤
・漢方医学最後の大家と呼ばれた「浅田宗伯」にちなみます。
●「宇津救命丸」名前の由来‥⑥
・創業者の宇津権右衛門の姓より。
●「アース製薬」社名の由来‥⑥
・英語の「earth(地球)」より。
●「アラクス」社名の由来‥⑥
・1853年に端を発する医薬品企業荒川の頭文字の「ARA」と、無限の可能性を秘めた力という意味を持つ「X」を組み合わせて付けられている。
●「池田模範堂」社名の由来‥⑥
・創業者の池田嘉市郎の姓の池田に社会の模範となる会社になろうという創業者の思いを込めて付けられています。
●「エスエス製薬」社名の由来‥⑥
「Science&Society Pharmaceutical(科学を探求し、社会に貢献する製薬企業)」の2の「S」に由来している。以前は「Social Service(社会奉仕)」の意味を持たせていた。
●「エーザイ」社名の由来‥⑥
旧社名の日本衛材の衛材をカタカナ表記にしている。
●「太田胃散」社名の由来‥⑥
・創業者の太田信義の姓より。
●「近江兄弟社」社名の由来‥⑥
・創業地の近江の地名と、聖書の教えより、社員を兄弟と呼び「近江に集う兄弟」という意味に由来する。兄弟が設立した会社というわけではない。
●「大塚製薬」社名の由来‥⑥
・創業者の大塚武三郎の姓より。
●「改源 カイゲン」社名の由来‥⑦
社名の由来は中国古典の「孟子」より引用してます。
孟子 万章章句上 「既而幡然改 故源源而来」 中国古典「孟子」より
●「興和」社名の由来‥⑥
・平和な日本を希求して「平和を興す」から命名した。
●「佐藤製薬」社名の由来‥⑥
・創業者の佐藤幸吉の姓より。
●「再春舘製薬所」社名の由来‥⑥
・1757年に設立された肥後藩(現・熊本県)の医学校「再春舘」が掲げていた「学ぶ自由」という理念を受け継ぎたいとの願いに由来する。
●「三共」社名の由来‥⑥
・3人の共同出資により設立された事に由来する。
●「参天製薬」社名の由来‥⑥
・中国の古典「中庸」の「天機参与(天の意志に従うこと)」から「天の命令に従い、人々の健康に貢献する」という理念を導き出し「参天」と命名した。
●「塩野義製薬」社名の由来‥③
・創業者の塩野義三郎氏に因んでいます。
●「ジョンソン・エンド・ジョンソン」社名の由来‥⑥
・創業者であるロバート、ジェームス、エドワードのジョンソン兄弟の姓より。
●「ゼリア新薬工業」社名の由来‥⑥
「Zoom in on health care(健康へのニーズに焦点を)」
「Excel in quality at every level(企業活動すべてにベスト・クォリティの追求を)」
「Reach out to the world(世界に目を向けて)」
「Inspire confidence in management(信頼と期待に応える経営を)」
「Achieve our potential(事業発展の基盤づくりを)」
‥の頭文字をとり付けられている。
●「大正製薬」社名の由来‥⑥
・創業が大正元年である事に由来している。
●「大鵬薬品工業」社名の由来‥⑥
・荘子の逍遙遊の鵬について書かれた一説に由来する。鵬のように大きく成長するようにとの願いが込められている
●「武田薬品工業」社名の由来‥⑥
・創業者一族の姓より、四代目の近江屋長兵衛の時に「武田」に改姓した。
●「田辺製薬」社名の由来‥⑥
・創業者・田辺屋五兵衛の姓に由来する。
●「中外製薬」社名の由来‥⑥
・中外とは、国内と国外という意味で、自社開発の医薬品を国内だけでなく海外にも輸出したいという願いを込めて付けられている。
●「中京医薬品」社名の由来‥⑥
・創業者・山田正雄が愛知県半田市にて配置薬販売事業を立ち上げて以来、愛知県及び中京地区を拠点に営業活動を行っていたことに由来する。
●「ツムラ」社名の由来‥⑥
・創業者の津村重舎の姓より
●「日本ケミファ」社名の由来‥⑥
・1970年に創立20周年を契機に社内公募により決定している。日本における代表的な製薬企業を目指す為に日本を冠するとともに、製薬を意味する「chemical」と「pharmacy」という2つの単語を結合させた「chemiphar」という造語を作り出し、それを社名とするという案が圧倒的多数の賛成を集めた為に採用している。
●「久光製薬」社名の由来‥⑥
・創業者・久光仁平の姓に由来する。
●「ビオフェルミン製薬」社名の由来‥⑥
・乳酸菌整腸剤の「ビオフェルミン(biofermin)」に由来している。「biofermin」の「bio(バイオ)」は「生命の、生きた」を表し、「fermin」は「ferment(発酵、酵素)」に由来し、乳酸菌など有益な生きた微生物応用の商品という意味を持っている。
●「ファイザー」社名の由来‥⑥
・1840年代半ば、アメリカでチャールズ・ファイザー、チャールズエアハルトが創業した化学会社がルーツである。社名は、創業者の姓に由来している。日本法人は、田邉製薬との合弁のファイザー田邉がルーツである。
●「三笠製薬」社名の由来‥⑥
・日露戦争時に活躍した「戦艦 三笠」に由来する。創業者である故 緒方村男が、「戦艦 三笠」は不沈戦艦であったことに感銘を受け、「企業は絶対沈んではだめだ」とのことから社名を「三笠製薬」とした。
●「森下仁丹」社名の由来‥⑥
・創業者・森下博の姓の「森下」に、東洋道徳の根本である仁義礼智信の五常の首字であり、孔子の教えの中で最高の徳とされる仁の心を忘れないというところから「仁」に想到し、丸薬を表す「丹」とを組み合わせた造語の「仁丹」を合わせて社名にした。
●「養命酒製造」社名の由来
・1602年(慶長7年)、創業者塩沢宗閑は養命酒を完成させ、翌年徳川家康に献上して「天下御免万病養命酒」のお墨付きをもらいました。大正12年に「天龍館」の名で会社組織となり、昭和26年に社名を「養命酒製造」としました。
●「わかもと製薬」社名の由来‥⑥
・若さの素という意味である。
参考にしたHP
①http://drugname.onmitsu.jp/01a/01008ALINAMIN.html
②http://homepage2.nifty.com/yurai/shouhinC.html
③http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q128736287
④http://www.because.ne.jp/trendnavi/contents20/item02.html
⑤http://www.anesth.hama-med.ac.jp/anedepartment/name.asp
⑥http://www.yurai.jp/archives/company_name/
⑦http://homepage2.nifty.com/yurai/name2.htm
⑧http://www.dik.co.jp/seken/GOGEN/oro.htm
http://www5f.biglobe.ne.jp/~chino/kobayashi.htm
http://www.edo.net/machida/kateiyaku/kero.html
http://www.jah.ne.jp/~kako/frame_dwm_search.html
http://drugname.onmitsu.jp/
ウィキペディア(Wikipedia)