さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

釧路の夜は赤ちょうちん横丁へ

2018年05月15日 | 北海道シリーズ



夜になり、飲み屋へ出動だ!
いちおうどの店はいいかと検索してみるのである。
釧路といえば「炉端」。テレビでも紹介された有名店がある。どこにあるかと調べてみると、
店名を入れた瞬間に「ぼったくり」という文字が候補にあがってくる。検索サイトで、すぐに
候補があがってくるって、多くの人がそう入力しているってことですよね。

気になるので、とりあえず「〇×△ぼったくり」というので検索すると、体験談が出てくる。
おでんや魚を食べて2~3杯飲んだら7000円以上だったとか、値段の表示がないとか。
そういったレポートがいくつか出てくるので、こりゃあ行く気になれんな、と却下。



まあホテルからすぐの「赤ちょうちん横丁」に行って、感じのよさそうなところに入って
みよう。こういうところならぼったくられる心配はないと思う。ちなみに渋谷の呑兵衛横丁
では、エイヒレで3杯日本酒を飲んだら(名も知れぬやつだぞ)5000円と言われたことは
あるがなあ。でも地方ならそんなことはないでしょ。



例によってこういう感じである。どこも狭いので、一杯になっていないところを探す。



一番奥に、「デミナミ」というワインの店がありました。珍しいよね。釧路でも魚が続いて
いたので、1日くらいはこういうのもよかろうて。



6~7人でぎっしりという狭さ。「南出さん」がやっているので、逆さまにして「デミナミ」
っていう店名だとか。ワインの紹介で、「すっきり爽快!これであなたも株主うんぬん」と
書いてあるので、「なんで株主なんですか?」と聞いたら、「かぶぬしそうかい」でしょ^^
ときたもんだ。

右のメニューにはイラストが描かれていて、これも全部ソムリエの書いたものです。



ホテルのスパ施設でゆっくり風呂に入ったのでのどが渇いていた。こういう店ではビール
ではなく、シードルがあったのでこちらに。



料理もオサレでそ。ちなみにこの人、本物のソムリエで、「なんで赤ちょうちん横丁で
店を出したんですか」と聞いたら、「自分で料理してお客さんと対面するには、これくらいの
規模がいいかなと思って」とのことでした。

ソムリエならば、立派なソムリエバッジがあるはずですが、ミナミデさんはTシャツ一枚。
つけないのか聞いてみたら、失くしちゃったんだって^^; 再発行には4000円かかるので、
「そんな肩書だけにお金を使いたくない」とのことでした。



さすがプロだけに、お手頃価格でいろんな種類のワインを出していました。次々と楽しめる
のは、提供してくれる人の力量次第ですからね。またこの街に来ることがあれば、必ず
寄りたい一軒となりました。酒、料理、人と三拍子揃った店です。



2軒目はバーだ。しかし、狙いを定めた店がない?! あーれー。
あるはずのあたりを2周するが、ないっ! クソ寒いのにまいったなw



寒い&疲れたところで、こんな渋い暖簾の店に惹かれてしまふ。



ここ自慢の「つぶ貝」は旨そうであったが、それを食うには酒が必要だし、1人前5コ
であった。俺には多い。2コでいい。頑張って3コ。

なのでここはラーメンにする。真っ黒くって、旨そうでしょ。たしかに旨かったぞ。


目当ての店が見つからず、疲れて寒さに負けてラーメンを食ってしまったので、腹が
一杯になり、バーで飲む気がなくなった。この日は打ち止め。。。

ちなみに、ホテルは数十メートルの距離。これ、大事ね!
網走でもそうでしたが、寒~いところでは、宿泊するホテルは繁華街から100m以上離れては
いけません。酔って彷徨って凍死しそうです。



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