会津若松酒造組合の呑み切り審査会です。
約40点の、加盟10蔵の蔵内貯蔵酒の利き酒を、
福島県ハイテクプラザの先生と
会津若松酒造協同組合の酒質管理委員会で行います。
同地域のおなじ規格のお酒をまとめて利き酒することにより、
普段自蔵のお酒だけみていると気がつきにくくなってしまう
様々な点も見つけることが出来ますし、
会津清酒の今年の傾向もつかむことができたりして、
この後の出荷計画、熟成管理に
個人的にもおおいに役立つ審査会です。
どのお酒も、酒質熟成経過ともに良好でした。
特に、早いタイミングでの火入れがどの蔵でも増えてきたことで
生酒時のダメージを受けたお酒が大幅に少なくなりました。
これもひとえにハイテクプラザの先生方の
常日頃からのアツイアツイご指導のおかげでしょう。
同時に上槽後の処理がどの蔵も良くなってきてるということは、
今まで以上に造りそのものの精度が問われますので、
今年の冬に向けてより一層の技術向上を図らなくてはなりません。
そして会津娘のキモである火入れ・貯蔵技術ももっともっと
精度をあげるべく、研究勉強をかさねなくては、と
たくさんの課題に気づかされた一日でもありました。
そしてその夜はまた飲みすぎてしまいました。